新しいマウスピース矯正

青山アール矯正歯科院内
大人になっても気になる歯並び。でも、ワイヤーやブラケットなどの矯正装置が目立つことが気になって治療に踏み出せなかった方もいるでしょう。
「なるべく目立たずに快適に治療したい」という患者さんの希望に応えられるように矯正治療も日々進化しています。その一つがワイヤーを使わないマウスピース矯正です。透明で目立ちにくく、取り外すことができるマウスピース矯正は、患者さんのメリットも多く、近年導入する医院が増えています。
今回はマウスピース矯正について迫ります。

マウスピース矯正の特長

-- マウスピース矯正の特長を教えてください

「マウスピース矯正とは従来のワイヤーやブラケットを使用する矯正治療法とは異なり、とり外し式の薄いマウスピースを用いて歯を動かしていく、新しい治療法です。
マウスピース矯正といっても国内外で、様々な種類があります。当院で使用している米国製のマウスピース装置は、厚さ0.5mmの薄くて透明な素材でできています。他のマウスピース矯正装置と違い、精密で、納得がいく仕上がりの歯列になるまでのマウスピースを連続的に一度に作製できます。治療システムが他のマウスピース矯正装置と全く違うので、適応症例が多いのが特長です。装着したときは透明なカバーで歯を覆っているような状態なので、外側からはほとんど分かりません。
この『目立ちにくい』『つけていることがわかりにくい』というメリットは、日常生活でとても大切なことだと思っています。」

-- 装置を着けたときに、違和感や痛みはありますか?

「歯に力をかけて移動させる矯正治療に変わりありませんので、初めて装置を着けたときや新しい装置に交換した直後は、しめつけられるような違和感や軽い痛みを感じる場合があります。しかし、患者様の感想を聞くと、2〜3日くらいで慣れる方が多いですね。
マウスピース矯正は、従来のワイヤー装置のようにブラケットやワイヤーが外れて舌や粘膜に刺さることはありません。痛みや不快感が少ないのが特徴です。」

-- 具体的にどういった方法で矯正していくのですか?

「1日20時間以上マウスピースを装着して治療を行っていきます。マウスピースは2週間に1度、治療後の歯の位置に合わせて少しずつ形を変化させた新しいマウスピースに交換して進めていきます。
2週間単位で少しずつ歯を移動させる方法で、装置を付けている間だけ歯を動かす力が加わる仕組みのため、決められた1日20時間の装着時間を守っていただくことが大切です。患者様とドクターが協力して治療を進めていきます。」

-- 取り外し可能な矯正装置のメリットを教えてください

「マウスピース型の矯正装置は、自分で取り外すことができるため、普段通りの食事・歯磨きができるというメリットがあります。食事の時は装置を外すことで、従来の矯正装置のような食事のたびに食べ物が装置にからみつくわずらわしさがありません。食事制限がないため、矯正をはじめる前と同じような食生活が可能です。従来型のワイヤーとブラケットの矯正装置では使用が難しかったデンタルフロス(糸ようじ)も、マウスピース型の矯正装置ではご使用いただけます。だからこそ、虫歯や歯周病のリスクもほかの矯正装置と比較して、格段に少なくなります。」

-- デメリットはありますか?

「患者様がマウスピースを外している時間が長かったりすると治療期間に影響を及ぼすことがあります。また、すべての症例がマウスピースのみで治療できるわけではありません。マウスピースを作製するプログラムは担当医によって異なるため、担当医の治療経験により適応症例、治療結果が左右されることがあります。まずは担当の先生にマウスピースで治療が可能かどうか確認する必要があります。」

-- 通院の頻度を教えてください

「最初に治療計画を立てたあとは、マウスピース装置を一定期間分まとめてお渡しできるので、自宅で治療を進めることができます。治療が順調に進めば1.5〜3ヶ月に1度の通院ですみます。
従来のワイヤー矯正のように、毎月ワイヤーを調整するために歯科医院に通院する必要はないので、通院回数を少なくすることができます。日ごろ忙しい方や出張や旅行で長期間ご自宅を離れる患者様にとってもメリットが大きいと思います。」

-- マウスピース装置を製作するポイントを教えてください

「当院のマウスピース矯正は、歯型をもとに患者様の歯列を再現した3Dグラフィックで歯の動きをシミュレーションします。その治療シミュレーション(クリンチェック)をもとに、2週間ごとに交換して歯を動かすように形状を変化させたマウスピースを工場で一括製作するのが特徴です。治療シミュレーションは決してオートマチックにできるわけではなく、治療をする歯科医の指示のもとで設計されていきます。何度も治療シミュレーションの修正と確認を繰り返しながら、それぞれの患者様にあった歯を精密に動かすためのプログラムを作り上げていきます。つまり、マウスピース矯正でより良い治療を提供するためには担当する矯正医のマウスピース矯正の経験や技術力が重要になってきます。」

