minamiさんの相談

カテゴリ:その他

セファロで顎が大きくなったと判断されました。

私は現在高2で、歯並びがガタガタだったので非抜歯で矯正中です。

顔立ちがとても変わったので、心配になってセファロをとってもらった所、上顎下顎とも大きくなったといわれました。

上顎下顎とは、正確にはどこの事をいうのでしょうか。

例えば下顎であれば、顔の下の顎のラインでしょうか、それともう少し上の歯茎のあたりでしょうか。
上顎が大きくなれば、頬骨の高さも変わりますか。

ご相談ありがとうございます。
ご相談内容は、上顎・下顎の場所のご相談ですか?それとも顔立ちが変わったことへの相談でしょうか?
下顎とは、下の歯の存在する場所のことで、上顎とは上の歯の存在する場所のことです。
ちなみに上顎が大きくなっても頬骨の高さは変わりません。
ただ、これらの解剖学的な質問は、主治医の先生に指で示してもらうのが一番わかりやすいと思います。次に顔立ちが変わったこと、上下の顎が大きくなったことへの返答ですが、ガタガタの歯並びを非抜歯にて矯正治療中との事ですが、原則非抜歯で上下顎並べると上下顎とも大きくなるのは当然です。
例えば電車の7人掛けの椅子に普通体型の人なら7人座ることができるでしょうが、お相撲さんならどうでしょう。無理やり座るとなると人の膝の上に座るなどしてガタガタになりますよね。ガタガタの歯並びはまさにこの状態です。普通の顎の大きさに対して普通以上の大きな歯が存在するか、もしくは小さな顎に対して普通の歯が存在する時に起こります。
解決法として一般的に、電車では誰かに立ってもらう事で解決しますが、矯正では抜歯をしてスペースを空けるという方法を取るのです。これをしないと、ご相談者の様に無理にきれいに歯を並べようとすると上下の歯とも奥歯は側方に、前歯は前方に広がるため歯をサポートしている口唇や頬が突出した形になり、顔貌が審美的でなくなります。
ただし、非抜歯で側貌を変化させないで治療する方法として、軽度〜中等度のガタガタであれば、奥歯を後方へ送ったり、歯を1本ずつ少しだけ削って細くしてスペースを作りガタガタを治す方法もありますので、主治医の先生とよく相談してみて下さい。

読ませて頂きました。

これは前歯が前に傾斜した事を言ったのだと思います。

高校2年生という年齢では上顎骨が成長する事はありえませんし、また下顎骨はまれにこの年齢でも成長する患者様がいますが、文面から判断するとなさそうです。

上下非抜歯での治療です。変化したのは上下前歯が前に傾斜して口もとが前に出たのではありませんか?上下顎前突という新しい不正咬合に移行したという事もあります。でこぼこを抜かずに治すには排列するための場所がたりません。そこで前歯を前に傾斜させることで場所を作ります。この程度によっては口も飛びでた感じになります。これを上下顎前突と言います。

ご自身で横顔を見て鼻の高さなどとバランスをお考えください。治療が成功する事を祈っています。

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