矯正歯科ネット Q&A>矯正に関するよくある質問

■Q1-----いつごろから矯正治療を始めたらよろしいでしょうか? -----
 矯正治療は、乳歯と永久歯の混合した永久歯完成前の治療と、永久歯完成後の治療の2つの時期にわかれております。
永久歯完成前では、主に顔面の成長発育に問題を起こしそうな場合、現状の放置により後から生えてくる永久歯に著しい悪影響を与える場合、悪習癖(指しゃぶり、唇を噛む癖、物を飲むときに舌を前に突き出す癖など)がある場合等に治療をいたします。
永久歯完成後は全ての歯にブラケットとよばれる装置を歯につけることにより、より望ましいかみ合わせおよび歯列を得るために治療をいたします。
状態には個人差がありますので、不正こう合に気づきましたら、早めにご相談下さい。

<成人の矯正治療> 
 最近では成人になられてから治療を開始される方が増えています。当医院でも、多くの成人の方が治療をされています。基本的には歯がしっかりしていればいつでも治療は始められますのでお気軽にご相談ください。

■Q2 治療期間はどの程度かかりますか?
 治療期間につきましては、個人差がありますが、一般的に口の中に装置が入る期間は、全体的な治療では1年半〜 2年半位かかります。部分的な治療では、半年程度で終わるケースもあります。また歯を動かしたあとに、歯を保定する期間が1年〜2年程かかります。詳しい治療期間は、診断時にお知らせいたします。

■Q3 矯正治療は痛いと聞いたのですが?
 矯正治療で初めて装置をお口の中に入れて4−5時間位で歯が動く準備を始めます。それに伴い、個人差はありますが歯が浮くような違和感や、噛むと痛いといった症状が現れることがあります。通常、2,3日で治ります。ただ、個人差がありますので、初めからほとんど違和感すらない方、長く1週間位、続いてしまう方もいらっしゃいます。ただ、次回の治療までの間ずっと続くことはありません。どうしても辛い時には、鎮痛剤を服用しても構いません。装置を装着した最初が一番辛く、次回から治療のたびに毎回このような状態になるわけではありません。また、治療が進むにつれこの感覚も和らいでくるようです。

■Q4 矯正治療には、どのような装置がありますか?
 ほとんどの場合は以下のような固定式の装置が使用されます。

<金属の装置:メタル>
 
一般的に皆さんが目にする装置です。

<透明で目立たない装置:クリアブラケット>
 プラスチック製やセラミック製、人工のサファイヤ製などの装置があります。いずれも、金属の装置と比べ審美性に優れています。

<裏側につける表から見えない装置:リンガルブラケット>
 歯の裏側につけますので表からは見えません。最初のうち発音の面で慣れないことがあるなど見えない代わりのデメリットもあります。治療にかかる期間は前につける装置の場合と殆ど変わりません。

■Q5 先に虫歯を治療してから相談に行った方がよいのでしょうか?
 基本的には、矯正装置が入る前までに、虫歯の治療していただくことになります。しかし、矯正の診断結果によっては、歯を抜く場合もありますし虫歯の治療法も若干変わってくることがあります。そのため、矯正治療をお考えで現在、お痛みのある歯がなければ先に矯正の相談を受けることをお勧めいたします。
 また、現在歯にかぶせてある冠や詰め物は、現在の歯並びに合わせて作られていますので、矯正治療の途中あるいは終了後に作り直さなくていけないこともありますので、まずはご相談下さい。

■Q6 歯並びを治すのに歯を削って治療する方法もあると聞いたのですが、どのような方法ですか?
 歯を削って歯の形を変え見た目を良くする方法も治療法の一つです。メリットとしては、短い時間で治療が完了します。しかし、将来作り直しをする時期がくること、また歯の根の方向と削って入れた歯の方向が異なる場合には、無理な力がかかり歯の寿命を短くしてしまう場合もあります。また、なにより歯を削らなくてはなりません。矯正治療は、基本的にご自分の歯を並べかえる方法ですので、治療後のメンテナンスさえしっかりすれば、一生ご自分の歯を使っていくことができます。やはり、色々な面で、天然の歯に勝る人工の歯はありません。

