神戸矯正歯科グループクローバー歯科クリニック神戸マルイ院医院HP

兵庫県神戸市中央区三宮町1-7-2 神戸マルイ5階

矯正治療について

矯正治療に興味があっても、公的医療保険が適用されないことから、なかなか治療を受ける決断をしにくいという方もいるかと思います。

当院では少しでも気軽に矯正治療への一歩を踏み出していただきたいと思っています。
だからこそ、初診相談を行っており、患者様の歯並びに関するお悩みの解消に繋がるように努めています。
まずはお気軽にご相談ください。

当院で取り扱っている矯正治療

【表側矯正】

永久歯が生え揃った永久歯列期での矯正治療に適用される矯正治療の方法です。
歯の表面にブラケットという矯正装置を張り付け、ワイヤーで繋げて歯を動かす治療法です。
従来から行われている治療法で、矯正治療の中でも比較的思い浮かべていただきやすい方法ではないかと思います。
従来は金属製のブラケットを使用していた治療法ですが、当院では歯に馴染みやすい白いブラケットを採用しています。

【審美的な表側矯正】

通常は銀色のワイヤーでブラケットを繋げ治療を行うのですが、審美性に配慮する方法として、白いワイヤーを選択いただくこともできます。
当院で採用している白いブラケットと組み合わせることで、ある程度離れている場合は、歯に矯正装置が馴染み見えにくくなります。
そのため、周囲から矯正治療中であることが分かりにくくなりますし、装置が見えても歯の色との見た目の違和感を抑えることができます。

【裏側矯正】

ブラケットとワイヤーを歯の裏側に装着することで、より目立ちにくさに配慮できる方法が裏側矯正です。
ただ、歯の裏側に装置を装着することで、舌が装置に当たって話しにくさや発音のしにくさに繋がるデメリットはあります。
それでも表側からは矯正装置が見えにくいので、周囲の人たちに気付かれずに矯正治療を受けたい方に向いている治療法だと考えています。

【矯正治療用のインプラントを併用】

矯正治療の際に、歯を動かすための固定源として、小さなピン状の矯正治療用インプラントを矯正装置と併用する方法があり、これをインプラント矯正と呼びます。
当院では、出っ歯の症状がある方の治療で、前歯を後ろに引っ込めるような治療を行う際などに併用します。
中央の前歯から4番目の歯を抜いて、それによってできたスペースに歯を後退させるように動かす際の固定源とします。
インプラントを併用することによって、奥歯の前進を防いで治療を行うことができ、これにより抜歯したスペースを有効に活用し、前歯をしっかりと後退させることができます。

【マウスピース矯正】

マウスピース状の矯正装置を使用し、治療の段階に合わせて新しいものに交換しながら治療を行う矯正装置をマウスピース矯正と呼びます。
使用するマウスピースは透明で薄い構造なので、目立ちにくさという点でも優れた矯正装置です。
また、患者様自身で取り外しでき、食事や歯磨きなどの時は取り外すので、矯正治療前と同じように過ごせる特徴もあります。

矯正治療の流れ

初診相談(30分～60分)

矯正治療をご希望の方には最初に初診相談を行っています。
未成年のお子様は保護者の方とのご来院をお願いしています。

初診相談では、歯並びに関するお悩み、気になる点などを伺い、矯正治療が必要かなどを診断します。
その上で、治療で使用を想定できる矯正装置の種類や、治療期間・費用の目安といったことをお伝えします。

こういった情報を元に、矯正治療を受けるかを判断していただきたいと思います。
精密検査(約60分)

治療に進まれる場合は、患者様に合わせた治療計画を作成するための精密検査を行います。
歯型の採取、顔や口の写真撮影、レントゲン撮影などが検査内容となります。
後日これらの情報を元に、治療計画の説明にて再度ご来院ください。
治療計画の説明(30分～60分)

治療計画を患者様に説明させていただきます。
できる限り分かりやすい説明を心掛けていますが、分かりにくいことがあればお気軽に聞いていただき、治療前の疑問や不安を解消していただきたいと思います。
患者様には治療内容をご理解いただいたうえで、実際の治療に進んでいただきたいと考えています。
歯磨き指導・口腔内清掃(約60分)

矯正装置の装着前に歯磨き指導と、口腔内清掃を行います。
これは正しい歯磨きを身につけていただき、矯正治療中の磨き残しなどが原因となる、虫歯や歯周病のリスクを軽減できるようにするためです。
また、口腔内清掃を行うことで、矯正治療中の口腔衛生にも心掛けています。
矯正装置の装着(動的治療開始)

矯正装置を装着して歯を動かす動的治療を開始します。
治療期間中は、使用する矯正装置、症状などによって個人差はありますが、3～6週間に1回のご来院となります。

経過観察中と診断したお子様の場合、2～6ヶ月おきにご来院していただきます。
矯正治療の動的治療は個人差があります。
治療期間の目安などについては、治療計画の説明時などに確認してください。
保定期間(1.5～2.5年)

歯並びが治療計画に沿って改善されたと診断できたら動的治療期間は終了し、矯正装置が外れます。
ただ、歯を動かしたばかりの顎の状態は不安定です。そのため、何もしないでいると、再び歯が動いてしまい、歯並びに再び乱れが生じる後戻りが起きてしまいます。

それを防ぐために、保定期間を設け、その期間は保定装置を装着していただきます。
この保定期間中、保定装置をしっかりと使用していただくことで、治療後の歯並びが安定し、治療効果を実感していただけると思います。

当院では定期観察のため、2～6ヶ月に1度の通院をご案内しています。