漆原歯科・矯正歯科クリニック医院HP

埼玉県鴻巣市宮地4-15-6

当院の矯正治療

マウスピース矯正について

透明な素材でできていることで目立ちにくく、患者様が必要なタイミングにご自身で取り外せるという特徴のある矯正装置です。
周囲の視線などを気にせず矯正治療を受けたいと思っている方の選択肢として、適している治療法の一つです。
また、従来の治療法に比べて通院間隔を開けて治療が受けられるので、忙しい方も通院しやすくなります。
治療に使用するマウスピースは患者様それぞれに合わせて作成します。装着時も歯にフィットすることで違和感を軽減できますし、装置の突起などで口の中をケガすることも避けられます。
患者様の中には金属アレルギーが原因で矯正治療を諦めているような方もいるかもしれません。マウスピース矯正の場合は治療装置に金属が使用されていないことから、そういった方にも治療を受けていただける可能性があります。

審美的なブラケットでの表側矯正

矯正治療として思い浮かべていただきやすいものとして、金属製の装置(ブラケット)とワイヤーを繋げたものを歯の表面に装着するものがあるかと思います。
当院では、ブラケットを透明なプラスチック製のものにしたり、ワイヤーを白いコーティングのされたものにすることで、歯に馴染みやすく、目立ちにくい装置での治療をご提供できるようにしています。
完全に分からないということは難しいですが、少しでも目立ちにくい方法で治療を受けたいというご希望がある場合はお申し付けください。

裏側矯正装置での治療

ブラケットとワイヤーを使う点では表側矯正と同じですが、裏側矯正の場合矯正装置を歯の裏側に装着することで目立ちにくさにも配慮して治療を受けることができる方法です。
大きく口を開ける場面などでは装置が見えてしまうこともありますが、通常の生活においては目立ちにくく、矯正治療中であることを周囲に気が付かれにくくなります。
マウスピース矯正同様に、目立つ装置に抵抗がある方に選択していただける治療法の選択肢となります。

当院の矯正治療の流れ

初診相談・カウンセリング・精密検査

初診では患者様の歯並びの悩み・治療のご希望などをお伺いさせていただきます。
中には治療費について心配される方もいるかと思いますが、そういった部分でのご相談にも応じておりますので、遠慮なくお申しつけください。
また、患者様の現在の状態や、治療の診断を行うために精密検査も行います。
お口の中の写真撮影や、歯科用CT・レントゲンの撮影、噛み合わせのチェックなどになります。
治療計画の説明

精密検査から、2～3週間後に、検査結果や治療法の詳細な説明を行います。
気になる点などもあるかと思いますので、分からないことなども含めお尋ねください。
歯を移動するのにかかる期間は、患者様の骨格や歯並びの状態によって個人差があります。そのため、最終的な治療期間などはそれぞれ変わってきますが、これらについても治療計画をご説明する際にお話しさせていただいています。
治療計画に同意いただけた場合、実際の治療に入っていくことになります。
治療スタート

実際に治療する矯正装置が準備できたら治療開始です。
矯正装置の装着し始めは、違和感や痛みを感じる場合があります。当院ではそれらに少しずつ慣れていただくためにも数回に分けて矯正装置の装着を行うなどの工夫も行っています。

装置の装着後は個人差や、治療方法によっても変わってきますが、1～2ヶ月に1回程度、治療経過や装置の調整のためご来院いただきます。
定期的な通院でご来院されたタイミングで、治療の進行具合についてもお伝えします。
治療中に出てきた不安や疑問についても通院時にお話しください。
動的治療の終了・保定装置の制作・装着

治療計画に沿って歯の移動が完了すると、今度は保定期間に入り、患者様の歯が治療後の整った状態で維持できるようにする期間に入ります。
保定期間を設けるのは、治療後の歯並びの状態は不安定で、そのまま何もしないと再び歯並びの乱れの原因になるからです。
保定装置を装着し、ゆっくりと時間をかけて治療後の歯の位置に定着させるのですが、この期間も歯を動かすのと同様に患者様によってまちまちです。
歯科医師の指導に沿って保定装置を装着し、整った歯並びを維持できるように頑張っていただきたいと思います。

小児矯正について

お子様のマウスピース矯正

当院では永久歯が生え揃う前のお子様を対象としたマウスピース矯正にも対応しています。
歯の生え変わる時期は、お子様にとって心と身体の変化が著しい時期とも重なります。
この治療方法は成人のマウスピース矯正同様、矯正装置が目立ちにくいことから、お子様が治療中のコンプレックスなどを感じにくく治療を受けていただけるかと思います。
1.5～2ヶ月に一度のペースで通院していただき、普段はご家庭でお子様や保護者の方が装置の管理や、日々の歯磨きなどのケアを行っていただくことになります。

そのほかの小児矯正用の装置について

従来から使われているお子様の矯正装置として、拡大床というものがあります。
これは、プレートやワイヤーで構成された拡大装置を用いて上顎や下顎を広げることで、歯が綺麗に生え揃いやすいスペースを作るものです。
お子様の発育を利用し、顎の骨自体を横方向にゆっくりと押し広げ、歯が生えるスペースを確保しながら治療を進めることができます。
顎の成長を利用したこの方法は、歯を抜かずに矯正治療が行える可能性を高められる点も大きな特徴です。

※治療結果は個人差があります。