たんたんさんの相談
カテゴリ:装置・治療法
現在の治療方針の継続について
・八重歯の目立つ重度の叢生
・左奥歯がクロスバイト
・2024年7月からワイヤー矯正中
当初はインプラントアンカーの挿入後上下小臼歯の抜歯という計画でしたが、骨が弱いようでアンカーがうまく固定できず、まずはクロスバイトを治すことになりました。
その後半年以上、未抜歯のままワイヤー矯正を進め、下の歯はきれいに揃ってきましたが、クロスバイトは改善されず、急速拡大装置を先月装着し、上顎を広げることになりました。
上左右2番の歯はブラケットを付けておらず、前歯と左右3番目の歯の間にオープンコイルを着用しています。
しかし、現状かなり出っ歯になってしまっており、どうして早く抜歯してくれないのかと不安でいっぱいです。
先生からは、先に抜歯できないと説明を受けていますが、素人意見では、抜糸して揃えていく段階で噛み合わせも調整できるのではと思ってしまいます…。
セカンドオピニオンも検討しておりますが、この治療法を続けることについて、何かアドバイスをいただきたいです。
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- 名古屋西矯正歯科クリニック
- ( 愛知県 海部郡 )
- 2025-05-08 18:16:00
八重歯の目立つ重度の叢生、左奥歯のクロスバイトがある状態で、2024年7月からワイヤー矯正を開始されたのですね。当初の計画から変更が生じ現状に不安を感じられているとのこと、心中お察しいたします。
いただいた情報から、現在の状況と今後の対応について、いくつかポイントを整理してみましょう。
1. 治療計画の変更と現状
当初計画:インプラントアンカー挿入 + 上下小臼歯抜歯
変更理由:骨が弱くアンカー固定が困難
現状
未抜歯のままワイヤー矯正を半年以上実施
下の歯はきれいに整列
クロスバイトは改善せず、急速拡大装置を装着
上顎前歯が出っ歯になっている
上顎左右2番の歯にはブラケット未装着、前歯と3番の間にオープンコイル装着
2. 考えられる治療方針とその理由
先生が先に抜歯できないと判断された理由として、以下の可能性が考えられます。
スペース不足:重度の叢生の場合、抜歯によってスペースを作り出す必要があります。しかし、抜歯前に歯列をある程度広げないと、抜歯後の歯の移動がスムーズに行えない場合があります。特に、クロスバイトを改善するために上顎を拡大している状況では、抜歯後のスペースを有効活用できるよう、ある程度歯列を広げておく必要があるかもしれません。
顎の成長:まだ成長期である場合、抜歯を先にすると顎の成長に影響を与える可能性があります。
歯の移動方向の確保: 抜歯後、歯を移動させるためには、歯根が通るスペースが必要です。レントゲンなどで骨の状態を確認し、抜歯後に歯を移動させるためのスペースが十分に確保できるかを確認している可能性があります。
3. 不安な点とその解消方法
出っ歯:現在、急速拡大装置で上顎を広げているため、一時的に出っ歯に見えることがあります。しかし、抜歯後に歯を後退させることで、出っ歯は改善されるはずです。先生に、抜歯後の具体的な歯の移動計画について、詳しく説明を求めてみましょう。
抜歯時期:なぜ抜歯を先にできないのか、具体的な理由を先生に確認しましょう。レントゲン写真などを見せてもらいながら、骨の状態や歯の移動計画について詳しく説明してもらうことで、不安を解消できるかもしれません。
クロスバイトの改善:急速拡大装置によるクロスバイトの改善がどの程度見込めるのか、先生に確認しましょう。改善が見られない場合は、他の治療法(外科矯正など)も検討する必要があるかもしれません。
4. 今後の対応
先生とのコミュニケーション:まずは、現在の治療状況に対する不安や疑問を先生に率直に伝え、納得できるまで説明を求めましょう。治療計画の変更理由、今後の具体的な治療ステップ、治療期間などについて、詳しく確認することが大切です。
セカンドオピニオン:現在の治療方針に不安が残る場合は、セカンドオピニオンを検討することも有効です。別の矯正医に相談することで、客観的な意見を聞き、治療の選択肢を広げることができます。セカンドオピニオンを受ける際は、現在の状況や治療経過を詳しく伝え、レントゲン写真などの資料を持参すると良いでしょう。
情報収集:矯正治療に関する情報を積極的に収集し、ご自身の状況に合った治療法について理解を深めましょう。矯正治療の専門サイトや書籍、矯正医のブログなどを参考にすると良いでしょう。
5. その他
