むるこさんの相談

カテゴリ:その他

現在、通常矯正にて治療中。外科矯正に切り替えることは可能か?

  • 投稿者 むるこ さん [19才 女性 会社員] 2016/01/17/ 15:38
  • カテゴリー 外科矯正 その他 治療中
  • お悩みの歯 上あご右1番 上あご右2番 上あご右3番 上あご右4番 上あご右5番 上あご右6番 上あご右7番 上あご右8番 上あご左1番 上あご左2番 上あご左3番 上あご左4番 上あご左5番 上あご左6番 上あご左7番 上あご左8番 下あご右1番 下あご右2番 下あご右3番 下あご右4番 下あご右5番 下あご右6番 下あご右7番 下あご右8番 下あご左1番 下あご左2番 下あご左3番 下あご左4番 下あご左5番 下あご左6番 下あご左7番 下あご左8番

外科矯正についてご相談させていただきます。

3年前に上下顎前突と診断を受け、現在、通常矯正を行っている最中です。
診断の際に上顎骨の軽度前突と下顎骨の後退も認められたのですが、通常矯正のみでも気になっていた下顎の緊張感・横顔のEラインにある程度結果が望めるとの助言を受け、通常矯正による治療に踏み切りました。

現在、抜歯後の隙間も埋まり、歯列はほとんど完成しているのですが、上下顎のバランスが改善されず、治療を開始した当初気になっていた下顎の緊張感・横顔のEライン形成にも満足いく結果が得られていない状況です。
そこで、現在行っている通常矯正を中断、または装置が取れた後に外科矯正に切り替えようと考えているのですが、そうしたことは可能なのでしょうか?
また可能な場合、術前矯正の期間が軽減されることなどはありますか?

お忙しい中恐縮ですが、ご回答いただけると幸いです。

それは残念な結果ですね。

通常の矯正治療で反対咬合を改善する場合、上の前歯は前方に、下の前歯は内側に移動させて治します。その結果、前歯のかみ合わせをかわりますが、顎の位置は変わりません。横顔の変化もわずかです。成人の方の場合は歯の角度を変えることによってかみ合わせだけがかわるだけです。今はそういった治療をされているはずです。

ところが外科矯正を前提にした矯正治療はまったく逆の事をします。説明が少し難しいのですが、歯を顎の現在の位置に合わせます。むるこ様の場合は上下の顎の骨の位置に問題あるのですから、その顎の位置に合わせた状態に歯の位置も移動させます。

簡単に言うと“きれいな反対咬合”と言った感じです。最初の状態よりも反対咬合は悪くなった感じです。この状態から手術をして顎の骨を動かします。骨を動かすと同時に歯の位置も正常になります。そして横顔も同時に治ります。

残念ですが外科矯正を前提にした矯正治療と通常の矯正治療では前歯は逆の動きになります。少しは期間短縮になるかもしれませんが、あまり期待できません。

ただし、外科矯正を併用する場合はすべてが健康保険の適応症になります。現在表側に装置がついているのなら保険の適応になります。負担は通常の矯正治療よりも軽減します。今行かれている医院が育成、更正医療機関であれば保険の適応にすることができます。相談してみてください。
むるこさん、はじめまして、京都市 くす矯正歯科 楠 です。
だいぶお悩みのことと思います。
基本的には通常矯正のみの自費診療で治療を行った場合は、
手術も健康保険が適応になりません。
外科矯正を保険を利用して行うには、歯科医院が届け出が必要です。
まずは主治医の先生にそれも含めてそうだんされてはいかがでしょうか。
むるこさんこんばんは、早速ですがご質問にお答えさせていただきます。
通常上下顎前突の場合は手術をせずに小臼歯4本を抜歯して口元を下げる治療をします。手術適用となるのは重度の反対咬合(下顎骨の過成長)や重度の上顎前突(上顎骨の過成長または下顎骨の劣成長)の場合です。拝見させていただいていないのでこれは推測になりますが、オトガイの緊張感は歯が前に出ていることと下あごが後方に回転していることが原因なのではないでしょうか。こういったケースの治療としては上下の大臼歯を矯正用インプラントで遠心圧下(後方+歯茎方向)に牽引しながら小臼歯の抜歯スペースを使い前歯を後方へ下げる治療がベストだと思われます。そうすれば前歯がしっかりと下がると同時に下あごが前方に回転してくるため(右横から見たときに反時計回り)オトガイの緊張感が取れ、顎の先が前方に出てくることで横顔もある程度綺麗になります。矯正治療単独ですと骨格は変えられませんので限界はありますが、矯正用インプラントを併用することである程度口元を改善することが可能です。今現在抜歯の隙間がなくなっているということですが、歯科矯正用アンカースクリューでの加療が可能かもしれません。
長岡京市さわだ矯正歯科クリニック澤田大介です。難しい問題ですが当院では解決策としてアンカースクリューを利用した矯正歯科治療のみの方法を行っています。アンカースクリューから上の歯の長さを全体に短くして下顔面の縮小による下顎の後退の改善を試みています。そうすればお口が閉じやすくなり下顎の後退感は減少します。当院のyoutube、ホームページにケースがあります。治療例3上下顎前突を抜かずに小顔にしたケースです。現在はより早く治療っきるようになりました。
上下顎前突の原因の一つとして舌で前歯を押して嚥下していることがあります。これを治さないと根本的な解決になりません。かみしめて舌を挙上したまま嚥下するトレーニングが必要です。また、よくかみしめてゆっくりとかむこと、食事中水分をとらないでかんでのみこめるようにすることが大事です。
さわだ矯正歯科です、外科矯正についての追加です。外科矯正への切り替えは可能かもしれません。顎変形症であると主治医が認めて本人もオペを望むならばですが。可能な場合は、術前矯正は短縮される場合もありますが半年はかかるのが通常です。ですが、オペ方法によりますし、現在の歯の抜歯の有無にもよります。

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