はるまきさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

拡大装置について

10歳0ヶ月の小学4年の息子が反対咬合です。
小さい頃から歯科検診で先生に相談してきましたが、大人の歯が生え揃ってから矯正について考えましょう、と言われてきました。

現在、上の前歯が2本永久歯、下の前歯4本が永久歯です。反対咬合のため、ボ〜っとしてると下顎がかなり前に出てる時があるのと、上の永久歯が斜めに生えてるのが気になり、最近私が通い始めた歯科医院にて、息子の矯正相談をしたところ、まずは上顎を広げる拡大装置を勧められました。

年齢的に、もしかしたら顎の成長が止まってきて動かないかもしれない、その場合は矯正に移行とのこと。
ただ、永久歯がまだ少ないので動く可能性が考えられる。上顎が小さく、永久歯が生えてくる隙間が無いので、拡大装置が有効なのでは。
矯正だけだと、大人になった時に下顎を下げる手術することになる可能性がある。睡眠時無呼吸症候群などになりやすくなる、、

とのことでした。
父親が、子供の頃反対咬合だったのですが、現在は噛み合わせると上下がカッチンとぶつかる状態です。

大人になった時に顎が伸びて見た目的にコンプレックスを抱くのではないかという点と、前歯が斜めになってるのが気になり、矯正を考えましたが、初めて拡大装置について知りました。
拡大装置によって、顔の印象が大きく変わったりするのではないか?心身的な負担がどれくらいあるのか心配です。受験も視野に入れており、サッカーもやってるので、なるべく本人の負担ストレスの無い方法で進められたらと思います。
本人は前向きなのですが、ネットで調べると、拡大装置が適してる症例は限られてるなどの意見もあり、こちらで相談させて頂きました。
拡大装置についてのメリット、デメリット等を教えていただければと思います。
文章にまとまりがなくスミマセン。

読ませて頂きました。

まずは永久歯になってからというのは間違いです。遅すぎます。私は矯正治療を始める時期は6歳から7歳がベストだと考えています。

2件目の医院ですが、矯正の専門医院ではないようですね。まずそこでは横顔のレントゲン写真、セファログラムを撮影しましたか?そして分析結果の説明を受けましたか?

お父様が少し反対咬合の傾向があるとの事ですね。そして横顔からの印象で下顎が少し出ているような感じを受けるという記載から骨格性の下顎前突(反対咬合)の可能性が高いです。

この場合ですが上顎骨を前方に牽引する。あるいは下顎の成長抑制と言うのが一般的です。しかし、現在使用されている装置はそれではないですね。その装置をなぜ使用したか?というのに疑問があります。乳臼歯と第一大臼歯も反対咬合でそれを拡大しているとなればこれはほとんどの歯で反対咬合だという事になります。それなら上顎骨を拡大する急速拡大装置の方が適しているのではないか?とも考えられます。

骨格性下顎前突であれば矯正歯科専門病院をお勧めします。記載されている内容からするとしっかりとした現状把握と診断がなされていない気がします。これをしてもらって、現在の上顎骨の前後方向での位置、成長発育の状態。下顎骨の前後方向の位置、前歯の傾斜角度などの説明をしてもらい診断してもらう必要があります。すなわち骨格性なのか歯槽性なのかです。それからどんな装置が適しているか?という説明を受けてから矯正治療は始めるべきです。

10歳は矯正治療を開始するベストの時期の最後ぐらいです。1度専門医院へセカンドオピニオンをお聞きになってもよいと思います。
  • はるまき(37歳 女性 主婦 )
  • 2016年07月15日18時37分

ご回答ありがとうございます。
私自身、昨日初めて矯正について話を聞いたので、説明が下手でスミマセン。

昨日は相談のみで、まだ矯正は始まっていません。
「急速拡大装置」で検索したら、昨日勧められた物でした!
「拡大装置」と「急速拡大装置」では、内容が全く違うのですね>_<
昨日もらったパンフレットには「拡大装置」と書かれていたので、間違えましたm(__)m


