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さちこさんの相談

カテゴリ：治療後・アフターケア

高橋幸子

息子が小学4年生から矯正を始め、5年ほどかけて中学2年生の時に上下の歯列矯正を終え、現在保定期間に入って1年3か月になります。
リテーナーが故障した際に、保護者への説明もなく、息子を通じて修理代を請求され、
相談しやすい病院に転院したいと思うのですが、保定期間の転院は可能なのでしょうか?
リテーナーの修理については、「患者さんがやめるというなら、歯形を取った診療費は返金する」と言われているのですが、修理だけでも別の医院ですることは可能なのでしょうか。
教えていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

※一部内容を修正・割愛しました(運営部)

さちこ様、お問い合わせありがとうございます。

ご説明もなく修理代のご請求について、さぞ驚かれたことでしょう。心中お察しいたします。

保定期間での転院について、矯正治療を取り扱っている歯科医院であれば可能かと思いますが、保定装置にも様々な種類があり、料金も医院により異なりますので、事前に対応可能かお問い合わせの上、ご受診されることをお勧めいたします。

ご心配な点としては、仮に歯並びが後戻りした場合です。
転院先の歯科医院には矯正治療に関する患者資料が存在しないかと思いますので、後戻りに対するご対応は難しいかと存じます。
また、保定装置が他院で作られている(修理されている)となれば、仮に後戻りが起こっても矯正治療を担当された先生へ相談することが難しくなるかもしれません。

修理で対応できるかは、転院される歯科医院のご判断になります。修理ではなく新製(新しく作り直す)を提案される場合もございますので、転院先の主治医とご相談されてはいかがでしょうか。

さちこ様、息子様が安心して通っていただける歯科医院が見つかることを心より願っております。
矯正終了後のリテーナーの修理は別のクリニックでも可能です。ただしリテーナーの破損具合によっては、
修理ではなく再作成する必要がある場合もありますので、費用などを一度クリニックに問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

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