みずた歯科医院 医院HP

マウスピース矯正

当院では、一人ひとりの歯並び・噛み合わせの状態やご希望に合わせて適したものをご提案していますが、成人矯正においては透明なマウスピースタイプの装置を用いた、目立ちにくい矯正治療をおすすめしています。

マウスピース矯正をおすすめする理由として、まず「原則、歯を抜かない」治療が挙げられます。当院の場合、適用できる症例に限りはありますが、マウスピース矯正では歯を抜くことはほとんどありません。
やむをえず抜歯をするケースは、患者さん30人に対し1人程度です。

そのほか、歯の動きに合わせて複数のマウスピースを取り替えながら進めていくので、患者さんの生活スタイルに合わせて柔軟に対応しやすいというメリットがあります。
当院のマウスピース矯正は、毎回歯型取りをして一つひとつ装置をつくる治療法を採用しているので、妊娠、出産、留学、海外出張などで治療を一時中断していても再開しやすいのです。
再開した歯やお口の状態から再度、歯型取りをするので、歯の形が変わっても問題なくマウスピース矯正を続けられます。
また、虫歯の治療、差し歯の取り換えなども矯正治療中に並行して行うことができます。

ワイヤー矯正(セルフライゲーションシステム)

歯に取り付けたブラケットという金具にワイヤーを通し、歯を動かす治療法です。
当院ではマウスピース矯正では改善が難しく、重度歯列不正の方や埋まっている歯を引っぱり出すケースなどにワイヤー矯正の一種、セルフライゲーションシステムをご提案しています。このセルフライゲーションシステムは、従来よりもブラケットが小さく、ワイヤーを結ぶ針金や輪ゴムを使用しないことで、より違和感、痛みが少なくなるよう設計されています。
さらに、ブラケットとワイヤーの摩擦や痛みが少なく、弱い力で歯を早く動かせるので、従来のワイヤー矯正より治療期間の短縮を促せるのもメリットのひとつです。
装置が小さめなのでブラッシングしやすいかと思います。お口を清潔に維持できれば口内炎もできにくくなります。

インプラント矯正

小さなインプラントを顎の骨に埋め込み、それを固定源にして歯を動かす治療法です。
インプラントは直径1.4mm、長さ7mmほどです。
固定源から歯を移動させる力が加わることで治療期間の短縮につながり、抜歯するケースが減ったり、ヘッドギアなどの使用が不要になったりするなどの効果も期待できます。

顎を切る手術が必要とされるケースでも、この治療法によって手術を不要にできる確率が増えるほか、歯茎が目立つ「ガミースマイル」や出っ歯の改善、また部分矯正にも適しています。

セラミックで歯の見た目を整える治療

実際に歯を動かす矯正治療とはちがい、セラミック製の差し歯を装着したり、ラミネートベニアというセラミック製の薄い板を貼り付けて歯の表面をきれいに見せる治療法です。

通常の矯正治療には長い期間が必要ですが、短期間で改善したい方、装置を付けるのに抵抗がある方には、セラミック製を用いた治療がおすすめです。
通常であれば1ヵ月ほどで終了でき、同時に歯のねじれや出っぱり、すきっ歯、歯の黄ばみ・黒ずみなどを改善することも可能です。

子どものマウスピース矯正

主に、6歳〜12歳頃の混合歯列期(歯の生え変わる時期)に、成長を利用して専用のマウスピースで矯正する治療法です。
マウスピース矯正は取り外し式です。日中は最低1〜2時間、夜間は就寝時に装着していただき、学校にしていく必要がないなど、お子さんへの負担が抑えられます。
この治療法は、ワイヤ―矯正のように本格的に歯並びを改善するというより、口呼吸・舌の位置や飲み込み機能の改善することで永久歯への生え変わりをスムーズに行い、歯並びを自然によくなるように促すというものです。

矯正治療には、「第1期と呼ばれる早期矯正治療」と、「第2期と呼ばれる永久歯に生え替わってから行う治療」があります。歯並びに適した治療開始時期はお子さんの歯並びの状態によって異なります。
矯正相談は無料、セカンドオピニオンも受け付けていますので、まずはご相談ください。

【3歳児検診で反対咬合と言われたら】

子どもの反対咬合治療は3〜4歳から始められます。一般的には12歳ぐらいまでとなります。
受け口を改善するマウスピース矯正装置で、チンキャップという下顎を後方へ移動させる矯正用器材の使用を回避できます。
この治療のマウスピース矯正装置の使用時間は原則、就寝中です 。

床矯正

▲床矯正

主に、顎が小さく永久歯がきれいに並ばないことが予測されるお子さんに対して行う治療法です。
床矯正の装置は入れ歯に似ていてます。ねじを回すと広がり、徐々に顎の大きさを広げていき、歯がきちんと生えるスペースを確保していきます。装置は取り外し可能です。
ただし、ワイヤー矯正と違い、横方向にしか力をかけられないため、適用できない症例もあります。

上の歯列が下の歯列を深く覆っている過蓋咬合(かがいこうごう)や、下顎が後方に下がっている上顎前突(じょうがくぜんとつ)などの症例には、咬合斜面板という専用のプレートを使用します。

ワイヤー矯正

マウスピースなどの取り外せる矯正装置では治療が難しく、歯並びに重度の乱れがある場合は、ワイヤー矯正を行います。
当院ではワイヤー矯正の中でも「セルフライゲーションシステム」と呼ばれる、治療期間の短縮を促せる装置を使用しています。

ワイヤーを通すブラケットが従来のものよりも小さく、ワイヤーを結ぶ針金や輪ゴムも不要なので違和感、痛みが少ないのもメリットです。
ブラッシングのしやすさにも配慮されているためお口を清潔に維持しやすく、口内炎の予防もできます。