医療法人善和会 井口矯正歯科 医院HP
当院の治療について
治療方針について
当院では日本矯正歯科学会 認定医の資格を有する井口院長が、すべての矯正治療を責任を持って担当します。
矯正治療は、永久歯が生える前にお口の環境を整える小児矯正から、見た目や噛み合わせのトラブルを治療する成人矯正まで、患者様と医院が長いお付き合いになる歯科治療です。
小児の矯正治療では、本人が治療の必要性を理解し受け入れること、思春期から成人の矯正治療では、患者様と担当の歯科医師が歯並びを治療していこうと共に手をたずさえていくことが成功のカギだと考えています。
そのためには、まず、患者様ご本人に、治療内容やスケジュールをしっかり理解していただくことが大切だと考えています。
また、一人ひとりの患者様が、快適に治療を受けられる環境づくり、良いと感じていただける結果へと導く治療を心がけています。
JR『和歌山駅』より徒歩1分の歯科医院
当院はJR『和歌山駅』より徒歩1分の立地にある歯科医院です。
通勤・通学の途中や、買い物のついでなどに、お気軽に通院いただけると思います。
適切な診断を心掛け患者様に合わせたご提案
矯正治療を受けたいと思っているけれど、ご自分に合う治療方法が分からない方や、痛みや費用の心配から一歩を踏み出せない方のために、当院では無料の矯正治療相談を実施しています。
その後、精密検査とそれを基にした分析を行い、その結果から患者様一人ひとりに合わせた治療方法のご提案に努めています。
当院の治療は、見た目の美しさを求めるだけでなく、噛み合わせや機能面も重視しています。その上で、歯や顎の自然な動きを大切にし、無理のない矯正治療を心がけています。
また、患者様が納得して治療を始められるように、複数の治療プランをご用意しています。
不安や疑問があれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。
大人になってから考える矯正治療
大人になった今こそ矯正治療を考えてみてください。
患者様の中には、子どものころに矯正治療を受けたかったけれど機会がなかった、大人になってから歯並びが気になり始めた方もいらっしゃいます。
矯正治療は、見た目の美しさだけでなく、むし歯や歯周病の予防にもつながるとされ、健康面での利点もあると考えております。
歯並びが整うことは、笑顔への自信に繋がり、人とのコミュニケーションや仕事への姿勢など、毎日の生活をより前向きに変えてくれる可能性があります。
8020運動とは
歯並びや噛み合わせは歯の寿命にも関わってくると考えています。
「80歳で20本の歯を残そう」という8020運動では、整った噛み合わせをお持ちの方が達成しやすい傾向があり、健康な歯を長く保つためにも、適切な噛み合わせは大切だと考えられます。
何歳から矯正治療を始めても決して遅くはないと思っています。
見た目も健康も大切にできる「大人の矯正治療」をご検討いただき、まずはお気軽にご相談ください。
矯正装置の種類
セルフライゲーション式のブラケット装置
セルフライゲーション式ブラケット装置は、弱い力で歯をゆっくり動かすという考え方をもとに治療を進める矯正治療のシステムで使用する装置です。
この矯正装置を使用する場合、ブラケットとワイヤーは摩擦を抑えられる構造となっています。
使用するワイヤーも、超弾性性質があるワイヤーや、弱い力で歯を3次元的にコントロールするワイヤーを組み合わせた治療を提供しています。
裏側矯正装置(リンガルブラケット矯正装置)
歯の裏側に装置を接着して矯正治療を行う、裏側矯正(リンガルブラケット矯正)で使用する装置です。
歯の裏側に装置を接着して矯正治療を行うので、ほかの方に口元を見られても、矯正治療をしていることが気づかれにくくなっています。
当院で使用しているリンガルブラケットは、薄く設計されているものなので、矯正装置を付けているときの違和感や会話のしづらさが軽減される傾向にあります。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置
透明なマウスピースを装着して、少しずつ歯を動かしていく矯正装置です。
