登戸グリーン歯科・矯正歯科 医院HP

神奈川県川崎市多摩区登戸新町404 古谷ビル1階

診療案内

非抜歯矯正治療について

非抜歯矯正治療について

非抜歯矯正治療とは文字通り「歯を抜かない矯正治療」のことです。
私は以前、臨床歯科医師として治療を行っている際に、患者様のお口の中を見て驚愕したことが何度もありました。
それは、「歯を抜いて矯正した結果、隙間ができたままになってしまった。」「歯を抜いて矯正をした直後から顎がガクガクするようになった。」「成人になってから歯を抜いて矯正をしたら、顔が変わってしまった。」などのトラブルを持つ患者様に出会ったことです。
これらのトラブルを解消し、患者様にとってより良い治療を提供できるように、様々な研修を受けたどりついた治療法が、マルチループアーチワイヤー(MEAW)を使用した非抜歯矯正治療です。

この方法を採用することにより、手前に倒れて歯がガタガタになってしまった方、上顎前突、開咬、顎偏位症などの噛み合わせのトラブルを解決できるようになりました。
もちろん、状況によっては第一小臼歯を抜くことはあります。残念ながらすべての治療で抜かないということは難しいのですが、可能の患者様に対しては非抜歯矯正治療をご提供しています。

マルチループアーチワイヤー(MEAW)とは

マルチループアーチワイヤー(MEAW)とは

マルチループアーチワイヤー(MEAW)とは「ループを使って自由に歯を動かすことができるワイヤー」という意味です。
MEAWにはマルチループという輪の形に屈曲された「ループ」がある、特殊なワイヤーを使用します。
歯のでこぼこや、ねじれ、傾きに沿ってアーチワイヤーを曲げこんで、小さなワイヤーのループを作ることで、1本ずつの歯を3次元的に動かすことができます。
これにより、傾いた歯を起こしたり、伸びすぎた歯を中に押し込んだりといった、様々な治療が同時に行えるようになりました。

歯を抜かない矯正の特徴

・治療期間が抜歯を伴う矯正治療よりも短くなる場合があります
・顎関節症を発症するリスク軽減に繋がります
・虫歯・歯周病のリスクの軽減に繋がります
・噛み合わせが原因の肩こり・頭痛などが改善を期待できます
・矯正治療後の後戻りの軽減に繋がります
・自然で美しい歯並びを得られる可能性があります

矯正治療の流れ

  • 担当する歯科医師と面談

    担当する歯科医師と面談

    最初にご相談時点のお悩み・状況を踏まえて患者様の相談を伺います。
    未成年の方は保護者の方と一緒にお越しください。
    気になることなど質問はどんどんしていただいて構いません。
    面談の段階で自分には治療が難しいと感じた時などは、治療を考え直していただくことも問題ありません。

  • 資料取り

    資料取り

    治療の前に、レントゲン写真(パノラマ、セファロ)や歯型の採取・CT札り・顎関節診断機での検査・写真などの撮影を行い、診断に必要な資料を集めます。
    この資料をもとに治療の方針を決め、計画を立てます。

  • 準備

    準備

    矯正治療を開始するための準備をします。
    虫歯や歯槽膿漏がある患者様は、先にそちらの治療を行い、口腔内の環境を整えます。
    必要な場合は抜歯を行うこともあります。
    また、歯磨き(ブラッシング)などの指導も行っています。

  • 治療

    治療

    矯正装置をつけると治療が開始です。
    治療期間中は月に1回くらいのペースで通院していただき、装置の調整を行います。
    治療期間の目安としては、個人差がありますが、1〜2年程となります。
    通院の際に、毎回ブラッシングの確認とお口のクリーニングを行うことで、矯正治療中に虫歯ができないようにすることが大切だと考えています。

  • 保定

    保定

    歯を動かす治療後歯、一見きれいになった歯並びでも、後戻りしやすいため2年前後は保定のために保定装置(リテーナー)を使用していただきます。
    当院でご提供している保定装置は、夜間に口に嵌めていただく装置です。
    保定当初は、1ヵ月おき、その後3ヵ月、6ヵ月とチェック期間を伸ばしながら経過を見ていきます。
    矯正治療を受けてた歯並びが、後戻りしてしまわないように定期健診を受けてください。

矯正治療にかかる期間

歯並びの症状というのは人によってかなり違うので、はっきりと「矯正治療には何年かかります」とはなかなか断言することはできません。
矯正治療期間の目安は1年〜2年くらいと記しましたが、これはあくまで大体のものとなります。実際には、これ以下の人も以上の患者様もいらっしゃいますし、はじめる年齢によっても違ってきます。
何はともあれ矯正治療には年単位などの長い時間がかかってしまうということはいえると思います。

