Step6 矯正中の食事と器具のお手入れ 口腔筋機能療法(MFT)

MFTとは

口のまわりの筋肉(舌、口唇および顔面の筋肉など)を強くしてバランスを良くし、正しく機能させるためのプログラムです。 訓練により、正しい舌の動きや正しいお口のまわりの筋肉の動きを覚えていって習慣化し、後戻りを防ぎます。

MFTの目的

口のまわりの筋肉が弱くバランスが悪いと、舌で前歯が押され、開咬(前歯が開いている)や上顎前突(いわゆる出っ歯)あるいは反対咬合(受け口)といった不正咬合を引き起こすことがあります。また、このような舌の癖があると、矯正治療が順調に進まなかったり、矯正治療後に後戻りすることがあります。


矯正装置をつけなくとも筋機能療法のみで不正咬合がある程度改善することもありますし、矯正治療が成功するために筋機能療法の併用が必要な場合も多いのです。

また、歯ぐきや歯を支える骨が弱ったとき舌の癖があると歯並びが崩れたり、逆に舌の癖によって歯ぐきや歯を支える骨が弱る可能性もあります。


具体的には、普段舌は上顎についていて口唇は楽に閉じ、正しい嚥下、発音ができるようにするのが、筋機能療法の目標です。

舌癖とは

日頃、無心になって本を読んだり、テレビを見ているときに口をポカーンと開けて上下の歯の間に舌が出ていたり、飲みこむときに舌をつき出し、歯を押すような癖を舌癖といいます。私たちは無意識に1日600〜2000回飲みこむ動作(嚥下えんげ)をしていますが、歯ならびに悪い影響を与えない正しい飲みこみ方は、くをびるを閉じて舌をうわあごにつけ、奥歯をかみしめ、のどを使って飲みこみます。舌癖のある人は、いつも舌が口の中の下の方や前の方にあり、歯を押しています。そして飲みこむときには、さらに押し出す強い力が歯に加わります。舌癖のある人はいつも口を開けているため、舌が内側から歯を押す力に対して、外側から押さえるくちびるやほほの筋肉に力がありません。舌癖が原因で出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間が開いたり、上下の歯がかみ合わない歯ならびになることがあります。また、話そするときにその隙間に舌が入るため、サ行、タ行、ナ行、ラ行などが舌たらずな発音になることもあります。

舌癖の原因

・口を開けて息をする鼻の病気(アレルギー性鼻炎、慢性鼻炎、蓄膿症など)
・のどの病気(扁桃肥大、アデノイドなど)
・舌の裏のひも(舌小帯)が短い
・指しゃぷり(前歯に隙間ができ、舌が出やすい)

お口のまわりの力を測定します

=なぜお口のまわりの力を測定するの?=

これから矯正治療を行い、歯を動かしていくわけですが、この歯というのはあごの骨や歯ぐきに支えられています。そして、歯の表側は口唇(くちびる)、頬などに、裏側は舌に守られ、歯の上下はかむことによって安定されています。このような口腔周囲筋と呼ばれるお口のまわりの筋肉によって歯並びやかみ合わせ、そしてあごの形が決められています。不正咬合の患者さんは何らかの形で、このような力のバランスを崩していることが多い訳です。そこで、矯正治療を行う前に口腔周囲筋のバランスを調べ、また、歯並びと最もかかわりのある舌の位置や動きを推察し、今後に役立てるのがこの検査の目的です。

お口のまわりの力を測定します

=なぜお口のまわりの力を測定するの?=

これから矯正治療を行い、歯を動かしていくわけですが、この歯というのはあごの骨や歯ぐきに支えられています。そして、歯の表側は口唇(くちびる)、頬などに、裏側は舌に守られ、歯の上下はかむことによって安定されています。このような口腔周囲筋と呼ばれるお口のまわりの筋肉によって歯並びやかみ合わせ、そしてあごの形が決められています。不正咬合の患者さんは何らかの形で、このような力のバランスを崩していることが多い訳です。そこで、矯正治療を行う前に口腔周囲筋のバランスを調べ、また、歯並びと最もかかわりのある舌の位置や動きを推察し、今後に役立てるのがこの検査の目的です。


<調べる項目>
くちびるの力・くちびるのまわりの力・舌の力・かむ力・飲みこむ時の舌の動きの推察

MFTはどんな人が受けるの?

1)舌のクセが強い人

舌癖とは、飲みこむ動作(嚥下)をする時に、舌を上下の歯の間にはさんでいたり、舌で上下のどこかの歯を押しつけたりするクセのことを言います。このような飲みこみ方をしていると、舌の力が歯に影響して、歯並びを悪くしてしまうことがあります。この為、矯正治療の期間が長引いてしまったり、治療後、歯並びの安定が悪くなってしまうことがあります。


2)外科手術をする人

外科矯正をすると手術の日、1日で顎の位置とかみ合わせがかわってしまいます。 新しいかみ合わせに合わせた舌の位置、つばの飲みこみ方、筋肉のバランスを整えるために、MFTが必要です。


3)舌の裏のひもが短い

舌の裏のひも(舌小帯)が短いと、舌を上に持ち上げることができないため、舌を前方に出す癖がついてしまいます。


4)指しゃぶり

3〜4歳以上になっても指をしゃぶっていると、非常に大きな原因になります。


MFTのトレーニングの目的

・舌の筋肉のカを強くする。
・くちびるやほほ、口のまわりの筋肉のカをつける。
・正しい飲みこみ方をおぼえる。
・ふだんの生活の中で、トレーニングでおぼえた舌の位置やくちびるの状態を保ち、正しい飲みこみ方を習慣にする。


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