小児矯正 装置・治療法(神奈川県 39歳 女性 主婦のQ &A)

カテゴリ:小児矯正 装置・治療法

「FOK」という矯正方法はどのような方法なのでしょうか?
小学1年(7才)の息子についてご相談したく書き込みました。
乳歯の頃より反対咬ごうと指摘されておりました。

小学校入学後永久歯に生え変わりつつある中で、歯科検診を受けた際、初期の矯正(上の歯が前に出て成長するようにする。舌の突出癖を改善する)を歯科医にすすめられましたが、その時「FOK」という矯正方法の名前が出て来ました。

できれば早期に矯正を開始したいと思っておりますが、この「FOK」という矯正方法はどのような方法なのでしょうか?
子どもの性格にもよるところは大きいと思いますが、子どもへの負担というのはどの程度のものなのでしょうか?

詳細がよく分からないのでお教えいただけますと幸いです。

[神奈川県 39歳 女性 主婦]

小児矯正 装置・治療法

矯正医の松原と申します。シュウ様のご質問にお答え致します。

7歳の反対咬合の治療に使う装置ですから、おそらく「FOK」ではなく、「FKO」の事だと思います。

FKOとは、Functional Kiefer Orthopedie(スペルは正確ではありません。ご了承下さい)の頭文字をとったもので、「Activator」という別名のある装置です。

FKOは顎の成長をコントロールするのに使います。
反対咬合のように下あごが前にずれている場合には、下あごが前方に成長してこないようにするのに効果があると言われています。

装置のかたち等は、ネットで検索するとたくさんでてきますので、そちらを参考にしていただいたほうがよいのですが、プラスチックでできた”固いマウスピース”をイメージして下さい。

装置は、基本的には夜間のみ使用する取り外し式の装置です。
お子様への負担はほとんどありませんので、とても使いやすい装置であると思われます。


反対咬合の早期治療に使う装置には、他にもいろいろありますが、基本的な考え方としては、上あごが引っ込んでいる場合には、上あごを前方に成長させた方が良いでしょうし、下あごが引っ込んでいる場合には、下あごが成長しすぎないようにするという治療を行うことになりますので、それに合った装置を使う必要があります。

どのような装置を使うかは、矯正専門医の診断によって決まりますので、(セファロというレントゲンの分析を行うのが一般的です)担当医の考えにしたがってもらうのが良いと思います。

なお、矯正治療は、
・骨格の成長を整えるI期治療(FKOなどを使います) 
7-10歳
・永久歯を綺麗に並べるII期治療(ブラケットをつかいます)
10歳〜
に分けられます。80%以上の患者さんは、I期、II期の両方の治療が必要になります。

早期治療には多大なメリットがありますんので、ぜひ今の時期から矯正治療を始めて頂くことをお勧めします。
特に、反対咬合の場合には、下あごの外科手術の適応となる場合もありますので、早めに検査を受けられてはいかがでしょうか?



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