たなさんの相談

カテゴリ:小児矯正

バイオメータ使用について

いま中学一年の子供が、バイオメーターの治療を始めました。
学校に行っている間もつけてくださいとの指導をうけましたが、全く話せない、ろれつもまわらず、つばがたまり、じぎょうどころではありません、
痛みもあり、夜中にうなされ、とりはずしてしまいます
なにより、思春期に、つけることは、はずかしがり、また、発表やら、もできません。ねる時間と休日くらいです、どのようにしたらよいでしょうか

※緊急を要する相談には回答できかねますことをご了承ください。(運営部)

読ませていただきました。

下顎骨の後方位、あるいは下顎骨の劣成長による上顎前突(出っ歯)という診断でしょうか?中学一年生という年齢を考慮すると今がまさに下顎骨の成長時期になります。

バイオネータは一般的によく使用する装置です。少なくとも夜間使用できないのは治療効果を期待するのは難しいです。

担当医に使用が難しい事を伝えてください。装置を装着してまだ日が浅い、慣れていないと言うのも考えられます。また調整をしてもらい装着できるようになる可能性もあります。こういった装置はこの年齢の患者様に使用する装置です。

治療が成功する事を祈っています。
御相談内容拝見いたしました。

中学生で、この装置を学校で使用するのは無理です。
この種類の装置は継続使用しないと効果はゼロです。

早急に違う装置に変更出来ないか御相談ください。
バイオネーターのような種類の矯正装置は毎日できるだけ長い時間装着使用する必要があります。また、成長期でなければ効果が期待できないものですので、治療成果につなげていくためにはどのように工夫して、またどのように頑張っていくとよいか、という方向でまず、担当の先生とご相談されるとよいかと思います。

装置装着すると痛みがあるとのことですが、装置の調整をしてもらうことで和らぎ使用しやすくなる可能性もありますし、また「できるだけ長い時間」というのが時により個人差のあるものとも思いますので、必ずしも学校での使用が必須なものかなども見極めてもらうということもあっても良いかと思います。

現実的なところ、昼間も使用できず、夜間も就寝時に途中ではずしてしまうという現状では根本的に使用時間が不足しており、成果が期待できないということになってしまいます。どうしてもバイオネーターが使用できないということであれば、治療の時期や方針、場合により治療目標そのものを再検討することもあるかと思いますが、まずは毎日の生活と両立しながら治療成果を上げていく方向で、担当の先生とご相談になって頑張っていただきたいと思います。

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