スマートグリップ
この装置は従来の装置と見た目はほとんど同じですが、従来の装置の両側に、ワイヤーを保持するための形状記憶合金で作られたクリップが配置されており、従来ワイヤーを保持するために必要だった結紮(ワイヤーを矯正装置の溝に入れ、固定すること)の操作が不要になります。これにより治療時間の短 縮化が図れ、治療の流れがよりスムーズになります。チェアーに座っている時間が短くなることにより患者さんの負担が大幅に軽減されることになります。
スピード矯正
矯正治療は自分の歯を歯槽骨(しそうこつ)と言われるアゴの骨の中で少しずつ動かして(通常1ヶ月で約0.3ミリ)正常な位置に持って行くため、通常の治療では約2年〜2年半の治療期間を必要とします。しかし大人の患者さんの場合、それでは時間がかかりすぎるという方もいらっしゃいます。そこで、当院では矯正治療期間を短縮したいという患者さんの要望に応じて次の2種類の方法を用いています。
CASE1 コルチコトミー併用による矯正
これは矯正治療に先んじて歯を支えている骨(歯槽骨)に刻みを入れて歯の周りの骨ごと移動させ るという方法で、口腔外科での外科的処置が必要です。この処置は日帰りすることが可能で入院の必要はありません。この方法を併用すれば通常の治療期間(約 2年〜2年半)の約半分ほどに短縮できます。つまり約1年〜1年半の治療期間ということになります。
CASE2 インプラント併用による矯正
これは矯正治療用に開発されたSMAP(スマップ)またはMIA(ミニインプラント)と 呼ばれる装置を用いる方法で、複雑なもの(SMAP)はやはり口腔外科で埋入してもらう必要がありますが、簡単なもの(MIA)は当院でも30分ほどの処 置時間ででき、疼痛や危険なこともほとんどありません。この方法では通常の治療期間より約半年〜1年の治療期間の短縮が可能です。つまり約1年半〜2年の 治療期間ということになります。以下にそれぞれの写真を掲載しておきます。

舌側(目立たない)矯正
この方法では歯の裏側(舌側といいます)につけますので外からは見えず人に知られずに治療を行なうことができます。当院では次のような理由で上顎のみに舌側矯正装置をつけ、下顎は通常の唇側装置というハーフリンガルテクニック法(半舌側矯正法)を採用しています。
- 下顎の前歯部は下唇で隠れてほとんど目立たない。
- 下顎に舌側矯正装置を入れると装置が常に舌と当たっているため疼痛の原因になったり発音が非常にしづらくなり、日常生活に与える影響が大きい。
- 下顎は正しい場所に装置がつけにくく、かみ合わせの関係ではずれることが多い。
- 舌側矯正装置の場合、一度の予約で通常の治療の2〜3倍の時間と手間がかかるため費用も上顎のみで5割高、上下では10割高(2倍)となり、費用がかかりすぎる。

舌側(目立たない)矯正装置
歯の裏側(舌側)に装置をつけます。写真左側は、上の歯の裏側に装置がついており、表からはわかりません。
舌側矯正のメリット・デメリット
| メリット | 大きなメリットはやはり外から目立たないということです。 |
| 舌側は唇側と比べて虫歯になりにくく、例えなったとしても唇側のようには目立たない。 | |
| デメリット | 歯の裏側に装置をつけるため舌に当たり、発音がしづらくなる(この傾向は下額に舌側装置をつけた場合により顕著になります) |
| 舌側矯正法は一回の予約時間が通常の方法に比べて約2〜3倍かかるので混雑時にには診療できず、診療予約時間が制限される(平日の午後3時までの予約になります) | |
| 上述の通り、通常診療に比べて2〜3倍の手間がかかるためその分費用も高くなる(5割増) |
プラズマ式光重合機
プラズマアークライト
当院では患者さんにできるだけ装置装着の際の負担を少なくし、清潔な装置を提供するため、充実した機能を備えた光重合システムを導入しております。
個別コンパートメントに密封されたプリプライムドブラケットを、プラズマアークライトにて装着します。
この方式では光照射時間を通常の1/2〜1/3に短縮することができますので、治療時間の短縮、患者さんの負担軽減につながります。また耐磨耗性と耐変色性を備えた装置を、衛生的にご利用頂けます。










