さまりんさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

左上2番先天性欠損 

中学2年生の息子の歯列のことでお伺いします。乳歯の時点で、左上2,3番が融合歯でした。犬歯と生え換わりのタイミングで融合歯が抜け、現在左上2番の隙間が少し開いてしまっている状態です。かかりつけの歯科医院で、永久歯が欠損していることは伝えてくださっていたので、矯正の第一期で正中の固定と上顎の拡大をしていました。第二期の治療に入るにあたって、上顎の劣成長も見られるため、再度の上顎の拡張をしてから左上2番の欠損部のスペースの確保のためにマルチブラケットを使った矯正をして、将来的にインプラントを選択できるように十代は接着ブリッジで対応してはという提案を受けています。矯正の必要性は覚悟していますが、左上2番の欠損部のインプラントに親の私は正直すごく抵抗を感じています。かといって、接着性ブリッジの耐用年数や、使い心地(噛む強さや、接着部分の虫歯の心配)の想像がつきません。できれば歯列矯正だけで欠損場所を閉じてしまえるほうが、もともと歯の根もないところに人工のものをいれるよりいいように思うのですが、その場合はやはり左右のバランスを考えて右側の抜歯が必然になるのでしょうか。できるだけ健全な歯を残す方針で考えてくださっているのはよくわかるのですが、素人の浅はかな考えですが、親知らずもあるようですし、右側の親しらずだけ抜いて本数のバランスを取って、自分の持っている歯だけでなんとかならないものかと考えたりもします。
とりとめのない文章で申し訳ありません。欠損部分を接着ブリッジやインプラントで補うか、抜歯を伴っても、もともとの歯だけで並べるか、どちらのほうがメリットが大きいのでしょうか。教えて下さい。よろしくお願いいたします。

読ませていただきました。記載内容はよくわかります。

この両者のどちらにするかですが、今はお母さまの判断ですが、お子様が思春期になった頃に違う意見をもつかもしれません。

正中部にある前歯(中切歯)、インプラントをもしおこなわなければ隣には犬歯が排列します。私の経験した事例について記載させて頂きます。中切歯の横に犬歯を排列しました。最初の数年間はそれで満足されていました。ところが18歳ごろになって、やはり形態が気になるという相談を受けました。犬歯を前歯のような形にしてほしいという事でした。お母さまも娘様ご自身の歯がよいと説得してくれましたが、お嬢様は譲りませんでした。なるべく削らないと言う事で、犬歯の形態をラミネートベニヤで側切歯のように修正しました。

患者様は今はお子様なのでその現状を気にしていないかもしれません。問題は成人になった時の事です。もちろんそれは今ではわかりません。

もし犬歯を削って欠損している側切歯のように見せるのではあればインプラントという方法もよいと思います。削らないという点ではインプラントは優れています。

その場合はやはり歯の正中線を合わせるという事で反対側を抜歯します。上の歯の正中は顔面の正中に合っていないと気にされると思います。また、親知らずは前歯に近接していないために影響しません。おそらくインプラントもその頃にはさらなる発展を遂げていると思います。

長くなりすみませんでした。将来、お子様が何を気にされるか?によって変化します。私の経験も記載さて頂きました。明確な結論がなく一長一短を記載させて頂きました。ご判断の一助になれば幸いです。

治療が成功する事を祈っています。
  • さまりん(13歳 男性 会社員 )
  • 2018年05月08日17時30分
早速のご回答ありがとうございました。
まさに私が悩んでいるところに詳しいご説明をいただき、感謝いたします。事例を読ませていただいて、たいへん参考になりました。

私の今の判断が将来の息子にプラスであってほしいと思う気持ちは強いです。でも息子の今の正直な気持ちとしては第一期の矯正での痛みや口内炎がよくできたことなどを思うと、移行期間の矯正がはずれている今の状況がやはり楽なので、第二期の矯正に入ることを嫌だと感じています。噛みあわせと、きれいな歯並びのためにと親の私が励まして乗り切ってあげたいのですが、向かう先に迷いがあると頑張ることがしんどくて気持ちが滅入ってしまいました。
でも、将来息子が自分で選択できる年齢になるまでできるだけベストな状態にしてあげたいので、いろいろ勉強したいと思います。

どちらを選択しても、何かを我慢する必要がありそうですね。
犬歯を削って側切歯の様に見せることは、下の尖った部分を削るくらいでできるのではと簡単に思っていました。反対側の抜歯なく並べて形状を整えることで、前歯のように揃うならと考えましたが、そんなに単純ではないのですね。親知らずが前歯に干渉しないこともよくわかりました。反対側の抜歯があると、健康な歯を抜歯することに抵抗のある主人は反対すると思います。