-- ドクターの技術や経験が大切なんですね

「そうですね。もし一人の患者様に100人の先生がシミュレーションを作ったとすれば100通りのシミュレーションになるといっても過言ではありません。シミュレーションの完成度により治療結果は大きく異なってきます。当院でもより良い治療シミュレーションを作製する目的と技術向上のために、毎日欠かさず東京クリニックと大阪クリニックのスタッフ全員でインターネット会議を行っています。様々なマウスピース治療経験から生み出された新しいテクニックは東京と大阪で日々共有できるようにしています。マウスピース矯正を日本でも広く認識してもらうべく日々、研究し、切磋琢磨しております。現在では当院の技術を自信を持って提供しております。新しい治療法であるがゆえに不安に思われる患者さんもいらっしゃいますが、治療が進んでいくにつれて、歯並びが良くなってくることを実感され、だんだん気持ちがほぐれていきます。
これは余談でもあるのですが、
私自身、マウスピース矯正をよりよく理解するためにマウスピース矯正で矯正治療をしておりました。 ですので、患者様目線に立ってこれから治療にあたられる方々の歯並び、口腔内のケアをしていきたいと思っております。 ぜひ、信頼して治療を受けてほしいと思いますね。」

佐本 博(歯学博士)
PROFILE
佐本 博(歯学博士)
1997年日本大学歯学部卒。
大学卒業後は大学病院で矯正学と歯周病学の研究と臨床の日々を過ごし、東京と大阪に青山アール矯正歯科を開院

インビザライン症例実績、プロフィールはこちら
インビザライン装着写真
マウスピースを装着した様子
薄くて透明なマウスピースが歯にぴったりフィットするので、目立ちにくいです。

アメリカ(デンツプライ社)の製作工場
装置を設計するプログラマ
採取した歯型とレントゲン写真はアメリカの工場へ送られ、訓練を経たスタッフが1人ひとりの治療シミュレーションを担当医の指示のもとに作成します。

CMや動画投稿サイトに紹介されている様子
矯正治療がポピュラーなアメリカ。Youtubeなどの動画共有サイトではマウスピース矯正の映像や矯正治療中の患者さんの動画をたくさん見つけることができます。
マウスピース矯正の詳細
ちょっと知っ得!

欧米では日常の生活に浸透している
スタンダードな治療法

欧米でマウスピース矯正は、ポピュラーな治療方法です。当院で用いているマウスピース装置も、欧米ではすでに10年以上前から普及しており、多くの患者様に使用されています。米国では、たまたま私が乗車したタクシーの座席の広告に掲載されていました。それぐらいスタンダードな治療法なんだと再確認しました。
欧米では、幼少期に一度、矯正した方が大人になって、「少しガタガタになった歯並びを調整しようかな」と気軽にマウスピース矯正を受ける方もいらっしゃるそうです。それぐらい日常的に浸透しているようですね。(佐本先生)

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マウスピース矯正Q&A

Q1 どれくらいの治療期間がかかりますか?

装着時間20時間、2週間ごとに交換

当院の場合、歯の型取りをしてから約1〜1ヵ月半後にマウスピース装置が出来上がり、治療を開始します。装置ができたら、1日20時間毎日装置を装着し、2週間ごとに新しい装置に交換します。

通院頻度は初めの時期は1ヵ月に1回ですが、経過が良好であれば1.5〜3ヵ月に1回程度になります。治療期間は、通常のワイヤーによる矯正治療とほとんど変わりません。軽度の症例では約半年〜1年半。重度な症例では1年半〜2年半かかります。矯正移動後は歯並びをキープするリテーナーを装着し、3〜6ヵ月おきに経過観察をします。

Q2 日常での注意点を教えてください。

マウスピース矯正の食事について

マウスピース装置は、飲食時や歯みがきをする時以外は装着しましょう。また、食後には虫歯予防のために、マウスピース装置をよく洗い、歯磨きをしてください。
乱暴に扱わないかぎり、壊れることはほとんどありません。万が一壊れた場合も、素材がやわらかいので歯茎に傷がつくことがなく安全です。フィット感があるので寝ている間に外れることもありません。
ガムなどの粘着性のある食べ物は装置にくっついてしまうので避け、糖分を含んだ飲食物も虫歯の原因になりますので装置をつけている時は控えましょう。


Q3 治療はマウスピース装置だけで済むのですか?

マウスピース装置の特長をより引き出すため、補助装置や処置を行う場合があります。主なものをご紹介いたします。

@アタッチメント
アタッチメント
Aディスキング(IPR)
ディスキング
Bボタンとエラスティックゴム
ボタン
アタッチメントという厚さ1mm程度のポッチを歯の側面につける方法です。歯の回転や歯根の移動などの複雑な歯の移動にかかる力を調整をすることができます。※実際のアタッチメントは歯の色に近い白のプラスチック製です。 歯を移動するスペースを作るため、両端のエナメル質を研磨して、歯のサイズを小さくする方法です。
歯の表面の層「エナメル質」の1/3程度(約0.3mm)を削るだけなので歯の負担はほとんどありません。
ゴムの力で歯の移動をスムーズにする方法です。固定式の矯正装置でもよく行われています。マウスピース矯正では直接マウスピースに引っかけるか、マウスピースに接着したボタンに透明なゴムを引っかけて治療します。※ボタンは乳白色、銀色、透明などがあります。

Q4 治療できない症状・歯ならびはありますか?

