矯正治療が必要な不正咬合

矯正治療が必要な症状について


■ 正常なバランスと、不正咬合との比較 (お顔を横から見た場合)

<下顎が出ている> <正常なバランス> <口元が突出している>
下顎が出ている 正常なバランス 口元が突出している
[不正咬合の種類] 骨格的な下顎前突や前歯の反対咬合(うけ口)など [正常なバランス]上下の唇が鼻とあごを結んだラインとほぼ一致しています。 [不正咬合の種類]上顎前突(出っ歯)や上下顎前突(上下の前歯の突出)

■ 不正咬合の種類と対応

A.でこぼこ、乱杭歯[らんくいば]、八重歯

でこぼこ 八重歯

歯の生える場所が足りないと、歯ならびはでこぼこになります。でこぼこの部位は歯みがきをしにくいため、見た目の問題だけでなく、虫歯や歯周病のリスクが高い歯ならびです。八重歯は犬歯の生える場所の不足によるでこぼこのひとつで、比較的遅い時期(小学校高学年ごろ)からめだち始めます


B.空隙歯列 [くうげきしれつ](すきっ歯)

すきっぱ 空隙歯列

でこぼことは逆に、隙間が余っている歯並びも不正咬合です。
歯の本数が少ない場合、かみ合わせそのものが原因となっている場合や、また、成長期には舌の癖や、指しゃぶり、爪咬みなどが原因になっていることもあります。


C.上顎前突 [じょうがくぜんとつ](出っ歯)

じょうがくぜんとつ 上顎前突

正常な前歯の噛みあわせでは、上の前歯が下の前歯の2-3mm前方に被さっています。これよりも上の前歯が前方に噛んでいれば、写真ほどではなくても出っ歯の噛みあわせに分類されます。口もとが突出した感じの横顔の原因になります。


D.下顎前突 [かがくぜんとつ]・反対咬合 [はんたいこうごう](うけ口)

かがくぜんとつ 下顎前突

下の前歯の方が、上の前歯よりも前方にある噛みあわせを反対咬合(うけ口)といいます。反対咬合の原因により治療方針が異なります。とくに骨格性の下顎前突の場合は子どもの時期のタイミングの良い治療が重要です。成人期以降の治療で骨格性の要因が強い場合には手術を併用した外科矯正をおこなう場合もあります。


E. 上下顎前突 [じょうげがくぜんとつ] (口もとの突出)

じょうげがくぜんとつ 上下顎前突

顔全体に対して、上下の前歯や上下の唇の両方が前方に突出している場合もあります。上下左右の小臼歯抜歯をともなう歯列矯正が必要な場合が多い不正咬合です。抜歯スペースを利用して上下の前歯を下げることで、横顔のライン・バランスを整えることができます。


F. 開咬 [かいこう](前歯で噛めない)

かいこう 開咬

奥歯が噛んでも前歯が咬めない状態を「開咬」といいます。前歯でものをかみ切る、という動作に支障があるので、きちんとなおす必要があります。成長期の開咬を放置すると、本格的に骨格性の開咬に発展してしまう場合もあります。逆に成長期から口もとの癖の除去などをおこなうことにより、正常なかみ合わせに誘導できる場合もあります。放置せずに矯正専門医の受診をおすすめします。


G. 過蓋咬合 [かがいこうごう] (かみあわせが深すぎる)

かがいこうごう 過蓋咬合

正常な前歯の噛みあわせでは、上の前歯が下の前歯に2-3mm被さっています。これよりも深い噛みあわせを過蓋咬合といいます。深すぎるかみ合わせは、顎の関節の負担が大きくなります。また、出っ歯など前後的な不正咬合とセットになっていることも多いので注意が必要です。


H. かみ合わせが曲がっている

左右非対称

奥歯の噛みあわせも、上の歯が下の歯の外側に被さっているのが正常です。奥歯の噛みあわせがずれて左右非対称だと、顔の曲がりや顎の関節の負担につながります。成長期の非対称の咬合は、成長とともに骨格をゆがめる原因になりやすいため、早期の治療開始が重要です。曲がり方が大きい場合には、成長終了後に手術を併用して治療する場合もあります。


 I. 顎変形症 [がくへんけいしょう]

顎変形症 [がくへんけいしょう]

骨格のアンバランスが著しい不正咬合の場合には、顎の骨の手術を併用した外科矯正をおこないます。歯ならびの土台となるあごの骨の位置を、手術により整えることにより、噛みあわせと顔の双方のバランスを整えます。

院長 : 宮崎 芳和
資料提供
目黒青葉台矯正歯科クリニック
院長 : 宮崎 芳和
日本矯正歯科学会 認定医

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