ゆーあーさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

過蓋咬合の治療について

39歳女性です。
過蓋咬合で噛む力が強く、食いしばり癖もあり奥歯の詰め物が取れやすかったり顎の痛みも出ているので矯正を考えております。
いろいろ調べた結果、時計回りのオートローテーションの治療を行いたいと思っているのですが、ネットで検索すると反時計回りの治療ばかり出てきます。
実際に3箇所ほど矯正歯科のカウンセリングを受けたのですが、どこの先生もオートローテーションの話はされず、また歯並び自体は悪くない・それにも関わらず前歯が先天的に一本欠損しているため矯正自体が難しいようで断られてばかりです。
時計回りのオートローテーションは難しい治療なのでしょうか。

また、私の子供が歯の生え始めは前歯同士が噛み合っていたのですが、歯が生えそろう頃には私と同じ過蓋咬合になってしまいました。そのせいなのか、現在3歳なのですが毎日気づくとギリギリ歯軋りをしていて早く矯正してあげたいと思っています。
子供の場合はやはり永久歯が生えそろう頃まで矯正はできないのでしょうか。

歯科矯正治療によって下顎が時計回りすることで、以下のような影響が起こる可能性があります。
1. 噛み合わせの不良:下顎が時計回りすることで、上下の歯が適切に噛み合わなくなる可能性があります。これによって咀嚼時の負担が増し、歯や顎関節に負担がかかる可能性があります。
2. 舌の位置の変化:下顎の位置が変わることで、舌の位置も変化する可能性があります。これによって発音や食事の際に舌の動きが影響を受けることがあります。
3. 顔の形の変化:下顎の位置が変わることで、顔の形にも影響が出る可能性があります。特に顎の位置が変わることで、顔のプロポーションに変化が生じることがあります。
ゆーあーさん
はじめまして、さわだ矯正歯科西院クリニックと申します。
一般的に過蓋咬合の方は噛み合わせが強く、顎が反時計回りに回転している事が多いため、その見た目にも気になるかと思いますおもいます。一般的には過蓋咬合の治療は前歯部の圧下が主となり、顎位の変化はほぼ行いません。
さて、時計回りの回転についてですが治療法として歯の高さを高くする。もしくは奥歯を後ろに移動すれば確かに時計回りに顎が回転するかと思います。しかしながら、歯の高さを高くする場合歯の周りの組織や骨がついて来ず、結果的に歯周病になったような状態になる可能性があります。また、後方への移動に関しましても昨今では矯正用アンカースクリューがありますので可能ではありますが、かなり難しい治療になります。どちらにせよ、歯への負担が大きい治療になるかと思います。
もし相談されるなら、顔貌や顎位の希望を伝えた上で相談をされたほうがいいかもしれません。

子供さんについてですが、子供の歯の時期に受け口や前歯が咬まない開咬があるようでしたら早めに治療を行う事もありますが、基本的には前歯上下8本が永久歯になった頃に始める事が一般的かと思います。
  • ゆーあー(39歳 女性 )
  • 2024年01月25日05時37分
回答ありがとうございます。
かなり難しい治療だろうと思っていましたが
今まで相談に行った歯科の先生からはここまでの説明は
受けた事は無かったのでお話が聞けてよかったです。
顔貌の事など伝えても言葉を濁されて終わった事ばかり...とある医ある医師からは外科手術ならできると言われました。
もしくはオトガイ切除の美容外科も勧められてました。
その時は手術はやりたくないと思ってしまったのですが
現在歯周病も気になってきている状態なので
難しい矯正をやるより手術も検討してみたいと思います。

子供に関しては、永久歯が生えそろう頃に矯正相談行きたいと
思います。

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