SOさんの相談

カテゴリ:その他

埋没歯がある歯列矯正について

元々見た目の歯並びは悪くなかったのですが、噛み合わせが悪いということで、歯列矯正をしました。
ただし、途中噛み合わせが悪化したり、顎関節症が悪化したりして、現在、3度目の歯列矯正中です。

埋没歯は左下3番ですが、埋まっている位置は右下3番の下あたり、奥深くにあり、牽引することは難しいとのことで、左下3番にスペースをあけてインプラントを予定しています。
歯が1本埋まっていたこともあり、下の顎の骨のアーチの大きさが、上の歯に比べて小さいとのことで、下の歯を、スペースを空けて広げたことで、下の左側の歯(左下2番4番5番)が骨の位置ギリギリで、歯茎が大分下がっています。こちらは先日一般歯科の先生に、「あまりよくない状態」とご指摘いただきました。
また、下の前歯は、1〜2本程(左下1番2番)は、矯正の影響か根元がかなり短くなっているとのことで、将来的に長く持つことは考えにくい為、状態によっては矯正後、抜歯して、スペースの部分とあわせてインプラント、ということもありうると一般歯科の先生に言われました。

上の歯のアーチと下の歯のアーチの顎の骨の大きさが異なる場合、一般的にはどのように噛み合せるのでしょうか?
また、左側の下の歯の歯茎の後退をそのままにしておくことで、将来、歯の寿命に影響することはありますか?
また、歯の根が短くなった場合の抜歯するか否かの判断はどのようなものになりますでしょうか。

元々、見た目の歯並びは悪くなかったので、矯正をして歯を失ったりインプラントをしたり、となるのであれば矯正をしない方が良かったのか?など、色々と悩んでいます。

ご意見お聞かせいただせますと幸いです。

読ませていただきました。

埋まっているのは下顎左側犬歯(3番目は犬歯です)ということですね。これが骨の中に深く引っ張り出せる位置にはない。この処置についてですね。

こういった場合は2通りの案があります。
・埋まっている犬歯を抜歯して反対側の小臼歯、そして上顎の小臼歯も左右抜歯して上下左右1歯ずつ少ない状態で噛み合わせを作る。矯正治療をおこなう。
・2つ目はSO様がやられた方法です。埋まっている犬歯を抜歯して、反対側の犬歯と同じだけの隙間を作ってインプラントを埋入して犬歯のようにする。

3度も矯正治療されたのがよくわかりません。私の経験では前者の方が多いです。さらに3本小臼歯を抜歯しますが、人工的な歯、すなわちインプラントなどに頼らずにご自身の歯ですごせます。インプラントもかなり良い物ですがご自身の歯にはかないません。

歯根が短くなった歯根吸収ですが、完全にだめになるまではそのまま使用して下さい。意外と長い年月持つものです。あえて予防的に抜歯してインプラントにする必要はありません。歯茎の下がっている歯も同様です。それだけで抜ける事はかなり進行してからです。それ以上進行させないように注意してください。

因みに矯正治療なさったのは矯正専門歯科医院でしょうか?3度の矯正治療というのがどうも理解できません。

治療が成功する事を祈っています。
  • SO(35歳 女性 会社員 )
  • 2017年09月20日13時02分
福井先生

ご回答ありがとうございます。

今も左側が噛まず、治療を続けているのですが、今から最善の状態に持っていくのはどのようにするのものでしょうか。

先生のもとで治療され、前者ではなく後者となった方の理由はどのようなものがありますでしょうか。
私としてもできればインプラントなどは入れたくなく。。

>矯正治療なさったのは矯正専門歯科医院でしょうか?3度の矯正治療というのがどうも理解できません。

→1度目の矯正治療は一般歯科で、噛み合わせを指摘され、そのまま治療をしました。その際は、抜歯なし、下のスペースは埋めるというものでした。治療後、更に噛み合わせが悪くなり、矯正専門歯科医院にて、2回目の矯正をしました。
そこでは、左下の犬歯のスペースをあけるというものでした。
2回目の矯正の終わりかけでも噛み合わせが好ましくなく、「左側が噛めない」とお伝えしたところ、「装置を外せば歯が下りてきて噛むようになる」とのお話でしたが、保定期間が終わっても噛むようにならず、3度目の治療、となりました。
尚、埋没している左下の犬歯は右下に今も埋まっています。

1度目2度目は全顎矯正、3度目の治療は下の歯と上の歯の左側のみの部分的なものでしたが、治療が5年近くにもなり、まだ噛めない状態が続いており、そのまま別の矯正専門歯科医院に転院しております。
今の先生は、リスクはあるが、このまま噛み合わせが悪いよりも治した方が良いと、判断され、治療いただいています。(治療方針はそのままスペースあけたままのものです。)

