3Dカメラでシミュレート、制作する見えない裏側矯正装置(3Dデジタル裏側矯正)

3Dデジタル裏側矯正はアメリカで開発された、デジタル技術を使った歯列矯正治療システムです。3Dでお口の中を立体的にスキャンし、今までは見ることのできなかった「あなたのお口の中」を3Dデジタル画像で再現します。

公開日:2019/11/01  更新日:2021/11/17

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目次

  1. 最新の3D光学スキャニングで精密な歯型を採る裏側矯正治療
  2. 特徴
  3. 【一人ひとりの症状に合わせて装置を精密に作成】
  4. 【歯の動きをシミュレートして最短の治療計画を選択】
  5. 【歯や歯列の状態・治療プロセスを確認できる】

最新の3D光学スキャニングで精密な歯型を採る裏側矯正治療

3D光学スキャニングとは、専用の3Dカメラでお口の中を立体的にスキャンする最新の技術です。裏側矯正治療を始める前に、光で歯の形を計測することで、より精密な歯型を採ることが可能となります。従来のシリコン材を使う歯型採りでは、歯型が固まるまでに待つ時間が必要でしたが、3D光学スキャニングは患者様の負担が軽減されます。

特徴

【一人ひとりの症状に合わせて装置を精密に作成】

3Dでお口の中を立体的にスキャンし、「あなたのお口の中」を3Dデジタル画像で再現します。あらゆる角度から歯並びを見ることができるので、患者様一人ひとりにより適した治療計画を立てることが可能です。

【歯の動きをシミュレートして最短の治療計画を選択】

非抜歯・抜歯を含む裏側矯正治療など、様々パターンをシミュレートできます。効率的な歯の動きをシミュレートすることで、より短い期間での治療が可能になりました。
また、3Dデータはワイヤーの作成にも活かされます。コンピュータ制御のロボットが、データを元にワイヤーを作成し、頻繁なワイヤー交換も必要ないため、交換時の違和感も抑えられます。

【歯や歯列の状態・治療プロセスを確認できる】

現在の歯並びを立体画像でご覧いただけます。治療プランの説明とともに、治療のゴールを具体的に再現できるので、納得して治療を進めることができます。
治療前だけでなく、治療中でも最新の状態をデータ化することも可能です。どんなに慎重に計画しても、思い通りにいかないのが人体です。3Dデジタル裏側矯正は、「現在と治療後」の橋渡しになる治療といえます。


※治療結果は患者様によって個人差があります。