おかめさん(千葉県)の相談

カテゴリ:装置・治療法

小学二年生の息子の歯科矯正について質問です。乳歯の時は正常な歯並びだったのですが、前歯上2本、下2本が生え変わったら反対咬合で生えてきました。
5歳の弟も3歳児健診で反対咬合を指摘され、ムーシールドで矯正して治しました。
ちなみに主人の母が反対咬合です。
このたび長男が反対咬合で永久歯が生えてきましたので、歯医者を何件か回り見てもらいました。
まず一件目では、弟がお世話になった先生に診てもらった所、フェイシャルマスクを使って上あごをかなり前に出すと言われました。そうするとこれからの生え変わりも奇麗になるし、後戻りもないと。思春期に下あごが成長することを計算して、上あごを出すとのことでした。
そして二件目では、フェイシャルマスクを使うほどではない。リンガルアーチで前歯を出すだけで大丈夫と言われました。上の前歯2本が内側に向かって生えているそうです。レントゲンを撮ってみた結果、若干下あごが出てる感じではあるが、おそらく骨格性ではない。との判断でした。

治療方針が違うので、迷っています。長い目で見れば、上あごを広げるのが良いのでしょうか?
でも二件目でフェイシャルマスクを使うほどではないという意見を聞いてしまったので戸惑っています。
単なる歯性の反対咬合だとしたら、無理に上あごを広げることによって逆に将来出っ歯にならないかな?とも思うのです。アドバイス・ご見解よろしくお願いいたします。

おかめさま

お子さんのお口の中ご心配かと思います。実際にお口の中を拝見していないのでご納得いただける答えではないかもしれないことをご了承ください。

1件目での内容についてですが、成長する下あごのにあわせて上あごを前に出すと、治療後の仕上がりが歯ならびは綺麗だけれど、口元が全体的に出ている感じになってしまうことがあります。そこで、下あごの成長を抑える治療を行う場合もあります。
レントゲンで上あごの成長が少ないようであれば、フェイシャルマスクの治療もあると思います。

2件目の内容についてですが、レントゲンを撮ってみて骨格性ではなく歯の向きが悪いとのことですので、リンガルアーチでの治療で問題ないかと思います。

上あごを広げることによって将来出っぱにならないかとのことですが、内側に生えている歯を外側に広げる(正しい向きに治す)のであれば心配ないと思います。

矯正治療は色々と治療方法がありますので、心配なようであれば、色々なところで話を聞き納得のいくところで治療をするのがよいと思います。
祖母が反対咬合とのことですが、骨格的要素は遺伝しやすいので反対咬合の患者さんは治療期間が長くなることがありますので、気になったことを気兼ねなく聞ける先生のところで治療されるとよいと思われます。

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