りんさんの相談

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顎の痛みで歯列矯正中断とブラケット奥歯の輪っかについて

酷い右あごの痛み(顎関節ではなく筋肉からきていると診断)、首周辺の筋肉の突っ張り等が発生したため、歯列矯正開始から5ヶ月後にワイヤーを切断した。ブラケットは装着したまま歯列矯正は現在5ヶ月間中断。抜歯は3年前に親知らずを4本。昨年始めた歯列矯正に伴い、小臼歯を上の歯2本、下の歯は右側のみ1本抜歯。下の歯は、先天性欠如でもともと13本。

現在は、整形外科で首周辺から腰の治療をしてもらい、筋肉の突っ張り等は軽減した。しかし、あごだけが痛い(特に右顎)。
食事をしたりすると、右顎から首の右側までが、また痛くなったりすることもある。

質問としては下記2点。
ブラケットの奥歯の輪っかが、あごの筋肉の痛みが取りきれない要因になっていますか?
奥歯の輪っかが原因で、歯が動きづらいのでしょうか?

いま優先したいことは、あごの突っ張る痛み、顎からはじまる首の痛みをとにかく取り除きたい。
仮にブラケット(奥歯の輪っか)が痛みの原因だとしたら、ブラケットは取り外したい。(矯正を再開する際に、再度費用が発生したとしても取り除くことを優先。)

経緯としては、腰(仙腸関節)を痛め、足が突っ張ったりすることがある状態で矯正を始めてしまった。その後、首が痛くなり、最後は顎周辺が締め付けられる痛みで血行不良のようになり、ワイヤーは切断。
脚や腰、首については整形での治療で治ってはきたが、顎が変な位置にあったり、突っ張って口が開かない状態で毎日苦しんでいます。

ブラケットの奥歯の輪っかが、あごの筋肉の痛みが取りきれない要因になっていますか?
奥歯の輪っかが原因で、歯が動きづらいのでしょうか?
についてのご回答よろしくお願いします。

※緊急を要する相談は回答ができかねるため、一部内容を修正・割愛いたしました(運営部)

読ませて頂きました。かなりお悩みのようですね。症状を察するにすぐに治るというものでもなさそうです。

まずもっとも記載されている内容で気になるのが“先天性欠如で元々13本”というところです。矯正治療された目的はなんですか?かなりの数の先天欠如歯があります。しかもさらに矯正治療で歯を抜かれています。

矯正治療をおこなった理由が酷い右顎の痛み。筋肉痛だとするとそれは矯正治療では治らないと思います。矯正治療では肩こりや首の痛みなどは治療したくて矯正治療というのは違います。まずは大学病院などの口腔外科を受診されることをお勧めします。そして最終的には先天欠如している歯の治療などを含め矯正歯科も参加して学際的な治療(専門家が集まって治療する)をするというのはよいですが、矯正治療をしたからと言って記載されているような症状が軽減する事はありません。

まずは痛みの軽減など口腔内の事を相談される口腔外科へ行かれてください。すぐにはよくはなりません。根気よく治療してください。矯正治療の金属の輪は何も関係ありませんが、矯正治療を再開する必要がなければはずしてもらってください。

矯正治療の結果、肩こりなどが治ったという人は多くいます。しかしそれを目的として治療するものではありません。矯正治療の結果、きれいで機能的な歯並びを得たために姿勢などがよくなったり、気分が高揚したりする。その結果肩こりがらくになったそんな事があります。矯正科ではなくまずは口腔外科へ一度相談に行かれてください。

治療が成功する事を祈っています。
  • りん(31歳 女性 会社員 )
  • 2016年08月06日19時23分
ご相談にのって下さり、ありがとうございます。

上の歯はもともと14本、下の歯は13本で歯が1本先天性欠如。合計27本の状態で歯列矯正を始めました。
(親知らずは3年前に4本抜歯済み。)

歯列矯正を始めてから、右顎や首、肩の痛みが発生しています。

地元の口腔外科(顎関節症の専門医)の診察では、顎の関節は問題なく、筋肉によるものと診断。

顎が筋肉に引っ張られて顎の位置が安定しない、自分で正しい顎の位置がわからず右顎が痛い状態です。

下記3点のご相談にのっていただけたら幸いです。

歯列矯正によって、顎の位置がずれたり、顎の筋肉の痛み、肩や首が引っ張られるような痛みが出ることもあるのでしょうか?

このような痛みが発生した場合には、最初に顎の治療をしたほうが良いのでしょうか?

また、最後に1点だけ確認させて頂きたいのですが、ブラケットの奥歯の輪っかが、あごの筋肉の痛みを引き起こしているわけではないと考えて良いのでしょうか?
(現在、ワイヤーは取り外した状態です。)
りん様の場合は咬合を安定化させて筋肉の痛みを治療する事が優先です。顎関節症の治療を優先すべきです。奥歯のわっか(バンド)を気にされているようなら外してもらった方がよいのではないでしょうか?現在その装置が何か役目を果たしていますか?

記載内容からすると整形外科領域の治療も必要ですね。矯正治療はそれらが解決してからの治療です。

長期にわたる加療が必要になると思います。根気よく頑張ってください。治療が成功する事を祈っています。
りん様

ご相談ありがとうございます。なかやま矯正歯科 中山と申します。
現状お聞きした限りでは、あごの痛みと奥歯の輪っかに直接的な関係はないと考えます。また、奥歯の輪っかが原因で歯が動きにくいというのも考えにくいのではないかなと思います。
ただ、顎関節症に関しては多くの要因が考えられるため、奥歯の輪っかや矯正自体がりん様にとって少しストレスに感じられ、無意識のうちに食いしばりなど顎に負担をかけている可能性はあるかもしれません。ワイヤーを外しており、装置自体を外しても矯正治療という意味では変わらないかと思いますので、奥の輪っかが気になるようであればすぐに外してしまう方が良いと思います。
矯正治療によって一時的に咬みにくくなったりということは考えられ、治療をすすめることにより、徐々に咬み合わせが安定してくると思いますので、顎関節症をフォローしつつ矯正治療が進められればベストかとは思います。ただ、現状ではかなり顎関節症でお悩みのようですので、ある程度顎が落ち着いてから矯正治療を進められはいかがでしょうか?
まずは口腔外科の先生とゆっくりお話されることをお勧めします。

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