ナスさんの相談

カテゴリ:成人矯正

矯正治療について

矯正に悩んでいます。矯正専門の医院で検査し、いくつか方法を提案していただいています。期間は2年。
歯根吸収など副作用も色々あり不安です。
そこで、症例により違うとは思いますが、
先生方は自分が矯正するとしたら、マウスピースかワイヤーか。また抜歯ありかなしか(ちなみに私は抜歯なしでも合格ラインにはいくが抜歯した方がしっかり結果がでると言われている) どれを選ばれますか?

読ませていただきました。

ワイヤーとブラケット(リンガルブラケットを含む)、抜歯ではないか?と思います。マウスピース装置はワイヤーとブラケットほどの能力はありません。日本矯正歯科学会のホームページにマウスピース様装置の見解が掲載されています(http://www.jos.gr.jp/news/2019/0605_13.html)読まれると理解できると思います。

治療が成功する事を祈っています。
矯正治療の副作用は、歯の移動が多くなれば多く出ます。
歯を抜く治療の方が、歯の移動が多くなるため、副作用が出る可能性が多くなります。そのかわり、歯並びだけでなく横顔などの口を閉じた状態での顔の変化を期待できます。
歯を抜かない治療は、ダイナミックな変化を期待できないですが、副作用も少なく、マウスピース矯正も成功しやすいです。
マウスピースは、自分で装着、交換するため、自己管理が大切です。
ワイヤーは、1ヶ月に1度ワイヤー調整に行けば、治っていきます。

私のオフィスの患者さんには、まずワイヤーでダイナミックに動かして、早めに外してマウスピースで仕上げたら?と勧めています。
料金設定もあるので、担当の先生と相談が必要ですが、裏技です。
マウスピース矯正の治療説明を受ける時に、「治療の途中でワイヤーを装着するかもしれません。そのワイヤーの料金も基本料金に含まれます。」という医院があれば、ワイヤーとマウスピースの料金が含まれているので、この方法が可能です。

自分なら。
歯の移動が多ければワイヤー。
少なければマウスピースを選びます。
ご相談ありがとうございます。
40年の私の経験から簡単にお答えいたします。
マウスピースは絶対にしません。
抜歯のある無しはあなたの口もと次第です。
少しでも口もとをスッキリしたいのなら抜歯を選択します。
良い結果を得られる様に祈っています。
ナスさんのご相談拝見しました。
抜歯をするかどうかは治療のゴールをどこにおくか、
つまり歯を最終的にどこに置きたいか、それは現実的に達成できるものなのか、身体が受け入れてくれる位置なのかによって決まってきます。
矯正歯科でも歯は一本でも残したいと思っています。でも抜歯をしないと実現できないゴールであれば抜歯しなければなりません。
使用する装置はいちばん昔からある実績ある装置を主につかうと思います。つまり唇側のマルチブラケット装置(ワイヤー矯正)です。

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