その他 顎関節治療(北海道 37歳 女性 主婦のQ &A)

カテゴリ:その他 顎関節治療

9才の娘が上顎に装着する小児矯正をして1年半たちます。
1ヶ月に1回の検診に通い、つい先日の検診で、「はじめた当初から装置が2ミリしか開いていないが、ちゃんと回しているのか?」と言われました。
9才の娘が上顎に装着する小児矯正をして1年半たちます。
1ヶ月に1回の検診に通い、つい先日の検診で、「はじめた当初から装置が2ミリしか開いていないが、ちゃんと回しているのか?」と言われました。
「しっかり回していれば、最大で9ミリは開き、 もっと開いていてもいい」とのことです。(通院先の大学病院の小児歯科で、先生は毎回変わります)

娘は言われた通り1週間に一度ネジをまわしていて、 先生の前でもやってみせた時にはきちんとできていたそうです。
もし、娘が間違えて回していたり、 装置の開きが甘かったとしても、月1回の検診で、調整や判断をしてもらえなかったのかと思い、娘の事ばかりを責められ、納得がいきません。

1年半の矯正で上顎が2ミリ開いたのは、期間相応の効果といえるのでしょうか?
顎を広げる矯正は、年齢的なタイミングも大事だと聞いていますので、今後の対処法・アドバイスがあれば、合わせて助言頂けると 嬉しいです。

※一部を修正・割愛いたしました。(運営部)

[北海道 37歳 女性 主婦]

その他 顎関節治療

ご質問ありがとうございました。
現在、拡大ネジを回す矯正器具を使用中とのことですね。

拡大ねじは、1回の拡大(まわす)で0.25ミリ隙間が開きます。
毎週の拡大で1年半で2ミリですと、
単純計算だけで考えますと少し少ないかなという印象があります。

考えられる原因として
1.ネジの回し方がうまくいく時とそうでない時がある。
2.患者様の顎の骨の硬さが硬く装置が効きにくい。
が考えられます。

今後の対処法としまして、ネジの回し方に関しましては、
ネジを回した後にねじ回しの棒を抜くのですが、
その時に抜き方を間違えると、ネジが逆方向に回ってしまうことが多々ありますので、しばらくはお母様も出来ましたらねじ回しをご一緒にご確認頂くのが良いかもしれません。

また、顎に対する装置の反応性についてですが、装置が効きにくいケースも確かにありますので、担当の先生に(毎回変わってしまうと思いますが...)
ご相談して頂き、装置が効きにくい場合、固定式の顎を拡げる装置等の検討も必要かもしれませんで担当になられた先生とご相談頂けたらと思います。

 顎の広がる時期は、9歳前後が一番効果が出やすいとの報告もあります。
まだ装置の効果が十分に出る時期でありますから決して遅くはありませんので、今までもお嬢様は、十分に頑張られたと思いますが、
これからもどうぞより良い結果が得られる様に矯正治療頑張って下さい。