(埼玉県 30歳 女性 主婦のQ &A)

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8才になる娘の永久歯がハの字に生えてきてしまいました。しばらく様子を見ようと思っているのですが、矯正は早ければ早い方が良いのでしょうか?
小学校2年生(8才)になる娘の前歯について教えて頂きたいのですが、前歯の永久歯が、歯と歯の間にすき間があり、ハの字にはえてしまっていて、外向きにはえているのです。となりの両方の歯は奥に下がってはえています。前歯のすき間がとても気になっていますが、成長とともにこのすき間がなくなり、そろうのでしょうか?矯正をと思い、一件相談したのですが、歯を抜く場合もあると聞き、もう少し様子を見ていきたいと考えています。生活には支障がないので小学校6年生ぐらいになってから、治っていなければ矯正しようと思っているのですが、早ければ早い方が良いのでしょうか?6年では遅くなり治療も遅れるのでしょうか?よろしくお願いします。

[埼玉県 30歳 女性 主婦]

まず前歯の永久歯の隙間の件です。上アゴの正中の歯は当初「ハの字」にはえてきます。そして2番目、3番目とはえていくにしたがって、隙間がなくなっていきます(現在あいている隙間の量にもよりますし、また上唇小帯の大きさも関係がありますが)。しかし2番目が後ろに下がってしまっている、ということであれば「はえるにしたがって隙間が閉じていく」ということは期待できないと思います。あと「指吸い」などの悪習癖はありませんか?
あと矯正治療の開始時期ですが、「この時期に開始しないと治療できない」ということは絶対にありません。ただ、女の子ですと上アゴの成長は小学校6年生、下アゴの成長は中学3年生あたりで完了します。成長期の患者様の治療は「歯ならび」を整えることは当然ですが、成長のコントロールが行えますので、より骨格的にも調和のとれた状況にすることが可能です。
ですので、6年生からでも治療は十分行えますが、上アゴの成長はほぼ完了しているということになります。