サンスター、世界15カ国で口腔衛生意識調査を実施

2021年11月26日 掲載
2021年11月26日 更新

サンスターグループは、お口の健康についてアジア、ヨーロッパ、北米、南米の15カ国で18歳から65歳までの男女合計1万5,000人を対象に意識調査を実施しました。

お口の悩みの設問では、最も多い回答は知覚過敏であり、15カ国の平均30%という結果に。アジアの傾向としては、虫歯がある人の割合が多いことが明らかになりました。

一方、日本のお口の悩みで最も多い回答だったのが、口臭で34%。次いで歯茎の炎症と歯周病が29%という結果でした。

アジアの結果の特徴として、口臭を気にしていると回答した人が多い傾向にあり、中でも日本は回答率が1番高い数値でした。

サンスターグループ
サンスターグループ 口臭があると回答した人の割合

お口の健康、息をリフレッシュするために実施しているオーラルケア設問では、約半数の(53%)の人が、一日に2回歯を磨くことが分かり、3人に1人(33%)が年に2回歯科医院に行くと回答しました。

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また、お口の健康が身体全体の健康(健康寿命の延伸)に関係すると考えている人は、調査対象国平均ではわずか21%となっている中、日本は38%と最も多くの方が認識していることが分かりました。

サンスターグループ

【サンスターグループについて】

サンスターは人生100年時代、お口の健康を起点とした、全身の健康に寄与する情報・サービス・製品を届け、人々の健康寿命の延伸に寄与することを目指している企業グループです。

【編集部のコメント】

今回の調査で自覚のあるお口の健康状態として2位と3位にあげられた歯周病と虫歯は、お口の二大疾患といわれ、特に「歯周病」は多くの成人が罹患しており、歯を失う主な原因です。日本人の成人で35歳を超えた約8割以上の方が歯周病に罹っているといわれています。

そんな国民病ともいえる歯周病が全身のあらゆる疾患に関わりがあるとされ、さまざまな研究・報告により脳梗塞、心筋梗塞、誤嚥性肺炎、糖尿病などの疾患との関係性が明らかになっていることをご存知ですか?

今回の調査によると、お口の健康と全身の健康が関係していることを日本人の約4割の方が認知しているという結果も出ており、お口の健康が全身の健康に繋がっていることも少しずつ広まってきていることが分かります。

また、1位にあげられた口臭の病的原因は、主に歯周病と虫歯であるといわれています。

口臭を意識する事は勿論のこと、その起因となる歯周病や虫歯に対し、毎日の口腔ケアや定期的に歯科医院行くなど、未然に対策や予防をすることが必要なのではないでしょうか。

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