■Q7 セラミックの歯やブリッジ、神経を抜いた歯がありますが、矯正できますか?
 いずれの場合にも矯正治療には支障ありません。
ただ、セラミックなどの差し歯の場合、矯正治療前の歯並びに合わせて作ってありますので、矯正治療後には、作り直すことになるかもしれません。
 ブリッジの場合には、すでに失われた歯の両隣の歯を支えに橋渡しをしています。しかし矯正治療では、スペースが必要で歯を抜かなくてはいけない場合もありますので、ブリッジの橋渡しの部分を切断しスペースを作って、治療していく場合があります。この場合には、矯正治療後にブリッジあるいは、冠の作り直しが必要になってきます。また、矯正治療上、歯を抜いて治療する場合に本来抜く歯が健康で、隣の歯が神経が無い場合には、メリット、デメリットを考え後者を抜く場合があります。

■Q8 すでに歯が無いところがあるのですが、矯正できますか?
 特に成人の方では、すでに虫歯などで歯を失っているケースもあると思います。しかし矯正では、治療ためにスペースが必要な場合は、健康な歯であっても、抜歯を必要とするケースがあります。そういった場合には、すでに歯がない部位については、矯正治療のために歯を抜いたものとしてスペースを使用できる場合もあります。また、スペースがさほど必要のない場合には、余ったスペースを治療後に補綴といって冠をかぶせたり、ブリッジにしたりする処置が必要となります。しかし、全体的には良い歯並びとかみ合わせを得ることが出来ます。まずは、ご相談下さい。

■Q9 顎関節症があるのですが治りますか?
 顎関節症とは、あごの関節から音がしたり痛みがあったり、さらにお口が開きにくかったり、頭痛や肩凝りなどの全身的な症状を起こすこともある病気で近年、訴える方が増えてきています。しかし、残念ながら、歯並びと顎関節症の相関関係はいまだに明らかになっておりません。また、その原因とされるものに、その人の姿勢や生活習慣やストレスも関与していると言われています。それでも歯並びを良くしてかみ合わせを安定させることは、あごの関節にとってプラスになることは間違いありません。

■Q10 笑うと歯茎が目立ってしまうのですが、矯正治療で改善できますか?
 歯茎が目立つのは、上のあごの位置が上の唇の位置に対して下方にあるのが原因ですが、2〜3mm程度でしたら従来の矯正治療のみで上の前歯を上方へ移動することができます。それ以上の改善には、手術により上の顎の位置を上方に移動する方法や、最近では、特殊な装置を用いることで手術並の効果のある装置もあります。

■Q11 取り外しの出来る装置で治療が出来ると聞いたのですが?
 取り外しの出来る装置で治療できるケースや、する場合があります。しかし、一般的に、取り外しの出来る装置は、小移動にしか向かず固定式のものより大きさが大きく、コントロール性も劣ります。また、取り外しが出来ると言っても、食事や歯ブラシ時以外は使って頂く事から考えるとあまり取り外しの出来る装置はお勧めできません。

■Q12 前歯の2本だけがでているのですがそこだけ治療できますか?
 部分的に治療することは、可能だと思います。しかし、気になっているのは、前歯の2本だけかもしれませんが、前歯がでてしまっている原因があるはずです。かみ合わせと言うものは、上下の位置関係で成り立っているので上下の全ての歯を動かしてはじめて理想的な歯並びを手に入れることが出来ます。まずは、ご相談ください。

■Q13 矯正治療後、装置をはずしたら虫歯だらけになっていたと聞いたことがあるのですが?
 矯正治療中は、特に装置の周りに汚れが残りやすくなっています。それを放っておくと虫歯になってしまいせっかく矯正治療で歯並びを治しても台無しになってしまいます。 通常、矯正歯科医院では患者様に合わせたブラッシング指導や歯のクリーニングを行い矯正治療中の口腔内衛生管理を行っています。患者様の協力により最小限に抑えることができると思います。

■Q14 食事や歯ブラシまたスポーツは普通に出来ますか?
 ほとんど問題ありません。食事の注意といたしましては、前歯であまり硬いものを食べたり引きちぎるような食べ方を避けてもらうこと。ガムやミルキーなどは極力避けていただく程度です。(硬いものも奥歯のほうでなら大丈夫です)
歯ブラシの仕方につきましては、こちらで丁寧にご指導いたします。ご安心下さい。
最後にスポーツですが、直接に口に打撃が加えられるスポーツは口の中を装置で切ってしまうことがありますがそれ以外は問題ありません。

■Q15 矯正治療を受けようかと思っているのですが、近い将来に国内もしくは海外に転勤する可能性があります。どのようにしたらよいでしょうか?
 矯正治療は、2年や3年などと治療期間がかかる場合が多いので、ご質問のように転勤により、通院することが難しくなる場合もあります。その際には、転勤先のなるべくお近くの矯正専門医をご紹介 していただけることが多いようです。また海外に転勤の際も、同様です。


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