マウスピース矯正症例写真

顎の骨の位置や形など骨格的な問題がない症状であれば、米国製のマウスピース矯正装置を使用して通常のワイヤー矯正治療と同様に治療が行えます。重度のガタガタや反対咬合においても、多くのケースにおいてマウスピースによる矯正は可能です。※1
ただし、担当医の経験と技術によって、対応できる症例に差がある場合があります。なお、虫歯や歯周病がある場合は、歯列矯正をする前に治療しますが、万が一、矯正治療中に虫歯になった場合でも、矯正治療をすることは可能です。※2

※1 マウスピース装置の種類によって異なります。症状によっては従来の矯正装置を併用して行う場合があります。
※2 虫歯の状態によっては、再度型取りをすることがあります。

歯列のシミュレーション画像
治療計画フォームとアメリカの工場
もっと知りたい方はこちら
ちょっと知っ得!

マウスピース矯正装置ができるまで

米国製のマウスピース矯正装置とは、主にマウスピースを作製するためにアライン社が独自で開発した治療シミュレーションソフトを使用します。
1. クリニックで最初に型どりされた歯型は、担当医が作製した治療計画書と合わせて海外のアライン社に送られデジタル化されます。
2. デジタル化された歯列をアライン社の治療シミュレーションソフトに再現し、インターネットを通じて担当医の指示のもとに完成度の高い治療シミュレーションを作製していきます。この過程が最終的にどのような形のマウスピースが作製されるかを決定します。
3.治療シミュレーションのデータにもとづいて治療に必要なすべてのマウスピースが自動的に製造されます。製造されたマウスピースは海を渡って、担当医のいるクリニックに送られて行きます。(佐本 先生)

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治療体験レポート

■マウスピース矯正の初期段階のステップを実際にモデルの麻生あやのさんに体験してもらいました!


STEP1: 矯正相談

子供の頃に矯正した歯並びが後戻りしてしまったことが悩みの麻生さん。
問診票記入後、先生が悩みをじっくりと聞き入れます。約30分間、処置内容や治療期間、費用などの説明を受けました。

「本当に見えにくいですか?」との質問に、佐本先生自ら装着していたマウスピースを外してみせてくれました。近くにいたのに今まで全く気づきませんでした!

矯正相談
治療開始
STEP2: 精密検査

続いては診断のための精密検査。
3D光学スキャニングでの口腔内診査のあと、約10分かけて丁寧に歯型の採取をしました。その後、レントゲン撮影。

「痛みを伴う検査もあるのかなと思いましたが心配無用でした」とホッとした様子の麻生さん。45分ほどで検査は終了です。

矯正相談
治療開始
STEP3: コンサルテーション

精密検査から約1ヶ月後、コンサルテーション(診断)を受けに行きました。
検査データをもとに作った自分の歯の3Dシミュレーション画像を見ながら、診断結果や治療計画、治療上の注意点について佐本先生が説明。

「治療後、どんな歯並びになるか気になっていました。治療前から最終的な仕上がりまでのイメージを3Dシミュレーション画像で見られるので、とてもわかりやすかったです!」と麻生さん。治療計画に同意すると治療開始のステップに進みます。

矯正相談
治療開始
マウスピース矯正を行った患者様の感想はこちら

■実際にマウスピース装置を手にして、治療に対する不安がなくなりました!

体験モデルの麻生あやのさん
体験モデルの麻生あやのさん

「私は、子供時代に矯正を経験したことがあるのですが、ワイヤーを使った矯正は痛みを伴う上、金属製のブラケットが取れたり、ワイヤーが歯に刺さったりというトラブルも生じ、大変だった記憶があります。大人になるにつれて歯並び少しガタガタに戻って気になっていたものの、過去の記憶が頭にずっと残っていて、踏み出せずにいたんです。

矯正相談でマウスピース装置を触ってみた第一印象は『思っていたよりも薄くて透明!』
院長の佐本先生ご自身も矯正治療中で、カウンセリング中もマウスピース矯正を着けていたんですが、先生から言われるまでは気づきませんでした。これで見えることへの不安は解消しました。

装置の安全性や取り扱いの説明も同時に受けて、矯正相談後には治療に前向きになれました。特に治療前と治療後のシミュレーション画像を示してもらえるのは、患者にとって励みになります。
取り扱いが簡単なことや、通院回数が少なくてすむことも、仕事があって日々忙しい身にとってはありがたいことですね。矯正治療は長い時間がかかるものですが、これなら続けられるなと思いました。」

※治療結果・治療の効果は個人の症状や医院によって異なります。
当院で行ったインビザライン症例はこちら

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