小児矯正 治療の開始時期(神奈川県 36歳 女性 主婦のQ &A)

カテゴリ:小児矯正 治療の開始時期

11歳小学校6年生の娘の事で質問です。
上の犬歯が二本とも八重歯になって生えてきています。
かかりつけの歯医者さんで犬歯の隣の歯を抜けば、今からでもまだ間に合うと言われました。
生え始めではなく半分以上は生えてしまっていると思うのですが、それでも犬歯の隣の歯を抜いただけで八重歯がきれいに伸びてくるものでしょうか。
11歳小学校6年生の娘の事で質問です。
上の犬歯が二本とも八重歯になって生えてきています。
かかりつけの歯医者さんで犬歯の隣の歯を抜けば、今からでもまだ間に合うと言われました。
私はもうこれ以上伸びてこないものだとおもっておりましたが、まだ大きくなると言われました。
生え始めではなく半分以上は生えてしまっていると思うのですが、それでも犬歯の隣の歯を抜いただけで八重歯がきれいに伸びてくるものでしょうか。

永久歯の抜歯にも抵抗があります。
抜いてしまってからでは遅いと思い相談させていただきました。よろしくお願いいたします。

[神奈川県 36歳 女性 主婦]

小児矯正 治療の開始時期

上の犬歯が2本とも八重歯になってしまっているとのことですね。
治療の方法としては、八重歯の程度(ガタガタの程度)や6歳臼歯の後ろの12歳臼歯の状態に左右されます。

まず、八重歯の程度(ガタガタの程度)が軽度の場合で12歳臼歯がまだあまり出てきていない場合、ヘッドギアという装置で6歳臼歯を後ろへ(奥へ)動かすことによって、ガタガタをほどき、犬歯を抜かない方法もあります。
また、八重歯の程度が重度で12歳臼歯がかなり下へおりてきている場合は、犬歯の後ろの歯を抜かざるおえない場合もあります。

抜歯・非抜歯(歯を抜かない)でお悩みになられるのは、非常に分かりますし、重要な問題です。
前述しましたとおり、「八重歯の状態(ガタガタの程度)」、「12歳臼歯の状態」で治療方針が異なってきます。

また、犬歯の後ろの歯を抜いただけで装置を付けない場合、ある程度は、はえてきますが、ワイヤーによる誘導ではないため、犬歯がねじれてはえてくる可能性もあります。

かかりつけの歯医者さんで、もう一度、歯を抜かない方法は、あるのか?ないのか?ということと、
歯を抜く場合、装置を付けないで綺麗に並ぶのかどうか?について、それぞれの治療や装置のメリット・デメリットをもう一度、納得がいくまで、ご相談された方が安心かと思います。