なぜそんなに時間がかかってしまうのかというと、矯正治療は歯や顎の骨格を長時間かけて少しずつ動かしていくことが治療の中心となります。
そのため、治療のスピードを求めることはできません。
治療期間中は少し大変でも。その後の人生を美しい口元で過せるように、ポジティブな考えでしっかりと治療を受けてください。
ただ、歯を抜かずに矯正治療を行う場合は、抜歯を行う矯正治療と比べて治療期間の短縮が期待できます。
詳しくは、ご相談ください。おおまかな治療期間をご説明させていただきます。

※治療結果は個人差があります。

治療症例

【症例1】正中離開(せいちゅうりかい)と出っ歯(上顎前突)の症例

  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
  • 治療前
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  • 治療前
  • 治療中
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  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
治療名
正中離開(せいちゅうりかい)と出っ歯(上顎前突)の症例
費用
350,000円(税込)
期間
2年
通院頻度・回数
1ヶ月ごと
患者様
8歳 男児

治療内容

患者様の症状

前歯がずれて出っ歯になっている。
顎の大きさに比べて大人の歯(永久歯)の大きさが大きく、生えてくるスペースが確保できなく左右の 前歯(中切歯)でズレて生えてきています。
小児矯正治療を希望されてご来院されました。

治療法

患者様の歯並びのアーチが整うように設計した拡大床(床矯正装置)を使って顎を広げ、永久歯がしっかりと並ぶように誘導しました。
噛み合わせの深さを整えるために拡大床使用1年経過後から上下一体型のマウスピース矯正装置に矯正装置を変更しました。

治療結果

床矯正装置で顎を内側から徐々に広げて行き、スムーズに歯が並ぶスペースを作り、さらに前歯を床矯正装置に設置したワイヤーで整えました。
噛み合わせの高さを調節するのに上下一体型のマウスピース矯正装置を1年間使用しました。
2年間で見た目と噛み合わせの機能が向上しました。

※治療結果は個人差があります。

治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)

矯正装置を使用して内側から歯に力を加えて顎を広げていきます。
歯科医師からご案内した角度で保護者様が拡大床の操作してください。
拡大床と上下一体型のマウスピース矯正装置は寝る時とご自宅にいるときに装着してください。
外出時の装着は無くしたり壊れてしまって怪我をするリスクがあります。
お口の中をきれいにしてから装着してください。
矯正装置は毎日洗ってきれいにして使用してください。
装置に歯石がつくリスクがあります。

【症例2】切端咬合と正中離開の症例

  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
  • 治療前
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  • 治療後
  • 治療前
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  • 治療後
  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
治療名
切端咬合と正中離開の症例
費用
330,000円(税込)
期間
4年間
通院頻度・回数
1ヶ月〜2ヶ月ごと
患者様
10歳 男児

治療内容

患者様の症状

上下前歯の先端で噛み合っています。
この状態のままでは前歯の先に加わる力が大きく、歯の磨耗や欠けてしまうリスクがあります。
前歯(中切歯)に隙間があります。
小児矯正をご希望されてご来院されました。

治療法

床矯正装置で上下の6歳臼歯を頬側に動かし顎のスペースを広げ、前歯を整えました。

治療結果

床矯正装置で上下6番目の永久歯(大人の歯)を内側から外側に押し広げて永久歯が生え変わるスペースを作りました。
また左下の前から3番目の歯が反対咬合のため上の前歯を内側から外側へ押す力を加えました。
小臼歯が生え変わるタイミングにしっかりとスペースの確保ができたので7番目の永久歯が正しく生えました。

※治療結果は個人差があります。

治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)

拡大するご案内が歯科医師よりありますので保護者様の管理で操作をお願いいたします。
ご自宅での時間や睡眠時に拡大床のご利用をお願いしています。
外出時に装着すると壊れてしまったりなくしてしまったりするのでご自宅でご利用ください。
歯をしっかりと磨いてからの装着をお願いしています。
拡大床装置も唾液などで歯石が付きます。
使用したらしっかりときれいにしてください。

【症例3】叢生(そうせい)の矯正症例

  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
  • 治療前
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  • 治療後
  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
治療名
叢生(そうせい)の矯正症例
費用
800,000円(税込)
期間
2年4ヶ月
通院頻度・回数
1ヶ月ごと
患者様
22歳 女性

治療内容

患者様の症状

顎の大きさより歯の大きさが大きく永久歯が生える際にスペースがないためずれて生えていました。
左側の歯並びのそれぞれの歯が捻じれている状態(内側や外側に倒れている状態)になっていて上下3番目の歯が特に外へ飛び出して倒れている状態でした。
ブラケット矯正の治療をご希望されてご来院されました。

治療法

歯が斜めに倒れて重なっている歯並び(叢生)をブラケット矯正で治療しました。
上の歯は歯を抜かない矯正(非抜歯矯正)で治療しました。
下の左右の7番目の被せ物が入っている歯は以前に他医院で治療しており、予後不良で初診時に根尖病巣があり左右ともに抜歯しました。
抜歯した7番の歯のスペースと8番目の親知らずを使用して噛み合わせを整えています。
14ヶ月後の下の歯の画像では治療痕のない8番目の歯が6番目の歯のすぐ奥に並んでいる様子がわかります。
下の左側の歯に隙間が生まれています。
この隙間を利用してしっかりとしたアーチ状に矯正治療しました。