>歯根が短くなった歯根吸収ですが、完全にだめになるまではそのまま使用して下さい。意外と長い年月持つものです

→こちらですが、完全にダメになる、その時とは、歯が抜け落ちる時でしょうか?抜歯した方がよい目安などありましたらお教えいただきたいです。

大変お手数をお掛けしますがよろしくお願いいたします。
そうですか。文面から心中お察しします。

・前者ではなく後者となった方の理由はどのようなものがありますでしょうか

記載されているように最初の状態がそれほど悪い歯並びではなかったというのが後者を選んだ理由ではないでしょうか?抜歯症例になる条件、例えば出っ歯だとか叢生(でこぼこ)などの歯を排列するための場所が必要な場合です。こういった場合は抜歯を選択します。それ以外にもあります。

その他には前歯のかみ合わせが深い場合も歯を抜く事を避けます。浅い場合は抜きになる可能性が高くなります。

“装置を外せば歯が下りてきて噛むようになる」とのお話でしたが、保定期間が終わっても噛むようにならず、
3度目の治療、となりました。”
これはよく言う言葉です。厳密には矯正治療では歯の細かな当たりまでは治せません。ワイヤーの調節で歯をダイナミックに動かすことはできますが、細かなかみ合わせは2人目の矯正歯科医が言ったように保定期間中に徐々に自然に噛んできます。マウスピース型の保定装置ではそれが起きにくいとは言われています。ただし、最初から噛んでいないのでこれは当てはまらないかもしれません。最初の状態が不正でも噛んでいるような場合は装置を外す段階で噛んでいなくても噛んできますが、最初に噛んでいない症例は矯正装置で噛ませておく必要があったと思います。残念なのは最初の矯正歯科医が一般の先生だったという事です。2番目は矯正歯科医であっても最初の状態がわからなかったのではないでしょうか?人が手を付けたものを治すのは最初から治療するよりも難しいと言われています。

噛み合わせという事でしたら矯正歯科だけはなく大学病院などの補綴科(ほてつ)を受診されるのも一つの打開策になるかもしれません。細かな噛み合わせは補綴科が専門になります。入れ歯を作ったり、クラン(冠)やブリッジなどの治療をおこなう科です。この科の先生は細かな噛み合わせを調節する能力があります。

歯根吸収や歯肉退縮は機能していれば抜く必要はありません。もうだめだという時までそのままえ大丈夫です。予防的に抜歯する必要はありません。全顎インプラントにするような事があればインプラントの本数を少なくするために戦略的抜歯と言って抜く事もありますが、そうでなければ必要はありません。

何とか解決できる事を祈っています。
ご相談ありがとうございます。
矯正治療も3回目ということでいろいろお悩みだと思います。
一般的に矯正歯科治療で上下アーチの大きさが違う場合、大きい顎の方の歯を抜いて上下をコーディネートさせるか、小さい顎の方を拡大により大きくして調和させる方法を取ります。
2番目のご質問の歯茎の後退がすぐに歯の寿命には関係しないと思います。
メインテナンスにより十分保存はできると思います。
3番目のご質問の歯根が短くなってしまった歯もそれだけの理由では抜歯対象になりません。これもメインテナンスにより保存できるでしょう。
インプラント治療と矯正歯科治療は非常に相性の良い治療法です。しかし、その両方を深く理解している歯科医師は非常に少ないです。ご相談者の場合、本来はそのような歯科医師に治療を受けられるのが理想でしょう。
  • SO(35歳 女性 会社員 )
  • 2017年09月21日02時50分
ご返信ありがとうございます。
1度目の矯正を何も考えずに一般歯科で受けてしまったこと、悔やまれます。
ご回答内容拝見しまして、追加で下記の質問をさせて頂けますでしょうか。

■下の顎の拡大について
顎の骨ごと拡大することは難しいことでしょうか?

■外科的な措置について
造骨矯正法といったものをネットで見ました。
何らかの外科的な措置で骨や歯肉の改善はできるものでしょうか?
また、歯茎が後退している所に、歯肉の移植のみをすることは歯の寿命を長くすることに繋がりますでしょうか?

■咬合について
左側が噛み合っていない為、前歯の左側も噛み合っていません。
一般歯科の先生からは、下の歯をこれ以上引っ張り上げると抜けてしまう可能性があると言われております。
奥の歯は最終的には高さの調整ができそうですが、前歯が噛み合っていない状態でやむなく矯正を終えるケースもありますでしょうか。
顎の骨の中に歯を収めることと、噛み合わせの為に歯茎が後退しても外に広げることは、通常どちらを優先させるものでしょうか。

