(福井県 48歳 女性 会社員のQ &A)

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八重歯が2本あるのですが、矯正したいと思ってます。コルチコトミーと歯を削ってセラミックを被せる方法があると聞き、どちらが良いか悩んでいます。何でも無い歯を削ってしまうのはどうなのでしょうか。また、年をとって歯茎が上がったりしたときに影響はありませんか?
私は八重歯が2本あり、歯医者の先生にも矯正するのはリスクもあるので、矯正するほどではないと言われておりましたが、やはり海外に行ったりするので歯はとても気になり、矯正してきれいにしたいと思います。
今は、矯正でも6ヶ月くらいでできるコルチコトミーというようなものがあるということですが、問題は本当にないのでしょうか。悩んでるときに審美というのでしょうか、歯を削ってセラミックをかぶせる方法だと2〜3回で直ってしまうと聞き、どちらのほうがよいのか迷っております。八重歯以外の歯並びはよいです。
ただ、何でも無い歯を削ってしまうのはどうなのでしょうか。また、年をとって歯茎が上がったりしたときに影響はありませんか。 ご回答お願いいたします。

[福井県 48歳 女性 会社員]

矯正治療は患者様の個人差、抜歯の有無にも左右されますが歯を動かす期間、つまり矯正装置が御口の中に装着されている期間は1〜2年半です。その後、後戻りを防ぐ為の保定装置を約2年間行います。歯を削ってセラミックを被せる方法であれば歯の本数や前歯の状態によって2〜3回程度の来院で治療が終了するでしょう。
前者と後者の最大の違いは矯正は自分の歯ですが後者は歯の神経を抜いて歯を削るという方法をとります。又、基本的に矯正は期間がかかりますが歯を削る方法は短い期間です。御自分にとって第一選択をよく御考えになると宜しいかと思います。
コルチコトミーに関しましては期間の短縮になりますがデメリットとして場合によっては歯肉退縮や骨を削る為、術後の腫れを引き起こす可能性があります。術者によっては歯根を傷つける場合もありますので熟練した口腔外科医に診療してもらうことが賢明でしょう。