医療法人 でい歯科医院 医院HP

噛み合わせ・矯正治療について学んだ歯科医師による治療

当院では、マウスピース矯正を中心に、一般的な矯正治療、小児矯正などをご提供しています。
どういった治療が適切かという診断は、実際に患者様の歯並びや噛み合わせの状態を確認して判断し、より良い治療がご提供できるように努めています。

矯正治療は、大学で噛み合わせについて学んできた院長と、矯正治療の担当歯科医師がチーム体制をとり対応します。
診断や治療計画については、歯並びはもちろんですが、上下顎の位置関係や姿勢といった機能面を考え、長期的な視野をもって判断ができるように努めています。

お口全体の矯正治療を行う場合は、歯並びの改善と併用してほかの治療も行っています。
歯が不足しているようなケースでは、必要に応じてセラミック製の詰め物や被せ物を使用した治療、インプラント治療の併用のご提案など、お口全体の改善に繋がるような治療のご提案をさせていただけるように努めています。

検査・相談について

矯正治療に関して、疑問や不安がある方にご相談いただけるように、矯正治療前の検査と相談(カウンセリング)を実施しています。
ご相談時には、治療の希望やお悩みをお伺いし、レントゲン撮影を行い歯並びの状態を確認させていただきます。
また、顔のカタチや、口腔内の状態も併せて確認することで、その方に合わせた矯正治療のご提案や説明を行っています。
当院ではこれらを無料では承っていません。
それは丁寧に検査し、適切なご提案を責任もって行いたいと考えているからです。
検査と相談は当院では院長が承り、その後矯正治療を受けられると決められた場合は、矯正治療の担当歯科医師が後日、矯正治療に必要な精密検査を行います。

当院のマウスピース矯正治療について

目立ちにくい矯正治療の方法としてマウスピース矯正の選択肢があります。
治療に使用するマウスピースは、歯並びがスムーズに、整った状態に改善できるようにあらかじめ設計した上で作製し、治療の段階に合わせて新しいマウスピースに交換しながら治療を進めていただく治療法です。
歯の動かし方や動かす順番を決めるためには、それぞれの歯の関係や、顎骨の状態を把握した上での精密なプランニングが大切になると考えています。
このプランニングがしっかりとできていないと、矯正治療を開始してもきちんと歯が動かず、治療期間が延びてしまう原因になることや、きれいな仕上がりが得られないことも考えられます。
当院では、2020年時点で矯正治療の治療経験を20年以上重ねてきた歯科医師が治療を担当させていただき、よりよい矯正治療をご提供できるように努めています。

事前シミュレーションを治療前に作成

矯正治療は少しずつ歯を動かす必要があり、治療期間もかかってしまう歯科治療です。
目安としては2年程度で、治療開始時にご自身の治療後の歯並びをイメージしていただくには難しいかと思います。
当院で採用しているマウスピース矯正治療では、最初に口腔内スキャナで、必要な歯型の採取を行うのですが、このデータを基に、シミュレーションを作成し、患者様にもご確認いただくことができます。
シミュレーションをご覧いただくことで、治療後の歯並びのイメージを持っていただきやすくなるだけでなく、患者様からの治療の要望も具体的にお伝えいただきやすくなるともいます。
もう少し出っ歯を引っ込めたい、噛み合わせをもっときれいに、歯を抜きたくないなどのご要望についてもお伝えいただき、それらを基に再度シミュレーションしなおすことも可能ですので、ご希望がある場合はお伝えください。

子どもの矯正治療について

骨格を治療することで、舌の位置を正常に導け、舌に力をつけやすくなります。
舌に力がつくと、呼吸と嚥下がよくなり、姿勢も正しやすくなります。
より健康な大人に育つように、子どもの間に改善しておくことが重要だと考えています。
装置は固定式の拡大装置をつけるので、確実に骨格にアプローチができて、治療期間も取り外し式の装置に比べて早いことが特徴です。
当院では、咬合と顎関節の診療科で治療歴20年以上(1997年からの実績)の経験をもつ院長が診るので、歯並びだけでなく、噛み合わせについてもお気軽にご相談ください。

マウスピース矯正

名前の通り、マウスピースを使用した矯正治療の方法です。
患者様の歯並びをもとに制作したマウスピースを治療の段階に合わせて交換しながら歯を動かす治療法で、装置が見た目にも目立ちにくい特徴があります。
また、装置には金属を使用しないことから、金属アレルギーを理由に矯正治療を諦めていたような方にも治療を受けていただけるかと思います。
患者様自身が歯磨きや食事の時に取り外しできるという点も特徴なのですが、装着時間が守れないと治療が進まないなどの注意も必要になる治療法です。

当院では全顎の矯正理療だけでなく、部分的な治療にも対応したマウスピース矯正のシステムにも対応しています。

小児矯正

お子様の成長期に矯正治療を通じて骨格の改善を行うことが、小児矯正においては大切だと考えています。
この治療と合わせて、舌の正しい動きを学習することも大切になってきます。
これらはより良い睡眠にも繋がり、成長ホルモンが十分に分泌されることにも繋がるからです。
お子様の理想的な成長にも繋がる治療が、小児矯正だと考えています。

表側矯正

従来から行われている矯正治療の方法で、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、ワイヤーで繋げることで歯を動かす方法です。
当院では、一般的な金属製の装置のほか、透明なものも選択していただけます。

矯正治療用インプラント

矯正治療において、歯を動かす支点とするものとして矯正治療用インプラントがあります。
これは小さなスクリュー状のもので、顎骨に埋入し使用します。
歯の動きのコントロールがしやすくなり、治療期間の短縮に繋がる場合もあります。
治療完了後は除去しますので、ずっと埋め込んだままということはありません。