ハサミさんの相談
どの矯正方法で治療すべきか
はじめまして。30代になっての歯列矯正を検討しており、提示された異なる治療法の間で揺れています。問題のありそうな歯は以下です。
右上3:八重歯 右下3:八重歯(クロスバイト) 右6と7:シザーズバイト 左7:シザーズバイト 親知らず:10年ほど前に4本全て抜歯
治療法としては
�“柑�(上下左右1本ずつ)+ブラケット矯正
メリット
外科矯正には敵わないが横顔の改善がある程度望める(現状、上下唇がEラインより少し前に出ていますし、下顎の梅干しのようなシワもあります。骨格的に下顎が後退気味みたいです。)
デメリット
シザーズバイト解消のため、アンカースクリューを10本くらい使うか、SASというチタンプレートを埋め込む必要がある
��非抜歯インビザライン矯正
メリット
アンカースクリューやSASは使わずに治療できる
うまく歯が移動できれば、ブラケット矯正より少し早く終わるかもしれない
デメリット
抜歯しないため、横顔は現状維持
�３芦紛裟気眩�択肢としてお話はありましたが、考えていません。
私としては、歯並びだけでなく横顔が綺麗になった方がもちろん嬉しいですし、そのためには抜歯が必要なことも理解しています。ただ、予想以上にたくさんのアンカースクリュー等を併用せねばならず、治療に耐えられるか不安です。歯磨きが困難になり、治療中に虫歯や歯周病になったら…とも思います。このような場合、横顔の改善まで望むかどうかを基準に治療法を決めれば良いのでしょうか?抜歯と非抜歯で治療後の歯列の安定性に差はないのでしょうか?
また、インターネットを見てもブラケット+アンカースクリュー併用のシザーズバイト治療例はよく見ますが、インビザラインはほとんど見つけられませんでした。インビザライン矯正で、シザーズバイトを矯正することは実際可能なのか?というところも知りたいです。よろしくお願いいたします。
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- 医療法人 くす矯正歯科
- （ 京都府 京都市下京区 ）
- 2018-05-18 11:25:00
横顔の改善を望まれるかどうかはハサミさんの気持ち次第です。アンカースクリューなども必要であれば受け入れる必要があると思います。無理やりの非抜歯治療は口元の変化も少なく、後戻りの可能性も強いと思われますが状態次第です。ｲﾝﾋﾞｻﾞラインとアンカースクリューの併用もあります。シザースバイトの程度次第ではアンカースクリューなしでｲﾝﾋﾞｻﾞラインだけでの治療が可能な場合があります。よろしくお願いいたします。
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- ハサミ(34歳 女性 会社員 ）
- 2018年06月07日00時53分
返信が遅くなり申し訳ございません。
回答いただきありがとうございます。
やはり、横顔も改善したい気持ちがあるので抜歯矯正に気持ちが傾きつつあります。
大臼歯が生え変わるタイミングで矯正していれば、今より矯正しやすかったようで…そこが悔やまれてなりません。
悔いのない治療法を選択したいと思います。
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2018-05-18 12:16:00
抜歯しないと口元を後方へさげる事は不可能です。２はないと思います。1ですが必ずしもアンカーインプラントは必要ありません。アンカーインプラントを使用しなくても鋏状咬合（シザースバイト）は治せます。ブラケットを使用する治療は正しいですがアンカーインプラントは先生によるやり方の問題だと思います。アンカーインプラントに不安がある方は多くいると思います。この点に関して使用しない矯正歯科医にセカンドを求めるのはありだと思います。
治療が成功する事を祈っています。
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- ハサミ(34歳 女性 会社員 ）
- 2018年06月07日01時02分
返信が遅くなり申し訳ございません。
回答いただきありがとうございます。
色々悩みながら考えましたが、気持ちは抜歯矯正に傾きつつあります。
相談した医院では、私のような症例に対してはアンカースクリューやチタンプレート埋込を併用するということでした。
他の治療法もあるとのことで調べましたがよく分からず…パラタルアーチ？を使うこともあるのでしょうか？
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2018年06月07日12時51分
アンカースクリュウ（インプラント）、パラタルバー、、、これらの装置は総称して加強固定装置（かきょうこていそうち）と言います。では加強固定について説明します。
前歯を後方に移動させるためには歯を抜いた場所を使用します。この時、後方にある臼歯部から前歯を牽引します。前歯は後方に行く作用に対して反作用は臼歯が前方に移動します。この量が多いとせっかく抜歯したのに目的の量まで前歯を後方に移動する事ができきなくなります。臼歯部の前方への移動によって場所を取られてしまいます。どれぐらい抜いた場所を前歯が使用するかによってこの加強固定装置を矯正歯科医は選択します。要するに臼歯部が動かないように助けてあげるという事です。
最大の固定が必要な場合にアンカーインプラントを使用します。他にも上下の歯列からゴムを牽引する。あるいはヘッドギアなどで頭や首から牽引する装置があります。これは前歯の牽引を臼歯から行わずに他の場所から牽引するという事です。装置はそれぞれ一長一短があります。
その他に中程度の固定に用いられる装置にパラタルバー、ナンスのホールデイングアーチ、リンガルアーチなどがあります。
これを必要に応じて選択します。また、患者様の協力度によっても選択します。
歯科用語は一般的な言葉が少なく分かりにくいかもしれません。
治療が成功する事を祈っています。
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- さわだ矯正歯科桂クリニック
- （ 京都府 京都市西京区 ）
- 2018-05-31 19:21:00
上下すべての歯を後方へ移動し、かつ前歯を短くするアンカースクリューをします。合計5本のアンカースクリューです。シザーズバイトは大して難しくありません。一時的にかみ合わせをバンドセメントなどで高くしてシザーズバイトの歯が治りやすいようにします。もし、歯を抜くとしても前歯を短くするアンカーはすべきです。前歯が長いために下顔面が長く下顎が後退するので横顔が良くないのです。抜いて歯を引っ込めても前歯が長くなるとさらに下顎が後退して横顔が良くなりにくいので要注意です。そもそもの原因は口を開けているからで、その原因はかむ筋肉が弱いからです。矯正中もなるべく良くかんでかむ筋肉が落ちないように注意して下さい。