度々お手数ですがよろしくお願いいたします。
 ご返信ありがとうございます。
最初のご質問ですが、下顎の拡大は成人患者様の場合骨自体を拡大するのは難しい(不可能)なため、歯を外側に傾斜させて対応します。
 2番目のご質問ですが、矯正界で造骨矯正法という専門用語はありません。一部のグループ内で使われている単語と思います。矯正歯科界では通じません。2番目のご質問はインプラントや歯周外科での処置で矯正歯科専門の先生では深く理解されていないと思うのでここで聞かれるのは少し無理がありますが、自分はインプラント学会認定専修医ですのでお答えできますのでお答えいたしますと、骨、歯肉の改善はオペでできますが、歯肉を移植しても歯の寿命と関係ありません。なぜなら、歯は骨に支えられていて、決して歯肉で支えてはいないからです。歯の寿命については前回回答と同じです。
 3番目のご質問ですが、最終的に奥歯の高さが揃うのであれば、それにつれて前歯も揃ってくるはずです。普通、前歯が咬まないのに矯正治療が終了することはありません。顎の中に歯を収めるか歯茎は下がっても拡大すべきかは、ケースバイケースなので残念ながらお口の中を拝見しないと何とも言えません。
 最後に始めの回答時に書かせて頂いた様にご相談者様の場合は
矯正歯科専門の先生でも難しいですし、インプラントのみに精通した先生でも難しく思います。どちらにも精通した先生でないと治療が困難であると感じます。
  • SO(35歳 女性 会社員 )
  • 2017年09月21日17時22分
ご回答ありがとうございます。
大変参考になりました。

矯正とインプラントどちらにも精通している先生はどのように探せば見つかるでしょうか。。

よろしくお願いいたします。
ご返信ありがとうございます。
今回のご質問は最難問ですね。
しかし1つの方法として、その医院のホームページの中の院長プロフィールを見て下さい。インプラント、矯正両方に精通している先生は必ず日本口腔インプラント学会か日本矯正歯科学会などの各種関連学会に入っています。そこで認定医や専門医の資格を取得しているはずです。どちらかの学会資格があり、両方の学会に所属していることなどから絞れるかと思います。でもあくまで目安の1つとお考え下さい。
  • SO(35歳 女性 会社員 )
  • 2017年09月22日12時58分
ご回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

2人目の矯正の先生は、インプラント反対派だったので、スペースの部分は被せ物やブリッジなどを想定されていたようです。(矯正治療開始時には「隣の歯を少し大きくして隙間を埋める」と聞いており、私もかなり気楽に考えていました。)
その矯正の先生に紹介いただき行った歯科医院では、ブリッジは反対、インプラントを勧められました。
紹介いただいた先生同士でも意見が異なったので、不安になり、自分でも歯科医院を探して相談に行っております。
これまでインターネット等で情報収集をして、歯科医院を探して行っておりましたが、こんなにも先生によって治療方針や考えが異なることに驚きました。
歯列矯正をしていた友人は皆2年ほどで綺麗になっているので、とても羨ましく思います。歯が足りない友人も複数いますが、私のように今も問題を抱えている人はいません。

度々の質問で申し訳ございませんが、歯列矯正中は、定期的にレントゲン撮影を行うものでしょうか?
二つ目の歯科医院(矯正専門歯科医院)では、治療開始時に検査をした際にレントゲン撮影をしましたが、その後の保定、装置をつけての治療再開から転院までトータルで10年ほどだったと思いますが、全くレントゲン撮影はしておらず、歯根の吸収については、一般歯科でレントゲンを撮って初めて発覚しました。
今後の治療時の参考とさせていただきたいのでお教えいただきたいです。(自分から申し出て撮っていただくべきだったのか、等。)

お手数をお掛けしますがよろしくお願いいたします。
返信大変遅くなり申し訳ありませんでした。9月22日〜24日まで仙台でインプラント学会出席のためメールチェックできませんでした。すみませんでした。
ご質問に対するお返事といたしましては、歯科医師に限らず医師は自分の得意とする分野で問題を解決しようとするからなのです。
そこで患者様サイドからのご提案としましては、各先生に自分で治せる、ここは無理です、他科を紹介します、とはっきり伝えて下さいとお願いするよりないと考えます。
これは歯科医師の人格によっても違いがあると思いますので、非常に困難な問題だと思いますが、諦めずに探してください。
ちなみに矯正の先生がインプラントに反対なのは矯正の先生はインプラントを理解していないのが普通ですし、一般歯科医院の先生は矯正を理解していないのは普通なので、相互の意志が分かれて普通です。
最後にレントゲンに関しましては、原則治療前、治療中数回、治療後1回、保定後1回で十分ではと自分は考えています。

いろいろとお悩みなことだと思います。

実際レントゲンも拝見していないのでわかりにくい点もあるのですが
一応考えられる意見を書かせていただこうと思います。

上下のあごの大きさが異なる場合の一般的な考えとしては
上顎が下顎より小さければ上顎を拡大します(いろいろと考えられますが省略します)
また上下の大きさがあっていない場合には
矯正の装置を装着してワイヤーを入れていき大きさを上下でコーデイネートし顎間ゴムなども併用して大きさをあわせていきます。
次に歯茎の後退を回復するのはかみ合わせを改善することにより
自然に回復することもありますが一般的には歯肉移植と思われます。ただ矯正治療中はやむを得ないかと思いますが・・・
最後の歯根が短くなった場合の抜歯基準ですが折角矯正治療をした歯ですのでぐらぐらがかなりあり当たると痛みがあるなど歯として機能しなくなったらでいいのではないでしょうか。もちろんレントゲン、動揺度、など総合的に考えないといけないと思います。
お答えになっておりましたら幸いです。



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