アーク歯科・矯正歯科医院HP

東京都目黒区鷹番2-19-3 大伴ビル3階

矯正治療について

矯正治療は、原則として保険が適用されない治療ですので、「興味はあってもなかなか…」という方も多いのではないでしょうか？
皆様に少しでも気軽に一歩を踏み出して、歯並びのお悩みを解消していただけるように、矯正歯科の初診相談を行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

矯正治療中の生活ポイント

矯正治療中のブラッシング

歯列矯正中は、ワイヤーやブラケットを装着しているので、歯ブラシが直接歯に当たりにくく、口腔内が虫歯や歯周病になりやすい環境になります。そのため、磨き残しがあって虫歯になるケースが多く、ブラッシングには気を使わなければなりません。通常の歯ブラシのほかに、矯正専用の歯ブラシやタフトブラシ、歯間ブラシなどを使うこともお勧めします。歯間ブラシは歯と歯の間に挿入して使用するもので、矯正装置と歯の間やブラケット周りを磨くのにぴったりです。各種ブラシの使い方は、当院スタッフにお気軽に相談ください。

主な矯正装置の種類

メタルブラケット

もっとも一般的な矯正装置です。ブラケットが金属（銀色）のため目立ちますが、ブラケット自体の大きさは小さいため口腔内や唇への違和感（痛み）は一番少ないのが特徴です。
また、金属のブラケットは、歯が動くのがほかのブラケットに比べて多少早いようです。

セラミックブラケット

審美ブラケットはメタルブラケットと違い、白色または半透明に近いため、遠目にはほとんど分からないのが特徴です。強度の面ではメタルブラケットに比べると劣りますが、審美的にとても優れた矯正装置です。

目立ちにくい表側矯正

当院では目立ちにくい表側矯正にも対応しています。
この際使用する装置は、歯を動かすために使用する装置とワイヤーの摩擦抵抗が少ないため、弱い持続的な力を与えられることで歯の移動をスムーズに行えるものを採用しています。
装置が透明なので、目立ちにくく審美性にも優れていることも特徴です。

また、歯に掛かる力が弱いので、矯正治療で発生する歯の痛みなども緩和されます。素材も汚れの付きにくいもののため、治療中の虫歯のリスクの軽減にも繋がります。

リンガルブラケット

リンガルブラケットの特徴は、矯正装置（ブラケット）を歯の裏側に装着できることです。歯の裏側に装置があるので、舌があたってしゃべりにくいことや、発音しにくいということはあります。しかし、表側からは矯正装置が見えにくいので、周囲の人たちに気付かれにくく、矯正治療を行うことができます。

マウスピース型矯正装置

透明なマウスピースを用いて行う矯正治療です。患者様はただ透明なマウスピースをはめておくだけですので簡単ですが、口腔内の状態によっては使えない場合もございます。

部分矯正

部分矯正は、歯を全体的に動かすのではなく、一部分だけ動かす矯正歯科治療です。
気になる部分のみ治療を行うので、通常の矯正歯科治療よりも治療期間が短くなる場合があります。

小児矯正

小児矯正は、子供の成長期を利用して治療を行う子供の時期にだからそこできる治療方法です。より効果的な治療を行うために、適切な時期に治療を開始できることが大切ですので、お子様のお口の状態が気になる場合などは、早めに歯科医師にご相談いただくことをお勧めします。

矯正治療の流れ

初診相談

初診時は、治療の必要性や矯正治療の適切な開始時期、予測される装置、治療期間の概略についてご説明致します。
未成年の方は、保護者の方とご来院ください。
精密検査

診断に必要な歯の型、噛み合わせ、口腔内の写真、顔写真、レントゲンなどを採取します。
診断

検査した内容を元に診断結果をご説明します。不正咬合の種類や治療方法についてご案内し、矯正治療の基本料金を決定致します。
装置装着動的治療開始

矯正装置による動的治療を開始します。ご来院いただく間隔は3～4週間に1度で、歯磨き指導も併せて行います。
動的治療終了保定開始

矯正装置を外し、保定装置による後戻りを防止する治療を行います。程度が良ければ来院間隔をあけていきます。

矯正治療のQ&A

矯正治療は何歳ぐらいから?
個人差はありますが、早いと3歳ぐらいから始めることができます。
不正咬合の状態によって開始時は異なりますので、気になる場合は一度ご相談ください。
大人になっても矯正はできる?
当院の患者様にも成人の方はいらっしゃいますし、中には60歳以上の患者様もいます。
歯と歯周組織がしっかりしていれば、60歳以上の方でも矯正治療を受けることは問題ありません。
歯を抜かなくても矯正治療はできる?
日本人の顎の場合、歯を抜かない矯正治療をすべての方に当てはめることはできないと考えています。
抜かないで矯正治療を行うことはできますし、どんな症例でも歯を抜いて治療を行うわけではありません。
顎の大きさ、歯の大きさ、口元のバランスなどを考え、治療方針を提案しています。
患者様ともしっかりとお話しし治療に進みます。
矯正装置が目立つのが嫌な場合は?
目立ちにくい透明な装置と白いワイヤーの使用や、歯の裏側に装置を装着する裏側矯正(舌側矯正)など様々な治療法をご提供しています
。目立つ装置での治療が気になる場合はご相談ください。
矯正治療には痛みはあるの?
矯正装置の着け始めには痛みがある場合がありますが、これは徐々に慣れてきます。
当院では、この痛みをできる限り抑えて治療をできるように努めています。
治療中の来院間隔は?
矯正治療中の来院間隔は3～4週間に1度となります。
通院が難しい方の場合は、来院間隔を長くするなど患者様とご相談しながら治療を進めていますので、頻繁な通院が難しい場合などはご相談ください。