治療結果

左右差があった噛み合わせも矯正治療で顎のゆがみが軽減し、お顔のバランスが向上し審美面・機能面の回復につながりました。
8番目の親知らずも噛み合わせることができ、全体的にガタガタした部分がなくなったので口腔内の清掃性が保て歯周病や虫歯のリスクが軽減しました。

※治療結果は個人差があります。

治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)

疼痛、口内炎、咬合違和感など。
歯の移動による違和感や痛みがあります。
ブラケット矯正のワイヤー調整後は噛みにくい症状が出ます。
歯の移動後に痛みは軽減します。
矯正装置による口内炎ができる場合があります。
痛み止めの処方やワックスをお渡しします。

【症例4】反対咬合・過蓋咬合・正中離開の症例(小児矯正から大人の矯正)

  • 治療前
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  • 治療前
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  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
治療名
反対咬合・過蓋咬合・正中離開の症例(小児矯正から大人の矯正)
費用
800,000円(税込)
期間
9年間
【内訳】
床矯正(小児矯正):7年
ブラケット矯正:2年
通院頻度・回数
1ヶ月〜2ヶ月ごと
患者様
10歳〜19歳 男性

治療内容

患者様の症状

遺伝のほか日常での口呼吸や舌の位置が下がっていること・指しゃぶり・唇をかむ癖によって下の歯が上の歯を覆うように生えてしまい反対咬合になり、噛み合わせが深くなっていました。

治療法

床矯正装置を使って上の歯に永久歯が生えるスペースができるように顎を広げ反対咬合を治療し、ワイヤーで前歯が正しいアーチ型になるように力を少しずつ加えて正中離開を治しました。
ブラケット矯正では噛み合わせの高さを調節し過蓋咬合を治しました。
また歯の傾きやねじれを正しい位置に動かして自然な噛み合わせに整えました。

治療結果

小児矯正とブラケット矯正によって審美面と機能面の両面で改善できました。
また歯並びがよくなることで口腔内の清掃性が向上し歯周病や虫歯のリスクを軽減することで全身の健康維持が可能になりました。

※治療結果は個人差があります。

治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)

疼痛、咬合違和感、口内炎など。
拡大するご案内が歯科医師よりありますので保護者様の管理で操作をお願いいたします。
ご自宅での時間や睡眠時に拡大床のご利用をお願いしています。
外出時に装着すると壊れてしまったりなくしてしまったりするのでご自宅でご利用ください。
歯をしっかりと磨いてからの装着をお願いしています。
拡大床装置も唾液などで歯石が付きます。
使用したらしっかりときれいにしてください。
歯の移動による違和感や痛みがあります。
ブラケット矯正のワイヤー調整後は噛みにくい症状が出ます。
歯の移動後に痛みは軽減します。
矯正装置による口内炎ができる場合があります。
痛み止めの処方やワックスをお渡しします。

【症例5】永久歯欠損のインプラントと大人の矯正症例

  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
  • 治療前
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  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療中
  • 治療後
治療名
永久歯欠損のインプラントと大人の矯正症例
費用
539,000円(税込)
期間
5ヶ月

治療内容

患者様の症状

左右上・3番目の永久歯が生えてこないというご相談でご来院されました。

治療法

左上の3番の乳歯は歯根が長いのでレジン充填で大きさと形を整えました。
右上の乳歯は抜歯をし、部分矯正でスペースを確保し、インプラント(人口の歯の根)を埋入しジルコニアの歯をインプラントにかぶせることによって見た目と噛み合わせを回復しました。
ジルコニアの歯を型どりする前にホワイトニングをして歯全体を白くしてジルコニアの歯のの色味を決めました。

治療結果

乳歯は永久歯と比較すると歯質が弱く虫歯になりやすいことが改善され、さらに乳歯の色味を整え、部分矯正とインプラント治療で歯並びも改善されました。

※治療結果は個人差があります。

治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)

出血、腫張、疼痛、青痣、神経麻痺、補綴物の脱落、破折、インプラント体の破折、咬合違和感、インプラント周囲炎など 矯正治療では歯の移動による違和感や痛みがあります。
ブラケット矯正のワイヤー調整後は噛みにくい症状が出ます。
歯の移動後に痛みは軽減します。
矯正装置による口内炎ができる場合があります。
痛み止めの処方やワックスをお渡しします。
インプラント治療は外科処置になるので1週間前から口腔内を清潔に保つよう洗口材(うがいぐすり)をお渡しします。
日帰り手術となります。
術後当日は安静にして、入浴はお風呂やサウナなどは避けてシャワー程度でお願いしています。

登戸グリーン歯科・矯正歯科の治療サービス

矯正の種類
成人矯正

登戸グリーン歯科・矯正歯科の基本情報

住所
214-0013
神奈川県川崎市多摩区登戸新町404 古谷ビル1階

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ホームページ
登戸グリーン歯科・矯正歯科
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