目立ちにくく、患者様ご自身で自由に取り外しができるため、食事や歯みがきもしやすいのが特徴です。
また、マウスピースはプラスチック製のため、金属アレルギーの方も安心して治療を受けていただけます。
子どものうちから矯正治療を始める大切さ
子どものうちから矯正治療を始める大切さについてお伝えします。
お子様の矯正治療は、成長に合わせて2つの段階に分かれます。
乳歯が残っている時期の矯正治療は第�鬼�治療(早期治療)、永久歯が生えそろってから行う矯正治療を第�挟�治療と呼んでいます。
6歳〜10歳頃は特に顎の成長が活発な時期です。この時期に行う第�鬼�治療は、骨が柔らかく、成長を利用しながら、歯並びや噛み合わせの基礎を整えやすい特徴があります。
この時期に治療を始めることで、将来的に歯を抜かずにすむ可能性や、第�挟�治療の治療期間を短く済ませられる可能性が考えられます。
一方で、頬づえ・指しゃぶり・口呼吸などの癖を放置することで、顎の成長に悪い影響を与えることがあり、歯並びが乱れてしまうことがあります。
歯並びの乱れは、むし歯や歯茎のトラブルにもつながるため、早めのチェックをご提案しています。
お子様の成長を最大限に活かせる時期だからこそ、ぜひ一度ご相談ください。
矯正装置の種類
固定式拡大装置(急速拡大装置)
自分で取り外せない(固定式)タイプの装置で、歯にしっかり付けた状態で少しずつ顎骨や歯列を広げる治療を行います。
比較的短期間での治療が期待でき、一度慣れてしまえば装着時の違和感が少ない傾向にあります。
リンガルアーチ
この装置は、真ん中から数えて3番目から5番目の乳歯が永久歯に生え変わるタイミングで装着することにより、永久歯の生えるスペースを確保する装置です。
ヘッドギア
上顎の骨は頭に対して前下方の方向に向かって成長します。
その成長の量を抑えたり、成長方向を変えたりすることで、上顎前突の治療を行うのがヘッドギアです。
プロトラクター
ヘッドギアとは逆に、上顎の前下方への成長を手助けし、成長促進するのがプロトラクターです。
額と下顎を支点に、ゴムで上顎を前向きに牽引し、受け口の治療のための上顎の成長を促します。
バイトジャンピングアプライアンス(BJA)
下顎が後退している患者様に用いる装置で、下顎骨の主に関節に近いところの成長を促す装置です。
※治療結果は個人差があります。
当院の矯正治療症例
【症例1】マルチブラケット法で治療を行った成人矯正の症例
- 治療前
- 治療中
- 治療後
- 治療名
- マルチブラケット法で治療を行った成人矯正の症例
- 費用
- 832,000円(税込)
- 費用内訳
- 検査診断料:60,000円(税込)
矯正治療費:700,000円(税込)
抜歯料:5,000円(税込)
調整料:5,000円×11回=55,000円(税込)
観察料:3,000円×4回=12,000円(税込) - 期間
- 矯正装置撤去まで17ヶ月 ※現在保定中
- 通院頻度
- 6週間ごと
- 年齢・性別
- 初診時年齢:34歳 女性
治療内容
-
患者様の症状
-
Angle I級、臼歯の噛み合わせに前後方向、内外の方向の噛み合わせのずれは認めませんでしたが、前歯のスペース不足(乱杭歯)と右側の側切歯の交叉咬合(本来、上の歯が外側、下の歯が内側にあるものが、逆になっている状態)を認めました。
また、上の側切歯は矮小歯となっていました。 -
治療法
-
上の側切歯が矮小歯で、サイズが小さいため、上下の前歯のサイズバランスが悪い状態でした。
そのため、左下の前歯1本を抜歯して、サイズバランスを整えるとともに、歯並びの凸凹をほぐすためのスペースとして利用しました。
マルチブラケット装置を装着し、排列を行いました。 -
治療結果
-
交叉咬合、叢生は改善し、きれいに排列されました。
※治療結果は個人差があります。
治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)
矯正歯科治療の一般的なリスクとして、治療による歯の違和感や痛み、清掃が難しくなることによる虫歯のリスクがあるほか、成人の矯正歯科治療では、歯肉の退縮やそれに伴う知覚過敏症状などが考えられます。
