部分矯正(MTM)の治療例と治療の流れ

部分矯正(MTM)とは

部分矯正(MTM…マイナー・トゥース・ムーブメント)とは、動かす歯を1本〜数本に限定して矯正治療を行う方法です。
通常の矯正は多数の歯を動かすため、治療に2〜3年程度の歳月が必要とされていますが、部分矯正は、動かす歯を1本〜数本に限定して矯正治療を行うので、補綴処置を組み合わせれば、半年程度で症状を改善できます。

■ 部分矯正(MTM)の特徴

部分矯正はすべての症例に有効な治療法ではありませんが、短期間で施術することができ、補綴治療(クラウンブリッジの治療など)やインプラント(人工歯根)治療を行う際に、歯の位置や傾斜などの歯並びの一部を事前に修正する場合や、隙間があいている前歯を移動させる、傾いている歯をまっすぐに修正する場合に有効な治療法です。

引っ張り出し(エキストリュージョン)による治療例

歯根しか残っていない場合、この歯根を引っ張り出して治療する方法です。

引っ張り出し(エキストリュージョン)による治療例

■ 治療の流れ

STEP1

歯根しかない歯の両隣の歯に矯正装置のワイヤーをつけます。

STEP2

歯根にフック状のワイヤーを付けて、ゴムの力で引っ張り上げます。

STEP3

歯肉のライン上まで出てきたら(約1〜3ヶ月後)、歯根の周辺の歯肉および歯槽骨を修正します。
歯周外科処置治療を行います。これは後戻りを防ぐために必要な外科処置です。

STEP4

歯肉の状態が回復したら(約2〜3ヶ月後)、補綴物を入れて治療終了です。

傾いた歯を起こす(アップライト)による治療例

アップライトによる治療例

歯を失ったまま放置すると、隣の歯が傾いてしまい、治療のためのスペースがない場合があります。そのようなケースの場合、治療の前処置として、小矯正を行い、治療のためのスペースを確保します。

■ 治療の流れ

大臼歯が手前に倒れこんだ状態
STEP1

抜歯などの影響によって隙間ができ、大臼歯が手前に倒れこんでいます。

大臼歯をまっすぐに起こした状態
STEP2

ミニインプラントを大臼歯の奥に埋め込み、矯正装置を用いて、大臼歯をまっすぐに起こします。

MTMによってできたスペースにインプラントを施した状態
STEP3

MTMによってできたスペースにインプラントもしくはブリッジを施して治療終了です。

※治療方法・治療結果は、患者様によって個人差があります。

院長先生
資料提供
いいやま歯科医院
院長 : 飯山 浩靖先生

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