いっしさんの相談

カテゴリ:抜歯について

小児矯正

宜しくお願いします。娘9歳の母です。7歳の時から矯正第1期を開始して前歯4本上下は綺麗にそろいました。そこで第1期は終了で第2期に始めるのですが先生のお考え歯横が次々に抜けてくのでそのタイミングの方が新しい歯を動きやすく綺麗に並べられます。娘は受け口傾向があります。
レントゲン等色々調べた結果顎が小さく永久歯が全て入りきらない。上下4本抜いた方がよい。受け口傾向なので下は頑張れば入るかもだけど上は永久歯2本入るスペースに3本入らないといけない状況です。はやり永久歯4本抜かないとダメなのでしょうか?横のスペースを広げる方法はないでしょうかと質問したら今までした前歯が綺麗になった意味がなくなるそうなのです。初めから歯を広げるようにしていたら4本抜かずに済んだのでしょうか?やはり4本抜くのは一般的なのですか?先日お友達が小学低学年の時に八重歯になるかもと言われていたがそのまま何もしなかったが6年生になり普通に綺麗に並んだと話を聞き不安になりました。

さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

一般的なお話で言えば、歯科矯正のために永久歯を抜くということは少なくなっていると思いますが、やはり程度問題によると思います。

1期治療では将来的に永久歯を抜かないで済むように、歯並びを広げようとすることが多いですが、広げるにも限界がありますので万能ではありません。

また、小さなお口に無理やり歯を並べることも技術的には可能ですが、見た目は普通にキレイでも、歯並びが非常に不安定になってしまいますので、お勧めはできません。

相談者さんの娘さんの場合は、実際にお口の中を拝見したわけではありませんので何とも言えませんが、抜いてしまった永久歯は二度ともとには戻りませんので、主治医の先生と納得いくまで話合ってみるのが良いと思います。ご検討下さい。
読ませていただきました。

約半数ぐらいの方は小臼歯を抜いて治療をしています。残念なのは小児の頃からの治療でも歯を並べるのに十分な隙間を作ることができなかったという事ですね。

矯正治療は専門の歯科医院でしょうか?でしたら大丈夫だと思います。デコボコがあって広げてすべての歯を排列しても結局は口元が前に出てしまい横顔が悪くなる結果になることがあります。

少し心配なのは反対咬合の傾向がある事ですね。9歳ですとまだ上顎骨も前方に成長します。しかしあと2年もするとその成長はなくなります。そして下顎骨の成長時期がきます。これは13歳から15歳頃です。この時期に下顎が大きく成長すると反対咬合(受け口)になってしまいます。矯正歯科医はこの治療開始時期を考慮しているはずです。

お友達はおそらくはえて来る歯の大きさ標準的だったのでしょう。そのために八重歯にならなかった事が考えられます。矯正治療は個人によってかなり違いがあります。参考にはされない方が良いです。人それぞれお顔立ちが違うのと同じです。

もし不安でしたら他の矯正歯科専門歯科医院へセカンドオピニオンをされるとよいです。抜歯が必要かどうかならすぐに答えてくれると思います。

治療が成功する事を祈っています。

相談を投稿する