Step6 矯正中の食事と器具のお手入れ 矯正中の食事について

1. 矯正した直後の歯が痛いときの食事

矯正装置を装着した日など、ワイヤーの調整を行った際には、痛みが出る場合があります。
「これからずっと痛かったらどうしよう?」、「いつも通りに食べられないの?」と思うかもしれません。

矯正治療で歯に痛みを感じるのは、歯が動かされていることが原因です。このとき、痛む期間は人によって異なりますが、約3〜5日で落ち着いてくる場合が多いです。
痛みがあることで食事ができないなど、不安になるかもしれませんが、柔らかく食べやすいものなどを選んで食べることで食事ができます。

歯が痛いときにおすすめの食べ物

【痛みがあるときに食べやすいもの】

  • 固形物ではなく水気を多く含んでいるもの
  • 既にすり潰されているものや、舌だけでも潰せるもの
  • 水分が少ないものは飲み物と併用すると食べやすくなる

歯が痛いときは無理をせずに食べられるものを食べましょう。

2. 食べていいもの・注意が必要なもの

矯正治療中、注意しなければいけない食べ物はありますが、食べてはいけないものはありません。

食べていいもの・注意が必要なもの
麺類など(細長い食べ物)
矯正装置に絡みついたまま飲み込んでしまう可能性があり、むせてしまう危険性があります。
特に春雨や糸こんにゃくなどの噛み切りにくく細長いものは、注意が必要です。
野菜(繊維質なもの)/肉や魚
レタスなどの繊維質な葉物野菜や筋があるものは、歯とブラケットの間やワイヤーに絡みつきやすく、非常に挟まりやすいです。
砂糖が多いもの
食べかすがついたまま磨けないと虫歯になる場合があります。矯正中は細かいところの歯磨きが難しいので、砂糖などの糖分を多く含むお菓子類は控えたほうが良いです。
歯につきやすいもの
矯正装置にくっついて、外れる原因になります。 お餅やキャラメル、ガムなどは避けるようにしましょう。
硬い物
せんべいやアーモンド、落花生などの食べ物は、硬くて噛んだときの力で矯正装置が外れてしまう危険性があります。

このような食べ物は、少量ずつ刻んで食べるなどをしてゆっくり食べましょう。

3. 裏側矯正の食事について

裏側矯正では、上下の歯を噛み合わせたときに、上前歯のブラケットに下の歯が当たってしまい、矯正装置が外れてしまう場合があります。それを防ぐため、奥歯にプラスチックを貼り付け、奥歯が先に噛み合うようにし、前歯が装置に当たらないようにします。

しかし、奥歯でしか噛めない状態になるので、噛める歯が少なくなってしまいます。
初めはこの状態に慣れず、うまく物を噛んで潰すことができません。そのため、一度にたくさん食べない、自分で小さくしてから食べるなどをしながら徐々に慣れていきましょう。

4. 裏側・表側で挟まりやすい部分は?

裏側・表側で挟まりやすい部分

矯正装置は、奥歯にはめる輪っか状の「バンド」と歯1本1本につける「ブラケット」、それらを繋ぐ「ワイヤー」から成り立っています。
バンドと隣の歯の間や歯茎の境目、ブラケットの周りは食べかすが溜まりやすく、虫歯になりやすい部位になります。

裏側矯正は上顎のバンドの内側(舌側)はとても見えにくいため、食べ物が挟まっていても気付かないことが多いです。
そのため、歯磨きをする前に、どこに食べ物が挟まっていてるか、手鏡や歯医者さんなどで買える歯科用ミラーを使い、一通りチェックすることで磨きやすくなります。

5. 食べ物が矯正装置に挟まった・絡まったときのお手入れは?

【水ですすぐ】
食後は歯や矯正装置に食べかすが絡まったり、くっついています。
まず、数回お口をすすいでみましょう。大きな食べかすは大半流れます。
【歯や矯正装置に挟まっている、引っかかっている】
一般の歯ブラシのみでは磨ききれないことが多いです。
特に歯の間やバンドの周りは、一般的な歯ブラシではワイヤーが邪魔してうまく行き届きません。極細の柔毛歯ブラシや1番小さいサイズの歯間ブラシを使い、食べかすをかき取るようにすると磨きやすいです。
歯や矯正装置の隙間に歯間ブラシを入れ、小刻みに磨くことで挟まっている食べ物をうまくかきだすことができます。
【ブラケット周りの食べかす】
ブラケット周りは大きなブラシではなくタフトブラシ(毛束が1本の歯ブラシ)で1個1個丁寧に磨きましょう。
また、歯ブラシがブラケットにあたり、歯と歯の間に入り込みづらいため、磨き落とすことが多いので注意が必要です。

6. 食後の歯磨きはしっかりと

食後は必ず歯を磨くようにします。
鏡を見ながら「歯間ブラシ」や、毛の先端が小さくブラケットの間に入る「タフトブラシ」など、色々なブラシを使い分けて磨くことで虫歯を予防できます。
また、睡眠時に細菌が繁殖するので、磨く時間がなかなかとれない人でも夜寝る前は必ず磨くようにしましょう。

※矯正歯科治療中の患者様の症状によって個人差があります。


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