抜歯手術について − 抜歯前・当日・抜歯後の過ごし方と注意点 −

抜歯矯正をする方へ… トラブル防止のポイント


今までお世話になった歯に感謝!

歯列矯正をする際に、数本歯を抜いて治療する場合があります。患者様の歯並びと、治療後になりたいかみ合わせ・フェイスラインによっては、親知らずや小臼歯(4番や5番の歯)など数本抜歯して、歯が動くスペースを作って治療します。
抜歯は手術でもあるため、抜歯を担当する別の歯科医院や大学病院を紹介されるケースもあります。
ここでは、トラブル防止と不安のない治療のためのポイントをご紹介します。

抜歯前 (確認すること、生活について)

抜歯する前に矯正医や、抜歯を担当する歯科医と確認する内容について説明します。わからないことや、不安に思ったことは、直接担当医に相談しましょう。


抜歯が決まったら…

歯列矯正をする医院で抜歯をする場合でも、他の歯科医院で抜歯する場合でも、あらかじめ自分がどの歯を何本抜くのか確認しておきましょう。抜歯する歯の順番や、一回あたりの抜歯本数は、矯正医の方針や、抜歯を担当する歯科医の判断によっても異なります。わからないことがあれば、相談してみましょう。

抜歯の予約を取るときは、万が一、手術後に体調が悪くなった際にすぐに連絡できるように、夕方や夜間などの遅い時間帯はなるべく避けましょう。


服用している薬や持病、アレルギーがある方は…

現在他の薬を服用されている方、持病がある方、妊娠および妊娠の可能性のある方やアレルギーのある方は抜歯する歯科医院に前もって連絡し、必要に応じて主治医に確認しましょう。
複数のお薬を一緒に飲む場合は、注意が必要です。いずれかのお薬の効果が出なくなってしまったり、お薬とお薬の相性が悪い場合は副作用が出てしまうことがあります。現在服用されているお薬がある方は、診察の前にお伝えください。また、不安な方はお薬そのものを歯科医院へお持ちになるとよいでしょう。


抜歯前日

いつも通り過ごしてよいですが、抜歯の前日は体調を整えて十分な睡眠をとりましょう。また、翌日のために、できるだけ飲酒は控えましょう。患者様のご都合、抜歯を担当する歯科医によっても異なります。


抜歯当日 

服装もできるだけ体を締め付けない楽な格好がよいでしょう。食事は、抜歯の2〜4時間前までに消化のよいものを食べてください。食後はしっかりハミガキを行って、清潔な歯で歯科医院に行きましょう。処置時間が長引いたときのために、あらかじめトイレは済ませましょう。

抜歯当日 (歯科医院で注意すること)

問診票の記入〜抜歯直後

抜歯には麻酔を使用します。安全な治療を行うために、問診票や担当医の質問には正確に答えましょう。わからないことや、体調が思わしくなければ正直に伝えてください。
また、担当医の説明はしっかり聞きましょう。特に、抜歯後の過ごし方や注意点、薬の服用方法についての話は大切です。
小臼歯抜歯などケースによっては、手術後、止血用のガーゼを噛んだ状態で、すぐに帰宅できることもあります。その際は、ガーゼを外していい時間がくるまで、しっかり噛んで止血しましょう。


緊張して話を忘れてしまったら… 抜歯直前や直後は、緊張していたり、止血に意識が集中して担当医の話を忘れてしまっていることもあるかもしれません。聞き忘れたことや不安なことがあれば、歯科医院に連絡して聞きましょう。

抜歯後の注意点 (薬の服用、生活について)

感染防止、治癒のための注意事項

抜歯した部位は、傷口でもあります。感染防止と治癒のために、以下のことを守りましょう。


【1. 患部を舌でさわったり、激しいうがいは避けましょう】
抜歯あとの血が血餅になります
▲ たまった血が血餅になります
止血用のガーゼを外したあとも、しばらく少量の出血があるかもしれませんが、激しいうがいをして、患部にたまった血を洗い流さないようにしてください。患部にたまった血は血餅(けっぺい)と呼ばれる赤色や赤黒い色のゼリー状のかさぶたになり、患部を保護します。何らかの刺激で血餅がとれると、治癒が遅れたり、顎の骨(歯槽骨)がむき出しになって強い痛みを伴うドライソケットになる恐れがあります。
抜歯後のうがいは、水をそっと口に含んで静かに吐き出すようにして、傷口を指や歯ブラシで触らないように注意しましょう。


【2. 激しい運動や長風呂、飲酒は控えましょう】
血のめぐりが良くなり、再び出血したり、痛みや腫れが強くなる恐れがあります。安静に過ごしましょう。


【3. 薬は歯科医師の指示を守って服用しましょう】

抜歯後、感染を予防する抗菌剤(抗生物質製剤)や、痛み止めのお薬を処方される場合があります。薬の種類によって、効能や服用方法が異なります。例えば、抗菌剤は、菌が薬に対する耐性をもってしまう耐性菌を防ぐために、指示された服用方法・日数を守り、きちんと飲み切ることが大切です。飲み忘れに注意し、自己判断で服用をやめないようにしましょう。


こんなときは歯科医院に相談を

  • 薬を服用したら、発疹や下痢、胃のむかつきや嘔吐がおきたとき
  • ガーゼで20分以上しっかり咬んでも、口の中いっぱいになるほど、出血が止まらないとき
  • 我慢できないほどの激しい痛みが3日以上続き、痛みが軽減しないとき、など



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