そらさんの相談

カテゴリ:成人矯正

外科矯正の診断基準は?

よろしくお願いします。
表側からの矯正を始めて約8ヶ月です。
現在上の歯だけブラケットが付いていて、もうすぐ下も付きます。上は順調で、左右の八重歯がほとんど分からなくなって来ています。
今お世話になっている矯正歯科は専門医です。
実はこの医院にお世話になる前に別の専門医にお世話になろうとカウンセリングを受けました。そこでは顎変形病で手術と言われました。
正直、手術は恐いし、受けたくなくて、セカンドオピニオンで今の先生に診断して頂きました。両方とも外科矯正対応の医院です。
今の先生からは手術の話は全く出ず、専門医であることから決めました。
他医で手術と言われたと話ましたが、今回、専門的な検査をしたから分かった事で、私程度の人は町を歩いていればいくらでもいるし、うちではこの位だと手術はしない。との解答でした。
しかし、手術と言われた事が自分の中でどこか気にしています。

そして、同じ専門医でなぜこんなにも意見が違うのか…
勿論、先生によってやり方が違うのは分かります。だけど、手術するしないは患者にとって体や心の重荷がかなりの違いがあると思います。
手術は受けたくないけど、本当に治って、シッカリ噛み合わせる事が出来るのかな…と不安もあります。
絶対に手術じゃないと無理な症例はそんなにないものなのですか?また、顎変形病の患者が手術せずに矯正をしたらどうなりますか?
診断てみないと分からないと思いますが、先生方の意見を聞きたいです。
よろしくお願い致します。

読ませていただきました。

明らかに手術でしか治せない。あるいは矯正だけでも治る。そしてボーダーラインという3つの範囲があります。明らかものははっきりと手術ですと明言します。これはどの歯科医院に行っても同じ結果だと思います。

次にボーダーラインのケースです。これは患者様の希望と矯正歯科医の経験によります。患者様の希望は重要です。御本人がお顔だちを気にしている。気していないで決まります。

他には矯正歯科医の経験値です。私は矯正歯科医になって30年以上経過します。以前は外科矯正というと患者様から断られました。“手術までは考えていない”そこで歯を抜いたりして何とか治療しました。しかし、現在は多様です。手術も発展してきました。患者様の希望も多様化しています。過去にボーダーラインケースを多く矯正治療をしてきた経験豊かな歯科医なら可能だという事があります。ボーダーライン上のケースで矯正治療だけという範囲の広い歯科医というのがあります。

今治療なさっている先生はそういった方ではないでしょうか?少し年齢も高い方ではなですか?私見ですが若い先生ほど手術と言われる事が多い気がしています。私の所でもあります。“これは手術ではない”というケースがあります。これは治療経験によると思います。

お答えになりましたでしょうか?必要のない手術はやはりしないほうがよいです。治療が成功する事を祈っています。
  • そら(34歳 女性 主婦 )
  • 2019年07月10日12時58分
お返事ありがとうございます。
先生の仰る通り、現在お世話になっている先生は60代で矯正歯科医として30年以上の経験がある先生です。裏側矯正専門医でもあります。常に新しい技術を取り入れている雰囲気で、私もマイクロスクリューを使用する予定です。
来院する患者も子供より成人の方が多い印象です。
最初に行った専門医も同じくらいの年齢に同じ位の経歴です。
私の住んでいる地域では矯正専門医はこの2人です。
最初の先生は小児歯科医としてもかなり有名な先生です。そのせいか、患者はほぼ子供でした。
この違いも手術と言われた事と関係あるのでしょうか?

また、先生の所に他院で手術と言われたが、先生は手術は必要ないと判断する事はありますか?そしてその患者さんは問題なく治療を終えられてますか?
何度も質問申し訳ありませんが、解答頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。
ご返信ありがとうございます。

先生の所に他院で手術と言われたが、先生は手術は必要ないと判断する事はありますか?

実はたくさんいます。最近感じる事は外科という診断を出し過ぎではないか?と思います。明らかに外科矯正の適応ではない方もいます。どうして??と思った経験もあります。私の歯科医院も90%以上は上下裏側ですが、アンカースクリュウは使用していません。それぞれの歯科医で考え方に多少の違いはあります。

外科矯正と矯正治療だけのボーダーラインケースをどう判断するかは矯正歯科医の経験と治療法が影響します。また、患者様の希望もあります。

ボーダーラインケースの判断は個々で違います。

治療が成功する事を祈っています。

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