下顎の歯を移動する装置(下顎用の大臼歯遠心移動装置)を使用した症例

青山外苑矯正歯科の下顎の歯を移動する装置を用いた非抜歯で下顎の歯列全体を後ろに下げて反対咬合や噛み合わせを改善した症例をご紹介します。

公開日:2019/10/01  更新日:2021/09/08

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目次

  1. 非抜歯で下顎の歯列全体を後ろに下げて反対咬合・噛み合わせを改善
  2. 【症例1】20代女性 - 非抜歯で下顎の歯列全体を後ろに下げて反対咬合を改善
  3. 症例写真ごとの治療の経過
  4. 【症例2】10代女性 - 犬歯から奥歯を後ろに下げて下顎前突と側方開咬を改善
  5. 症例写真ごとの治療の経過
  6. 【症例3】40代男性 - マウスピース矯正との併用:上顎はマウスピース矯正、下顎は大臼歯遠心移動装置
  7. 症例写真ごとの治療の経過

非抜歯で下顎の歯列全体を後ろに下げて反対咬合・噛み合わせを改善

【症例1】20代女性 - 非抜歯で下顎の歯列全体を後ろに下げて反対咬合を改善

主訴:受け口で噛み合わせが悪い
治療期間:治療中
抜歯の有無:右上5番、右下親知らず抜歯

症例写真ごとの治療の経過

初診時:受け口の場合、下顎の小臼歯を抜歯して矯正治療することが多いが、大臼歯遠心移動装置を使うことで、犬歯から奥歯にかけての歯を後ろに下げることができるので、下顎の抜歯をせずに治療を開始
治療中:大臼歯遠心移動装置の下顎タイプの装置を使用し、約5ヵ月で反対咬合が改善

抜歯することなく上下の噛み合わせが改善された

【症例2】10代女性 - 犬歯から奥歯を後ろに下げて下顎前突と側方開咬を改善

主訴:小学生の時に他院で矯正治療をしていた。前歯が反対咬合で、奥歯は噛んでいない
治療期間:治療中
抜歯の有無:治療の経過を見て検討(現在は非抜歯)

症例写真ごとの治療の経過

初診時:上顎左右7番欠損、下顎前突(受け口)と側方開咬(上下の歯が噛み合っていない)がみられる
治療中:下顎の大臼歯遠心移動装置を使用し、犬歯から奥歯を後ろに下げている

【症例3】40代男性 - マウスピース矯正との併用:上顎はマウスピース矯正、下顎は大臼歯遠心移動装置

主訴:受け口、歯のでこぼこを治療したいが、なるべく非抜歯を希望
治療期間:治療中
抜歯の有無:なし

症例写真ごとの治療の経過

初診時:主訴である下顎前突(受け口)、叢生(歯のでこぼこ)以外に正中のずれがみられる
治療中:アメリカ型のマウスピース矯正で上顎の歯並びを改善、下顎は大臼歯遠心装置にて歯列全体を後ろに下げ、噛み合わせを改善

※装置を撤去後は、アメリカ型のマウスピース矯正で治療をしていきます。
写真の状態は矯正治療完了後の状態ではありません。

※治療結果は患者様によって個人差がございます。