治療期間:矯正治療は一般的に長期間にわたるため、焦らずに根気強く治療に取り組むことが大切です。
信頼関係:** 矯正治療は、患者さんと矯正医との信頼関係が非常に重要です。不安なことや疑問があれば、遠慮せずに先生に相談し、納得のいく治療を受けられるようにしましょう。
6. 補足
文面から、上顎左右2番の歯にブラケットを付けていない理由が不明ですが、歯列の状態や歯の生え方などによって、一時的にブラケットを装着しない場合があります。こちらも先生に確認してみましょう。
最後に
矯正治療は、患者さんの協力が不可欠です。先生とのコミュニケーションを密にし、治療計画を理解した上で、積極的に治療に取り組んでください。一日も早く、美しい歯並びと健康な噛み合わせを手に入れることができるよう、心から応援しています。
いただいた情報から、現在の状況と今後の対応について、いくつかポイントを整理してみましょう。
1. 治療計画の変更と現状
当初計画:インプラントアンカー挿入 + 上下小臼歯抜歯
変更理由:骨が弱くアンカー固定が困難
現状
未抜歯のままワイヤー矯正を半年以上実施
下の歯はきれいに整列
クロスバイトは改善せず、急速拡大装置を装着
上顎前歯が出っ歯になっている
上顎左右2番の歯にはブラケット未装着、前歯と3番の間にオープンコイル装着
2. 考えられる治療方針とその理由
先生が先に抜歯できないと判断された理由として、以下の可能性が考えられます。
スペース不足:重度の叢生の場合、抜歯によってスペースを作り出す必要があります。しかし、抜歯前に歯列をある程度広げないと、抜歯後の歯の移動がスムーズに行えない場合があります。特に、クロスバイトを改善するために上顎を拡大している状況では、抜歯後のスペースを有効活用できるよう、ある程度歯列を広げておく必要があるかもしれません。
顎の成長:まだ成長期である場合、抜歯を先にすると顎の成長に影響を与える可能性があります。
歯の移動方向の確保: 抜歯後、歯を移動させるためには、歯根が通るスペースが必要です。レントゲンなどで骨の状態を確認し、抜歯後に歯を移動させるためのスペースが十分に確保できるかを確認している可能性があります。
3. 不安な点とその解消方法
出っ歯:現在、急速拡大装置で上顎を広げているため、一時的に出っ歯に見えることがあります。しかし、抜歯後に歯を後退させることで、出っ歯は改善されるはずです。先生に、抜歯後の具体的な歯の移動計画について、詳しく説明を求めてみましょう。
抜歯時期:なぜ抜歯を先にできないのか、具体的な理由を先生に確認しましょう。レントゲン写真などを見せてもらいながら、骨の状態や歯の移動計画について詳しく説明してもらうことで、不安を解消できるかもしれません。
クロスバイトの改善:急速拡大装置によるクロスバイトの改善がどの程度見込めるのか、先生に確認しましょう。改善が見られない場合は、他の治療法(外科矯正など)も検討する必要があるかもしれません。
4. 今後の対応
先生とのコミュニケーション:まずは、現在の治療状況に対する不安や疑問を先生に率直に伝え、納得できるまで説明を求めましょう。治療計画の変更理由、今後の具体的な治療ステップ、治療期間などについて、詳しく確認することが大切です。
セカンドオピニオン:現在の治療方針に不安が残る場合は、セカンドオピニオンを検討することも有効です。別の矯正医に相談することで、客観的な意見を聞き、治療の選択肢を広げることができます。セカンドオピニオンを受ける際は、現在の状況や治療経過を詳しく伝え、レントゲン写真などの資料を持参すると良いでしょう。
情報収集:矯正治療に関する情報を積極的に収集し、ご自身の状況に合った治療法について理解を深めましょう。矯正治療の専門サイトや書籍、矯正医のブログなどを参考にすると良いでしょう。
5. その他
治療期間:矯正治療は一般的に長期間にわたるため、焦らずに根気強く治療に取り組むことが大切です。
信頼関係:** 矯正治療は、患者さんと矯正医との信頼関係が非常に重要です。不安なことや疑問があれば、遠慮せずに先生に相談し、納得のいく治療を受けられるようにしましょう。
6. 補足
文面から、上顎左右2番の歯にブラケットを付けていない理由が不明ですが、歯列の状態や歯の生え方などによって、一時的にブラケットを装着しない場合があります。こちらも先生に確認してみましょう。
最後に
矯正治療は、患者さんの協力が不可欠です。先生とのコミュニケーションを密にし、治療計画を理解した上で、積極的に治療に取り組んでください。一日も早く、美しい歯並びと健康な噛み合わせを手に入れることができるよう、心から応援しています。