もし、スペースを確保した場合に、息子本人がインプラントを選択するまでの方法についてですが、接着ブリッジは大体何年くらい持つものなのでしょうか。つけ心地というか、噛み心地、フロスが通らないでしょうから、接着部分の両横の歯の虫歯の危険性などを心配します。インプラントを選択しない場合には何度か作り変えながらずっと接着ブリッジで過ごすことは可能なのでしょうか。

質問が続いて申し訳ありませんがご回答いただけると幸いです。
ご返信ありがとうございます。

接着性ブリッジですが、左右の歯を削らずに装着されていると思います。接着材の進歩は著しく以前では考えられなかった事です。歯は生理的な動揺があります。生理的に健康な歯は少し揺れます。これがこの接着性ブリッジの脱落に影響する事が考えられます。しかし、外れたらすぐにブリッジを歯科医院へ持って行き再接着して頂ければよいと思います。ブリッジが壊れない限りは何度でも大丈夫です。すぐにという事がポイントになります。歯が動いてしまうと再装着ができなくなります。

ご指摘のようにご本人が自分自身の事を決められるようになるまでは接着性ブリッジを使用するというのは賛成です。高校生を卒業するころになれば判断できると思います。その頃にはさらに色々な技術が進歩している事も期待できます。急がずにきちっと支台歯の部分をブラッシングしていれば大丈夫です。ブラッシングで外れす事はないです。

親知らずですが、これを抜歯するというのはご主人様と私は同じ意見です。よく要らないから勧められて抜いてしまったという事例によく出会います。しかし、抜く必要はなかったのにという事もあります。親知らずもきちっと生えて噛んでいれば普通に奥歯と考えてください。全体をきちっと把握してくれる歯科医の判断と説明が必要になります。

反対側の側切歯と犬歯の大きさの違い、厚みの違いによってご本人様がどう思うか?という事が最終的な処置の方向性を決めると思います。

それにしても素晴らしいご家族です。きちっと息子様の事をお考えになっています。治療が成功する事を祈っています。
  • さまりん(13歳 男性 会社員 )
  • 2018年05月09日18時22分
重ねてのご回答ありがとうございます。

接着性ブリッジのことがよくわかりました。予定では確かに両側の歯を削らずに接着予定だそうです。はずれてしまっても、再接着可能であれば長く使えそうですね。 安心しました。

抜歯のこと、反対側の側切歯と犬歯の大きさと厚みの違いをもう一度説明していただいて、家族でよく考えて方向性を決めたいと思います。
どこを重視して決めればよいか、おかげさまでポイントがしぼれてきました。私ひとりで判断の基準を決めかねて途方にくれていましたが、アドバイスをいただいて、気持ちが前向きになりました。
納得して、ゴールに向かって息子を励まして一緒に頑張ろうと思います。
丁寧なご回答、本当にありがとうございました。

お役に立てたようで大変うれしいです。矯正治療は保護者の世代の方に経験者が少なく、そのためにわからない事も多くあると思います。また、現在も十分に普及したとは言えない現状もあります。このコーナーで質問に答える事によって一助になればと考えています。

明日の励みにさせて頂きます。有難うございました。
さまりんさんご相談拝見いたしました。
まだ13歳中学生ということでこれからかなりの成長があるかと思います。欠損歯は矯正医により考え方は様々です。
利点欠点を説明していただき、あとはご本人、親御さんのご希望をお話しなさるのが良いと思います。
2の欠損部に3を持ってきて切端を形を整えて2にみたてることも可能です。多少歯の幅合わせに歯の前後にヤスリをかけて、上下の噛み合わせを整えます。同側の親知らずがおりて咬合に参加できるかもしれませんね。
矯正の専門の先生と骨格など全て含めて診断し、よくお話なさり、納得なさって良い治療法をみつけてくださいませ。
  • さまりん(13歳 男性 会社員 )
  • 2018年05月09日17時46分
早速ご回答ありがとうございました。
もともとの息子の歯だけでいけそうかどうか、かかりつけの先生とよく相談してみたいと思います。可能性はあるとわかり、うれしいです。こちらの希望を伝えて、今の息子の歯の現状によりそれが難しいなら、それで納得できますし、納得して治療をすすめられるように説明をよく聞いて考えます。
たいへん参考になるアドバイスをありがとうございました。



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