さわだ矯正歯科クリニック

得意・専門とする治療や研究分野

日々医療が進歩する中、矯正治療=歯を抜くという点に疑問を感じ、できる限り抜かない治療方を目指し研究に励み診療をしてきました。
その結果、開業当初は30%だった抜歯率は、今では5%未満にまで減らすことが出来るようになりました。
その結果、歯を抜かなくても良好と診断できるEライン、安定した歯並びを目指せる治療ができるようになりました。

なるべく歯を抜かない矯正治療だけでなく、小児矯正にも力を入れています。
その中で、お子様が矯正治療を受けやすいように、簡単で痛み違和感の少ない装置開発に取り組んでいます。

患者様に対しては、初診カウンセリング時から顔、口腔内の写真を撮り似た治療例をお見せしながら治療のご提案をしていきます。
毎回の治療時も写真撮影を行ってお渡しするようにしています。

当院はなるべく歯を抜かない矯正治療にこだわってきたからこそ、その仕組み、根拠を患者様にも分かりやすく説明し、ご理解いただけるように努めています。
そして、まだまだ抜歯が当たり前の矯正治療を、抜かないことが当たり前の治療に変えていきたいとも考えています。

また、インプラント矯正ともいわれる、アンカースクリューを利用した矯正治療により、従来の方法だけでは難しかった矯正治療の方法もできるようになりました。
歯は奥に移動することや、根の方向へ埋めるように動かすことが難しかったのですが、アンカースクリューというネジが開発されたことで、歯を動かす支点を作れるので、自由自在に歯の移動がコントロールできるようになったからです。
これもまた、矯正治療において、できる限り歯を抜かない治療が出来るようになった理由です。

当院の特徴

当院では、患者様の矯正治療への負担を軽減できるように、目立ちにくく、歯を動かすときの痛みをできる限り少なく治療できるように、矯正装置の開発にも力を入れています。

例えば、特許を取得しているオリジナル拡大装置(特願2004-181601 可撤式の矯正装置)の場合、装着感の軽減にはかり、また、ご自宅でのお手入れも洗うだけと最低限になるように工夫しました。
歯列（デンタルアーチ）を継続的に広げながらスペースを作り、歯を同時に揃える取り外し式装置となっています。
痛みも少なく、見た目にも目立ちにくいだけでなく、装着していてもお子様が快適に利用できるようにしていますし、保護者の方のお手入れの手間などの負担も軽減できます。
また、この装置はお子様の治療だけでなく、大人の方にも応用することができ、治療の効果も挙げています。
装置自体の調整もほとんど必要がないため、来院回数を少なくすることもできます。

そのほかの矯正装置では、コンピュータによるカステムメイドの裏側矯正装置を取り扱っています。
金具が小さく、柔らかい金属を使用した装置なので、歯にかかる力が弱くなり、歯を動かすのに痛みが出にくく、持続的に力を加えることができる装置を使用しています。