ことさんの相談

カテゴリ:治療後・アフターケア

矯正の後戻り

初めてご相談します。
息子が小学4年生から中学2年生頃まで矯正をしていました。
矯正が終わり1年半程経ったのですが、前歯が開き始めています。
元々前歯が抜けてから4年ほど生えてこないなどで歯並びが悪く矯正をしました。

矯正が終わって、後から生えて来た下の歯が残り2本ほど並びが悪いとの事で、第二段階の矯正をするか聞かれましたが、奥の歯だった為息子が嫌がったので致しませんでした。
その際、今矯正した歯には影響がない(しなくても戻らない)事とその後の定期検診などもないと言われ、終了との事でした。
最近になって、リテーナーの期間が必要と知りとても驚きました。そんなの事は説明すらされていません。
こういった場合、やっぱり後戻りはしてしまうものですか。戻った場合、また矯正が必要でしょうか。
経済的にも再度矯正をする余裕もない為質問させて頂きました。
ご回答よろしくお願いします。

ことさん
お子さんのこと心配ですね。
文面だけでは非常に判断しづらいのですが、最初の歯並びの状態がそれほど悪くなかったのでしょうか?

一般的には歯を動かした後、リテーナーという、きれいになった歯並びを維持する装置をつけて定期検診をします。

息子さんは、それが必要ないほど矯正治療後の歯並びが安定していた、あるいは、最初の状態がそれほど悪くなく、後戻りの心配があまりなかった、のでしょうか。前歯が開き始めているとのことですが、治療前も、開いていたのでしょうか?

いずれにしても、気になるほど動いてきているようであれば、主治医に再度相談してみてください。第2段階に進むと費用が掛かると思いますが、そうでなければ、「再治療」という形でそれほど費用がかからずに今までと同じ第1段階の治療をして、その後、リテーナーをつけるようにしてもらえるかもしれません。
読ませて頂きました。

リテーナーは必ず必要です。矯正の終了時期も早いですね。

リテーナーは終わりがないと言われているほど長期間の装着が必要です。

私どもはその年齢で終了することはありません。その年齢ですと第2大臼歯(前からかぞえて7番目の大臼歯)が萌出したかどうかまだあやしい頃です。第二大臼歯は親知らずではなく必要な歯です。これがそろって治療は終了になります。それからがリテーナーを装着する保定です。最低でもそれから4年間ぐらいはリテーナーの装着した状態で観察します。後戻りがないか?を拝見させて頂きます。4か月に1度ぐらいの来院で十分です。

矯正治療は保定期間が終了して初めて終わりになります。保定は必ず必要です。
矯正治療が終わってからは、できるだけ後戻りしないためにリテーナーを装着して後戻りを防止します。それでも後戻りが生じることはあります。この場合、一番良いのは矯正治療をしていただいた医院に相談に行くのが良いと思います。他院に相談に行かれ、再治療となった場合は最初から矯正の費用が掛かると思います。

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