スイさんの相談

カテゴリ:治療後・アフターケア

保定期間中に定期検査をやめたことについて

現在、高校2年生の息子が小学3年生の時から矯正を始めました。

小学3年生から中学1年生の冬までは、バイオネーターをはめて寝る生活でした。(さぼることも多かったです)

中学1年生の冬から中学2年生の終わりまで、上の歯だけワイヤー矯正しました。下の歯はワイヤー矯正せずに拡大プレートを新たに作って毎晩はめて寝ることになりました。(これもさぼることが多かったです)ちなみに上も下も歯は抜いていません。

余談ですが、下の歯をなぜワイヤー矯正しなかったのか私には分かりません。下の歯は左右とも奥から2番目の歯が45度ねじれて生えています。矯正の先生からは「かみ合わせに問題はないから、ねじれたままでもよい」と言われました。ねじれているからワイヤー矯正しないで拡大プレートを採用したのだろうと勝手に解釈しています。

中学3年生から高校2年生の現在に至るまで、上の歯にはリテーナー、下の歯には拡大プレートを使う生活をしていますが、反抗期の息子がちゃんとするはずもなく、気が向いた時だけ夜つけて寝るという状況で、今ではつけない日の方が圧倒的に多いです。もうやめていると言ってもいいかもしれません。そのうちリテーナーや拡大プレートも入らなくなるのだろうと思います。

今まで先生には4カ月ごとに見てもらっていましたが、先生も親も「ちゃんとやってね」と言うことしかできません。やるかやらないかは本人次第です。今の状況だとお金と時間の無駄だと判断し、丸8年に及ぶ矯正を一旦やめる決断をしました。先生からは「今後、歯がズレてきたり何か問題が出てきたら言ってください」と言われ、あっさり終了となりました。先生との信頼関係はあまりなく、今後問題が発生しても別の矯正歯科に行こうかと思っています。

果たしてこの決断でよかったのか、早まったことをしたのではないかと今更ながら悩んでいます。何かアドバイス頂けたら幸いです。

御相談内容拝見いたしました。


治療内容から判断すると、下顎が狭く小さい下顎後退の状態であったのかと思います。
下顎を側方に拡大するにはワイヤー矯正をしていると拡大しにくいので、下顎にはあえて拡大床を使用していたのだと思います。
しかしながら、その使用時期が中学生からでは遅すぎると思います。

高校2年になり下顎に拡大床を使用しても効果がありませんし、そもそも使用していないのであれば意味がありません。

また、現状で治療が終わっているのでしたら保定装置の使用になります。
拡大床を使用し続けることはありません。

できれば、早めに別の矯正歯科にいかれ、現状把握と今後どうすべきか御相談されるのが良いかと思います。

読ませていただきました。

記載されているように反抗期のお子様の取り扱いは大変ですね。しかし、完全にやめないほうが良いと思います。反抗期はいずれはおさまります。その時にご本人も後悔するはずです。矯正歯科の先生とつながっていればその時点で後戻りした歯並びの矯正治療が特別な費用なく行えるはずです。矯正治療は長期にわたる治療です。バイオネータを使用した結果、下顎が前方に成長し非抜歯で治療できたとおもいます。拡大床(プレート)を使用して完全にやめてしまうと後戻りが起きる事が予想されます。たまにでも装着できれば後戻りを防げます。4か月に1度のチェックであれば通われる事をお勧めします。他の矯正歯科医院へ行けば余分な費用が発生します。

治療が再開できる状態を残しておくことをお勧めします。
抜かずに治すには、アンカースクリューを使って全体の歯をうしろへ移動するのが良いと思います。ですが、今だに一部の先生しかされていません。抜かずに拡げる治療は前方や側方に広がり過ぎて不安定です。うちでは再治療はどちらの医院のケースであっても患者さんの御負担を考え、これまでお支払された費用を考慮させていただき優遇費用とさせていただいています。ですが、他院では抜歯治療となる場合などは全額負担となることも多々あります。良い先生がみつかることをお祈り申し上げます。

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