ちゃっぴーさんの相談

カテゴリ:アフターケア

矯正器具脱着後の隙間について

矯正器具による隙間について疑問があります。

現在矯正治療中ですが先月の中頃、漸く下の歯の矯正器具が外れリテーナーを装着しています。
その時から右下奥歯とその手前の歯の隙間が気になっており、隙間に物が挟まるため丁寧に掃除を心掛けていましたが次第に奥歯周りの歯肉が腫れてしまい痛みが出てきたため普通歯科を受診しました。
受診の結果、歯の間が空きすぎて食べ物が挟まり易くなって炎症を起こしていること。小さな虫歯もありました。担当して下さった先生からは、奥歯の掃除は中々難しいのでできれば矯正歯科の先生に確認して隙間を調整するか、もしくは歯を削って詰め物で隙間を埋めた方が良いと伝えられました。

そして、矯正歯科の先生に歯の様子を確認して貰うと、まず隙間の原因は付けていた矯正器具の輪っか分のスペースでした。普通歯科の先生から言われたことを話すと、「物が挟まって歯肉が腫れてるだけなので綺麗に掃除すれば問題ないが、0.数ミリの隙間なので詰め物で埋めて貰って下さい」と言われましたがいくつか疑問が出てきました。

・そもそもリテーナーを作る時点でその隙間のことは考慮しないのか?(隙間がある状態でピッタリになるように作られている)
・歯を削って詰め物をするのがベストな対応なのか?
・再度矯正で隙間を調整する方がコストはかかるのか?
・詰め物をしない場合、自然と隙間は埋まるものなのか?

担当の先生に質問するのが一番かと思いますが、こちらでもご意見を聞かせていただければ幸いです。

読ませていただきました。

金属の輪を大臼歯に装着してその輪にブラケットをつけて治療していたのだと思います。金属の輪はバンドとか帯環(たいかん)と呼ばれています。1970年代に歯の接着技術が確立するまではすべての歯に装着していました。前歯も臼歯もです。通常は装置をはずして暫くすると自然に閉鎖してしまいます。

おそらくですが、かみ合わせによってその隙間に物がつまりやすいのだと思います。物がつまればその隙間は閉じる事はありません。また、つまるのに適した隙間の量なのだと思います。物がつまったらすぐに歯間ブラシなどで除去してください。

矯正治療で閉じるのは難しいです。理由はその金属の輪をはめて治療したという事は、何らかの理由でその歯にはブラケットが接着できなかった事が考えられます。バンドをはめるよりはブラケットを接着する方が容易です。とするとその歯に装置をつけてその場所をなくすには、バンドが要るということになり同じことになります。

こういったわずかな隙間は樹脂などで埋めて頂く事をお勧めします。一般の先生も少し難しいのはその隙間がわずかな量しかないという事です。わずかな量は難しいです。

矯正歯科の担当医に適した歯科医院を紹介してもらうのがよいと思います。私ならそうします。技術的に難しいからです。

治療が成功する事を祈っています。
ちゃっぴーさん拝見いたしました。
バンドスペースの食偏圧入は歯の形、修復物の形により起きる場合があります。最近は接着の精度が上がり、ダイレクトボンディングで矯正装置を装着しています。銀歯やセラミックなどの人工の歯には前処理を行ってつけるようにしています。バンドはまれに使用します。
矯正医にスペースクローズを希望してみてください。
虫歯を含めて、修復物で詰めた方が歯のために良いのか、リテーナーで詰めることができる範囲か、または他の装置を再度つけて閉じた方が良いのかは矯正治療をした先生に相談することが一番よろしいと思います。良い解決策が見つかるとよいですね。

相談を投稿する