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歯科医師を目指したきっかけ

増岡 尚哉先生のホームページを見る

歯科医師を目指すきっかけをはじめ、矯正歯科やマウスピース矯正に力を入れることになった理由などを伺いました。

身近に歯科医師がいることで目指した道

身近に歯科医師がいることで目指した道

歯科医師を目指したきっかけは親族に歯科医師がいて、生き方に憧れて目指そうと思いました。
歯科の中でも矯正歯科を選んだ理由は、歯を削ることなく患者様を幸せにできると思ったことと、やはり専門性の高さです。ほかの歯科治療は削ったり詰めたり、補綴(ほてつ)などの原状回復が主な目的ですが、矯正歯科は現状のものをより良くできるところに魅力を感じました。
その勉強の過程でマウスピース矯正と出会い、大きく時代が変わる予感がして力を入れて勉強するようになりました。

マウスピース矯正との出会い

マウスピース矯正との出会い

医局のなかで留学していた先生から、「アメリカでは新しい治療法が始まっているよ」と聞いていたタイミングで、日本にもマウスピース矯正が入ってきました。僕自身も舌側矯正(裏側矯正)とマウスピース矯正のコースを同時期に受講していて、マウスピース矯正に将来性を感じたので、より突き詰めていくようになりました。
「ほかの先生がやってないことをやりたい」という興味から始まったのですが、勉強していくうちに、「これは矯正歯科の流れを大きく変えるものだな」と実感し、新しい治療法として浸透していくと思うようになりました。
今思うと、デジタル化への一歩だったんですよね。歯科に限らず時代の流れというものも大きくて、ITやデジタル化とマウスピース矯正がうまくかみ合ったときだったと思います。

装置がマウスピース型ということのほかに画期的だと思ったのは、治療計画をシミュレーションして、最初に細かく治療のゴールを設定できる点です。
ワイヤー矯正は何となくのゴールを先に決めても、毎月のチェックの中で少しずつ変わっていく部分があったのですが、マウスピース矯正は最初の時点で患者様に、「こういうゴールまで目指します」と言えるのがすごいと思いました。