子どものマウスピース矯正とワイヤー矯正

子どものマウスピース矯正の種類

子どものマウスピース矯正治療の装置には、大きく分けて2つの形状が存在します。1つ目はフレンケルという昔ながらの矯正装置の進化版である「上下一体型のマウスピース矯正装置」で、2つ目はマルチブラケットというワイヤーを用いた矯正装置の進化版である「上下分離型のマウスピース矯正装置」です。

上下一体型のマウスピース矯正装置の特徴

口唇、頬、舌といった口腔周囲の筋のバランスを整えることによって歯列や咬合を整えていく機能的顎矯正装置と考えられています。現在、日本で取り扱われている上下一体型のマウスピース矯正装置は5種類程度(2017年1月現在)で、適応年齢は3歳〜12歳と小学校までの期間に用いることが多いとされています。

上下一体型のマウスピース矯正装置が適応となる症例

この上下一体型のマウスピース矯正装置は、様々な症例にて用いられておりますが、この装置のみで歯並びを完成まで導くのは困難と考えられ、通常は永久歯が生えそろう12歳を過ぎた頃からマルチブラケット型や上下分離型のマウスピースといった矯正装置による仕上げ矯正治療を行う必要があります。

上下分離型のマウスピース矯正装置の特徴

これまでの歯の表側にブラケットと言われる装置を接着し、そのブラケットにワイヤーを通して歯を並べていくマルチブラケット・システムという矯正装置と異なり、透明なマウスピース矯正装置を一定期間装着し、それを定期的に交換し段階的に歯を並べていく治療で、透明で目立たないという特徴のほか、食事やブラッシングの際にいつでも取り外しが可能なので衛生的でもあります。

また、金属アレルギーの方へも使用が可能です。現在では上下分離型のマウスピース矯正装置は30種類程度(2017年1月現在)あるとされています。小児用の装置の適応年齢は6歳くらいからとなります。

上下分離型のマウスピース矯正装置が適応になる症例

2000年前後からアメリカを中心に開発が進み、5年ほどしてから日本でも導入が開始されました。日本導入当初は適応となる症例も少なく、症状が重度と診断されたケースではマルチブラケット型の矯正装置が選択されることが多かったようです。しかし、開発が進み、適応できる症例も増えたため、患者様への提案として、この上下分離型のマウスピースが候補となることも多くなってきたとされています。

こどものマウスピース型矯正のまとめ

当クリニックでも12年にわたり様々なタイプの矯正装置を用いてこどもの矯正治療にかかわってきましたが、大人と違い骨格の成長を考慮して治療計画を立てなければいけません。どのような装置を選択するのかということはもちろん重要なことではありますが、装置はあくまでも治療の手段であり、重要なのは正しい診断の元でしっかりと治療計画をたてることが大切だと考えます。

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