匿名さん(東京都)の相談

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  • 投稿者 匿名 さん [30才 女性 ] 2007/06/09/ 07:15
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現在30歳の主婦です。
学生時代に矯正をしていたのですがここ最近戻りがきになり再度、矯正をしようと考えております。
しかしながらもう抜ける歯はないので全体的に歯を削って動かすと言われました。
健康な歯を削ることに少し抵抗があります。
先生からも、もしかしたら冷たいものがしみる可能性もあるといわれたのですがやってみないとわからないと言われました。
どの程度削ったらしみるのでしょうか?
またしみてしまったら対処法はないのでしょうか?


上の歯=両面0.2〜0.4ミリ程度/全部で3.2ミリ
下の歯=両面0.2〜0.4ミリ程度/全部で1.2ミリ

フォレスト矯正歯科クリニック
http://www.forest-kyo.com/

矯正治療後の後戻りを治療するために歯を削除する方法が望ましいと説明をうけたようですね。
軽度の叢生を短期間で解消する場合に歯と歯の間を削ってスペースを作る処置を「スライスカット」「スレンダリング」もしくは「ジスキング」といいます。エナメル質という歯の表面の硬い層の範囲内で削除がおこなわれます。削除量が多すぎてエナメル質下の象牙質が露出した場合には冷水痛などの知覚過敏症状がでることもあります。
担当医の計画では1歯につき両面で0.4mmまでおこなうということから1箇所0.2mm以内の範囲での削除を考えていると思われます。通常であれば0.25mm以内の削除は問題のない範囲であると思われますが、歯の形態には個人差があり、また痛みに対する感受性も個人により異なります。このため、どの程度まで削っても大丈夫なのかという質問に対しましてはレントゲン上でエナメル質の厚さを確認したり、患者さんがこれまでの治療で痛み刺激に対してどういう反応を示していたかを見た上でなければ推測できません。
また、しみてしまった時の対処法ですが、象牙質のわずかな露出に対しては歯の表面を薬剤でコートして刺激を遮断する方法等もあります。
健康な歯を削ることに不安があるようですが、事前に担当医の先生とよく話し合って必要性と安全性を納得されたうえで再治療をうけることが望ましいと思います。

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