今、息子の噛み合わせを見てみたら、奥歯は反対咬合ではなく、下の歯真ん中8本が前に出てました。

昨日は、歯科医院の院長先生に相談でした。
通いで矯正の先生もいらっしゃるそうなのですが、その先生とは考え方が違うらしく、急速拡大装置ではなく、矯正を勧めてくるとのことでした。
息子の場合、矯正しても、いずれ手術で顎を削る必要がありそうで。院長先生自身も手術を経験され、麻痺が残ったので、そうならないためにも、上顎を広げ、これから生えてくる永久歯の歯並びを良くして、下顎の成長を止めよう、、という話をされていました。


セカンドオピニオンは、まず相談した医院に話をしてから行うべきですか?それとも、矯正専門医にて昨日と同じように相談すれば良いのでしょうか?他で相談してることは言うべきですか?
基本的な質問でスミマセン。。
近くだと錦糸町に専門医がありそうなので、相談してみようと思います。
返信ありがとうございます。

一つ追加のアドバイスですが、顎の手術が必要なほどの状態でしたらセカンドオピニオンをお聞きになる歯科医院は矯正専門歯科医院であり、かつ育成、更生医療機関にしてください。育成、更生医療機関は外科手術が必要な患者様を健康保険で治療する事が可能です。費用負担の軽減につながります。

セカンドをお聞きになるなら具体的な治療が始まる前であればどのタイミングでもよいと思います。どちらにしても院長先生はそれほど矯正治療の知識はなさそうですね。そのために月に何度か矯正の先生が治療のために来るわけです。しかし、手術が必要になる怖れがあるのなら経験豊かな育成、更生医療機関に行ってくさい。将来転院する必要もありません。

治療が成功する事を祈っています。
もりやま歯科矯正歯科クリニックの森山と申します。
 拡大装置のメリットデメリットについてのご質問です。拡大装置のメリットは、顎を拡げることによって、歯を並べるスペースを確保できることです。デメリットは、拡大によって得られるスペースに限界があることと、拡大量によっては後戻りの可能性が高くなることです。顔の印象やストレスについては個別性の問題であり、お書きになった情報では正確にお答えすることができず、経験談ていどしか書けません。この情報を挙げても、質問者さんは混乱すると思います。

 お書きになった文章からは、質問者さんが子供の歯並びになやみ、相談、検索していく中、膨大な情報が入り込んで、それらを処理することができずにいる。さらには治療の日常への影響に対する不安、将来への予測など様々な疑問が入り込んで、混乱して思考が迷走している様子がうかがえます。すべての問題を一度に解決しようとしているようにみえ、無理があるようにみえます。今一度、問題点を整理してはいかがでしょうか。悩みを疑問を列挙し優劣をつけて解決する方法を模索することをおすすめします。拡大装置を含め、装置の種類、方法は枝葉の話です。木を見て森を見ずになってはいけません。ある程度の知識を得た後、歯並びについての大きな方針をたてたうえで、個別の疑問、問題に分けて対処したほうがわかりやすくなります。患者さんがぶれると医師もぶれます。しっかりした意向をもてば、きっとうまくいきます。
はるまきさん初めまして、銀座矯正歯科の深沢です。
ご相談内容拝見いたしました。
息子さんの反対咬合で上顎に拡大装置を使用するかどうかでお悩みとのことですね。
お父様も幼少期に反対咬合で現在切端咬合(前歯同士が同じ位置で当たってしまうこと)であるということですが骨格や歯並びは遺伝の影響もありますのでお子様も似る可能性があります。
このことを踏まえて今の矯正担当医が上顎を広げて下顎とのバランスを良くするために拡大装置をご提案したのだと思いますが再度治療計画やご説明をよく聞いて頂き使用するかどうか等ご検討下さい。
拡大装置は息子さんががんばって使えるかどうか、はるまきさんのご協力も必要になりますのでその点も合わせて考えてみてください。
使用がまだ不安で様子を見たい場合はまだ永久歯に生えかわってない部分が多いので矯正担当医のご提案通り永久歯に生えかわってから矯正をする選択をされてもいいかと思います。
ご参考にして頂ければ幸いです。

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