【症例2】マウスピース型カスタムメイド矯正装置で治療を行った成人矯正の症例(インビザライン使用)
- 治療前
- 治療後
- 治療名
- マウスピース型カスタムメイド矯正装置で治療を行った成人矯正の症例(インビザライン使用)
- 費用
- 993,000円 (税込)
- 費用内訳
- 検査診断料:60,000円(税込)
矯正治療費:900,000円(税込)
調整料:3,000円×7回=21,000円(税込)
観察料:3,000円×4回=12,000円(税込) - 期間
- 動的治療15ヶ月
保定24ヶ月 - 通院頻度
- 8週間ごと
- 年齢・性別
- 初診時年齢:21歳 女性
治療内容
-
患者様の症状
-
奥歯の位置関係は基準となるところから受け口方向にズレており、前歯の噛み合わせは軽度の反対咬合となっていた。
上の前歯に叢生(歯ならびのガタガタ)を認め、また垂直的にも開咬となっていた。 -
治療法
-
マウスピース型カスタムメイド矯正装置を使用し、非抜歯で配列を行いました。
-
治療結果
-
臼歯関係のズレ、前歯の反対咬合、開咬は改善しました。
※治療結果は個人差があります。
治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)
矯正歯科治療一般のリスクとして、歯の違和感・痛み、虫歯のリスク、歯肉退縮、後戻りのリスクに加え、マウスピース型カスタムメイド矯正装置のリスクとして、マウスピースの不適合によるマウスピースの再設計、追加が必要となる場合があります。
その場合は治療期間の遅延が考えられます。
【症例3】骨格の成長コントロールを行った小児矯正の症例
- 治療前
- 治療後
- 治療名
- 骨格の成長コントロールを行った小児矯正の症例
- 費用
- 490,000円 (税込)
- 費用内訳
- 検査診断料:60,000円(税込)
矯正治療費:400,000(税込)
調整料:3,000円×10回=30,000円(税込) - 期間
- 24ヶ月
- 通院頻度
- 2ヶ月ごと
- 年齢・性別
- 初診時年齢:10歳 女性
治療内容
-
患者様の症状
-
骨格的な受け口の症例、上下の歯ならびのガタガタ、特に上の歯は、前歯と奥歯との前後的なスペースも不足しており、前歯の噛み合わせも反対咬合となっていました。
-
治療法
-
骨格固定式の拡大・遠心移動装置という上顎の側方拡大と上の奥歯を後方に動かすことを同時に行う装置と、プロトラクターという上顎、中顔面の前下方への成長を促す装置とを併用し、成長コントロールを行いました。
装置は、口腔内スキャナで光学印象し、3Dプリンタでカスタムメイドしました。 -
治療結果
-
第I期の矯正治療(子どもの時期の矯正治療)を終えて、受け口の改善、歯並びのガタガタの軽減、口元のバランスの改善を認めました。
今後、思春期成長期が過ぎるのを待って、第II期の矯正治療(大人の歯を最終的に並べる治療)を行う予定です。
※治療結果は個人差があります。
治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)
骨格固定式の拡大・遠心移動装置を作成する際に、上顎に矯正用アンカースクリューを使用するため、少量の麻酔が必要です。
受け口の治療は、その後の思春期成長期の骨格的な成長により、再発を認めるリスクがあります。
医療法人善和会 井口矯正歯科の治療サービス
- 矯正の種類
- 部分矯正 / インプラント矯正 / 成人矯正 / 目立ちにくいワイヤー / 審美ブラケット
- 矯正装置の種類
- インビザライン / ムーシールド
- その他のサービス
- 抜歯対応 / 転院対応 / 矯正再治療相談
医療法人善和会 井口矯正歯科の基本情報
- 住所
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〒640-8331
和歌山県和歌山市美園町5-1-2 新橘ビル2階
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