(岐阜県 26歳 女性 その他のQ &A)

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歯科矯正中に管楽器を演奏しても差し支えないでしょうか…。
歯科矯正中に管楽器を演奏しても差し支えないでしょうか?

[岐阜県 26歳 女性 その他]

ピッコロさん、こんにちは。ピッコロさんの演奏される楽器が何かわからないのですが、HNからすると、フルート属の「ピッコロ」でしょうか。一般的には管楽器演奏中に前歯に負担のかかる順番は大きい順に金管、木管シングルリード、木管ダブルリード、フルートといわれています。もちろん、同じ系統の楽器でも巨大なものから小さなものまで、いろいろありますので一概には言えませんが。しかしこの中ではフルート属は最も負担が少なく、矯正治療への影響は薄い、といってよさそうです。もちろん、歯も楽器の一部ですから、歯並びがよい方がよい演奏もできるはずで、事実、某交響楽団の首席ホルン奏者の方がお弟子さんをとる時には歯並びのチェックをして、悪い場合は先に歯並びを治してからいらっしゃい、と言われたという話も聞いたことがあります。矯正治療への影響は、どんな楽器の場合もそれほど大きくはないのですが、クラリネットなどの木管シングルリード属に限っては、特に出っ歯(上顎前突)の治療中の一時期、治療して歯を動かそうとする方向と逆の方向に楽器の圧力が歯に加わりますので治療期間が延びてしまう原因となる場合があります。(それでは受け口の治療ではクラリネットはプラスに働くのか、と言われますと、何ともいえませんが。)これはクラリネット愛好家としての個人的な見解です。