医療法人加羽沢歯科医院医院HP

福島県会津若松市住吉町20-1

当院の矯正歯科治療について

矯正歯科治療の経験を重ねてきた歯科医師による治療

当院では、知識、経験を重ねてきた矯正治療担当の歯科医師による月に一度の診療を行っています。
歯や顎のトラブルの予防にも適した歯並びや、噛み合わせに導いていくのには技術や経験が求められると感じています。
矯正歯科治療の経験を重ねてきた歯科医師による診療を受けることで、患者様にとって適した歯並びに導くことができるほか、治療に関して不安を感じたり、心配な点、また、治療方法や治療にかかる期間などについても分かりやすく説明できるようにしています。

頭部X線規格写真(セファロ)

口の中の治療は繊細な作業が必要になります。
そのため、歯科用のレントゲンを使用し、肉眼では見えない、歯の間や、歯根などといった患者様の顔の骨格を調べるために使用します。
矯正歯科治療が一般的な歯科治療と異なる点として、歯を支えている骨格の形や大きさ、患者様のお顔の中でのバランスなどをセファロ分析することで、より患者様にあった矯正歯科治療のゴールを設定していきます。
患者様の正面や頭部のレントゲン写真を撮影、分析診断を行うのですが、特に横を向いた状態のレントゲン写真は、矯正歯科治療をはじめるのにあたって欠かせない資料となります。

矯正歯科治療について

矯正歯科治療とは

歯には力を加えた方向に移動する性質があります。矯正歯科治療はその性質を利用することで治療を行います。
矯正器具によって時間をかけて歯を動かしたい方向に一定の力をかけ続けることで、少しづつ時間をかけてより健康的な歯並びを作り上げていく治療方法です。
歯が動くスピードは1ヵ月に1㎜程度と矯正歯科治療が完了するまでには時間がかかりますが、身体への負担も抑えられる治療法になります。

歯並びの重要性

歯並びが良くないことは、見た目の美しさだけではなく、不正咬合、発音障害、虫歯、歯周病などの原因にもなってしまう場合があります。
また、義歯を使用する場合などでも、歯並びを治してからでないと、新しい歯が入れることができないなどという場合があるなど不都合がでることがあります。
矯正歯科治療を受けることで、これらの問題を改善していけます。

噛み合わせの改善

噛み合わせが好ましくない状態のことを、不正咬合といいます。
分かりやすい例としては、歯が生えるスペースが十分に足りずでこぼこに生えている、歯が重なり合って生えてしまっている、逆に隙間が大きく空いてしまっている、また、出っ歯のように上下の歯がずれてしまっていて正しく噛み合わせができない状態であったりと様々です。
これらの症状は、歯磨きの時に歯ブラシが届きにくい個所などがあるために、汚れが溜まりやすくなり、それが原因で虫歯になってしまうことがあります。
また、場合によっては不正咬合が原因で顎関節症を引き起こす可能性があります。

顎関節症とは

顎関節症になってしまった場合、顎の周辺の筋肉痛や、顎関節の痛みや不快感、口を開けるときなどにゴキッといったような音がして、耳のあたりまで痛みが出てしまったり、ひどい場合は口を開くことができないほどの痛みが出てしまう場合があります。
特に治療を行わなくても、自然に痛みなどが治まる場合もありますが、不安を感じた場合はご相談ください。

矯正歯科治療を受けることで

顎関節症を引き起こさないためにも、矯正歯科治療を行うことで歯並びを整えることは予防として効果的な手段の一つです。
また、ご自身の歯並びに不安があるけれど矯正歯科治療を受けるかどうか悩んでいるなど、歯に関してのお悩みがある場合は一度ご相談ください。矯正歯科治療の必要があるかなども含めて丁寧に説明いたします。

矯正装置の審美性

おとなの場合、仕事や見た目の問題から矯正装置を付けることに抵抗を感じられる方がいらっしゃいます。
そんな患者様にとって、矯正装置が透明になっているものや、白いタイプのものなど、歯の色になじみやすく、口を開けたときなどに見えにくいものなどがが開発されています。

小児矯正について

小児矯正を受けることで

まだ骨の柔らかい子どもの時に矯正歯科治療をはじめることで、大人になってから矯正歯科治療をはじめるよりも、より良い歯並びに導きやすくなります。
矯正歯科治療自体は大人になってからも受けることができますが、大人は骨の成長が終わってしまっているため、歯を動かすだけの治療となってしまいます。

小児矯正でできること

小児矯正では、乳歯が生え変わる頃に、部分的な矯正を行うことでこれから生えてくる永久歯の生えそろいを適切に導く1期治療、永久歯が生えそろった段階で、矯正器具を使って歯並びや噛み合わせを改善する2期治療に分かれます。
子どもは成長段階にあるため、ある程度は顎の成長をコントロールすることができ、より良い歯並びに仕上げやすくなります。
また、もし大人になってから再度矯正歯科治療が必要になった場合などでも、治療期間が短くなる場合や、より良い治療結果が得られやすくなります。

【1期治療と2期治療の違いとは】

1期治療で行うのは、不正咬合の軌道修正になります。歯の土台になっている骨格の問題を矯正歯科治療によって軌道修正することで、思春期にやってくる成長期の時にお口周りの骨格の問題が大きくならないように調整を行います。

2期治療では、永久歯がきれいに生えそろうための歯列矯正です。
大きな問題になる部分は1期治療を行っている場合は取り除かれているため、抜歯や外科的な治療を行う必要が抑えられ、場合によっては2期治療は行う必要がありません。

当院のこだわり

院内は、すべてバリアフリーで、スペースも十分に確保しています。
プライバシーを確保した個室的な診療室は、各台の椅子の色を変えることでご年配の方にも識別がしやすいように配慮しました。
また、白いピアノを設置した待合室は通院されている患者様や、ご近所の方々をお招きしてミニコンサートを開催するなど、地域の方々のふれあいの場として活用しています。

※治療結果は個人差があります。