あみさんの相談

カテゴリ:治療後・アフターケア

矯正済みだが、外科矯正できるのか

質問させてください。
ひどい開咬でアンカースクリューを用いた矯正をしました。上の奥歯を奥にスライドさせて埋め込み、スペースを作り前歯を引っ込めました。その際奥歯が外側に傾いたままです。もどすと前歯は噛み合わないと思います。

上下の前歯の裏にはワイヤーをつけたままにしていめす。舌癖は治っていません。はずしたらすぐ開咬になるとおもまれます 。


矯正前は外科矯正も可能と言われたのですが、(下顎が後退していることもあり)矯正前から力を入れないと口が閉じなかったことが矯正後もかわらず、、それがとても気になるようになりました。たぶん舌癖で下顎の骨も伸びていることもあり、閉じていると唇の裏に歯形がつきます。
寝る時はリテーナーをして口閉じテープをゆるくしていますが、無理に閉じているため歯形がばっちりついて痛みもあります。

ただ口を閉じたいだけなのに、とても辛いです。
でも歯並びはとてもいいので、外科矯正の対象にはならないと思います。

そこで質問なのですが、
奥歯を再矯正したり、前歯のワイヤーを一時的に外して、また開咬にしてから外科矯正をスタートするということは可能なのでしょうか。
おそらく骨格に異常があると思われるのですが、現時点で歯並びはいいです。

気にしすぎなのでしょうが、美容整形でもいいので考えています。でも、歯の噛み合わせを大事にしたいので、美容整形では不安です。お金はかかってもいいので外科矯正をする方法はないでしょうか。

外科矯正による再治療は可能です。
それが保険適応になるかどうかは、保険の外科矯正を行なっている医療機関で相談をするところから始まります。
保険の外科矯正で用いる病名は、顎変形症なので、歯並びが良くても顎変形症が認められれば診断できます。
私は開業するまで、大学病院で外科矯正を専門で行なっていました。
問診をとる上で患者さんが自費で矯正治療を過去に行なっていたかどうかは、患者さんの申告次第というのが現状でした。
よって、過去に自費の矯正を受けているから、保険の矯正を受けられないということは、問診の流れ次第なのかもしれません。
実際、子供の矯正治療を開業医で自費で受けて、その後に外科治療を保険で行う患者さんはたくさんいらっしゃると思います。
現在通院している矯正の先生にまず相談して、装置を外してもらうところからで大変かもしれませんが、骨格から改善して口が閉じやすくできたら良いですね!
  • あみ(32歳 女性 その他 )
  • 2021年03月01日13時29分
お答えいただきありがとうございます!
28歳から2年ほど矯正をし、寝るときのみリターナーをして2年ほどたちます。
矯正の際、前歯同士ををゴムで引き出しているため、根っこがとても短くなっています。開咬のためもともとみじかいこともあり隙間もあります。ワイヤーを外すと矯正前よりも悪い状態になってしまうかもしれないと言われています。できればわたしも外したくはないのですが...
今の先生はとても先生で信頼もしていますが!外科矯正には反対のようです。今現在の歯並びはきれいなため、先生が満足しているようです。

他の歯医者にも行ったことはありますが、通院している患者は見ない?暗黙のルールのような感じで検査をしてもらえませんでした。

引っ越してきた、、などの理由をつけて別の歯医者を探すことも考えているのですが、、やはりセカンドオピニオンはワイヤーがついている状態では難しいのでしょうか。
あみさん、こんにちは、長崎の堀内と申します。
さて、お問い合わせの件ですが、外科矯正適応かもしれない状態から矯正+アンカーで矯正治療をされたということですね。
それで、舌で上顎前歯の舌側を押してるのがご自分を認識できるということなんですね。
歯並びがきれいでも外科併用矯正治療の適応にはなりますよ。
大学病院でご相談されてみてください。
私自身大学病院に勤務していましたが、おそらくて適応できると思われます。
舌で上顎前歯の舌側を押してしまうのは、舌をすっぽり収めるための舌房がないために起こります。
例えば、歯列の横幅が狭かったり、前後的に短かったり、上下歯列の顎の天井と底の距離が長すぎたりすると舌の収まりが悪くて普通にごっくんするのがきついためにで前歯を押してごっくんしてしまいます。
ですから上記のことを矯正+アンカーだったり、外科併用矯正だったりで補ってあげることができれば、舌は正常に機能して楽にごっくんできて歯列も安定することができるわけです。
いずれにしても今の状態から外科併用矯正をすることは可能と考えられますので一度大学病院に受診してみましょう。
ご参考にされてくださいね。
もう一つ、余計なお世話かもしれませんが、扁平足ですよね?
それと猫背。
常に足の指で地面をしっかりつかみながら歩くようにしてみてください。
それでお尻の重心がかかとではなく足の指先にのるような歩き方をするだけでも舌は正常な位置へ行きやすくなります。同時に姿勢がよくなるとおもいます。
あくまで行きやすくなるだけですが、やってみて損はしません。
ご参考にされてくださいね。
  • あみ(32歳 女性 その他 )
  • 2021年03月01日13時33分
お答えいただきありがとうございます!!
私もそうではないかと思っていて、納得です!
顎が下がっているため舌の付け根も一緒に下がり、上顎に舌をつけることが飲み込む際に出来ず、口の中に食べ物が残ります。舌のトレーニングもしているのですが、機能的に欠陥があるのでは!?と思っていました。

大学病院で見てもらいたいという気持ちはあるのですが、その際、連携の取れている歯科医からの紹介状のようなものが必要なのでしょうか。そのため、セカンドオピニオンが必要でしょうか。教えてください。
あみさん、ありがとうございます。
ご納得いただけましたかね。
大学病院に受診されるときは、確かに歯科医院からの紹介状があったほうがいいです。ですので通院しておられた矯正歯科から紹介してもらうのが一番だと思いますが、気まずいようでしたら直接大学病院に受診してみてもいいかもしれません。
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

実際にお口の中を拝見したわけではありませんので何とも言えませんが、口唇閉鎖不全や不正咬合は解消できているとはいえないご様子ですので、今からでも外科矯正にできないか、ということを矯正を担当したドクターにご相談してみてはいかがでしょうか?

お悩みの症状が、外科矯正をすれば良くなるという保証もありませんが、健康保険を使わない自由診療での外科矯正であれば、歯並びが良いからできない、とかいう規制は一切ありません。ご検討下さい。
  • あみ(32歳 女性 その他 )
  • 2021年03月02日07時19分
お返事いただきありがとうございます!!
一度現在の先生に聞いてみようと思います。
歯科+大学病院などで自由診療の外科矯正をあつかうところもあるのでしょうか、、。歯科でしているところは見たことがあるのでさが。

また別の質問なのですが、一度ゴムで引き出した前歯を
再びアンカースクリューなどで埋め込む(圧下する)ということは可能なのでしょうか、、。
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

外科矯正は、歯学部付属大学病院単体、矯正歯科+大学病院、矯正歯科+口腔外科、あるいは矯正歯科+形成外科といった組み合わせで行われることが多いと思います。

保険でも自由診療でも、外科矯正で求められる技術自体はそんなに変わらないと思いますが、あとは各医院の考え方次第になりますので、問い合わせてみないとわからないところかと思います。

一度ゴムで引き出した前歯を再び圧下するということは可能だと思いますが、動き的に正反対のものになりますので、歯根へのダメージを考えるとあまりやりたくない動きかと思います。

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