CT撮影による画像診断のすすめ

高度な治療結果を導くために必要な診断ツール

矯正歯科治療とCT

近年の矯正歯科治療への世の中への認知の広がりにより、 より良い治療結果が求められるようになってきています。 その期待にこたえて、高度な治療結果を提供するためには、高度な診断ツールが必要不可欠にです。 その1つがCT(Computed Tomography)です。CT撮影で得られた画像を医用三次元画像構成ソフトを用いて画像診断を行い、 歯と周囲の骨組織を精査することを標準的に実施している医院が増えています。 高度な診断ツールを導入することで、より正確な治療計画をたてることができます。

CTの特徴

1.利点 (CTでわかること)CT1
▲写真1

CT2
▲写真2

CT3
▲写真3

CT4
▲写真4

■歯が骨の中でどの位置にあるかの評価
写真1:

歯は骨の中心にあるべきです。 歯が骨の内外の厚みの中でどの位置にあるのか?これをCT断層のレントゲンで調べることができます。
左の写真では歯が骨の中央に位置していることがわかります。 この治療は理想的に行われたことを証明する内容です。従来のレントゲン撮影ではわからない内容でした。

■歯の周囲の骨の状況を医用三次元画像再構成で評価する
写真2: SR(サーフェスレンダリング)によって不正咬合や 歯の周周の骨の状況を表面データによって三次元再構成します。  上記のCT断層のレントゲン写真を積み上げて3Dで表示します。  立体的に見えるので全体像がとてもつかみ易いです。  これも従来のレントゲン撮影では出来ないことでした。 がい骨は怖いですか?

写真3:SR(サーフェスレンダリング)では、軟組織(皮膚)を合成して  半透明化して表現しています。前歯の出方と軟組織の状況が一致して  見やすくなります。 これもちょっと怖い感じですか?

写真4:VR(ボリュームレンダリング)では、対象の表面だけでなく  内部のデーターも利用した三次元再構成です。  骨の厚い部分取り除きました。 歯の歯根の状況がよくわかります。  上顎の第二小臼歯の歯根が屈曲しているのがわかりますか?  この操作はマシンパワーを非常に要求しますので画像作製に時間が  必要で、パソコンでは少し苦しいです。医科では、このVRを使った画像診断が今脚光を浴びています。

2.先進性(CTと矯正歯科)
CTは高度で先進的医療の1つです。まだ、どこの矯正歯科開業医でも一般的に行われている検査というわけではありません。

3.安全性(放射線量)
放射線の被爆量は以外に少なく、歯科医院でよく使用されるデジタルレントゲン写真の1枚分相当です。この数値は、例えるなら「東京―NY」間の飛行機搭乗で自然界からうける自然放射線とほぼ同じです。 (飛行機に搭乗しますと地上よりも自然放射線被爆量が増えます)

4.撮影頻度
治療開始時と終了時の2回が望ましい。  治療前後を比較することが重要です。

5.撮影場所
まだ、どこの矯正歯科医院でも備えられているものではないため、通常は近隣の提携先の大学病院・病院へ撮影依頼をします。

 

院長 : 好田 春樹
資料提供
好田矯正歯科
院長 : 好田 春樹
(日本矯正歯科学会 認定医・専門医)

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