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【小児矯正】 顎のゆがみと叢生(歯のガタガタ)の治療

最も一般的な小児矯正治療の例です。最初に顎の歪みを正す矯正治療を施し(一期治療)、その後は全ての永久歯に生え変わるのを待ってから、本格的なブラケット治療で叢生(八重歯・歯のガタガタ)をキレイに治療(二期治療)した症例をご紹介します。

STEP1 [初診] 第1期治療

■第1期治療…歯列を大きくして、顎の発育を整える

初診時9歳の男の子。以下のような症状が見られ、永久歯の生える場所が足りませんでした。

    <治療前の口腔内写真と顔貌>
  • 【右側面】 右下の6歳臼歯*による、内側への倒れ込みがあります。
  • 【前歯】 前歯は叢生(ガタガタの歯並び)です。
  • 【左側面】 上の歯から下の歯へ、内側への倒れ込みがあります。
  • 【下顎】 正面からみて左側へ、下顎のずれがみられます。

*6歳臼歯とは
顎の一番奥から顔を出す、最初の永久歯。5〜6歳頃になると、子どもの歯(乳歯)の奥に6歳臼歯(第一大臼歯)と呼ばれる、新しい大人の歯(永久歯)が生えはじめます。


将来的に顎の歪みによる変形と、前歯の著しい叢生(ガタガタの歯並び)が予想されたので、歯列を大きくし、顎の発育を整えることを第一期の治療目標としました。
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STEP2 [1年後]

■歯列を広げて歯の位置を整えたら、永久歯の生え変わりを待つ

初診から4ヵ月間は、拡大装置で上顎歯列を広げ、部分的ブラケット装置で歯の位置を整えました。初診から、約1年で第1期治療は終了しました。下顎の成長を正常に導くための治療が終わりました。このあとは、永久歯が生えかわるまでしばらく待ちます。


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STEP3 [3年後] 第2期治療スタート

■2次治療…小臼歯4本を抜歯後、ブラケット治療をして八重歯を改善

初診より3年後、永久歯がほぼ生えそろってきました。第1期治療で顎のゆがみを改善したので、顎の位置・形はほぼ良いようです。しかし、歯が大きすぎるために初診時の予想通り、八重歯となってきました。
この八重歯の改善のために小臼歯4本抜歯となりましたが、患者様にとっては比較的楽なブラケット治療となりました。


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STEP4 [5年後] ブラケット治療終了

■定期健診で歯並びの経過観察を続けます

初診より5年後、ブラケット治療終了です。きれいで安定的な歯並びが得られました。この後、親知らずの経過を見守っていく予定です。


POINT!!
当初より顎の歪みが認められたために、治療を2期に分けました。最初から装置を外すまでは5年かかっていますが、通院したのは最初の装置の10ヵ月、2期目の装置の1年10ヵ月、と効果的な時期に治療することができました。
結果、顎の歪みもほぼ改善し、良好な歯並びを得られ、患者様の負担が少なく最良の結果となりました。
院長 : 酒井 秀彰
資料提供
酒井矯正歯科クリニック
院長 : 酒井 秀彰
(日本矯正歯科学会・認定医)
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